トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > Gadgetニュース

公開日 2024/10/04 18:44
アプリもリニューアル

「Oura Ring 4」発表。センサー精度向上、リング内側の隆起がほぼ平坦に

Munenori Taniguchi
Ouraは、スマートリング製品の第4世代となる「Oura Ring 4」を発表した。

Samsungが「Galaxy Ring」を発売するなど、ライバル製品も登場しているが、2015年に最初のRingを発売したOuraはスマートリングという製品ジャンルでトップの地位を固めている。

外観ではRing 4はRing 3とほとんど変わっていないが、リング内側に使われていた樹脂が、Ring 4では全面チタンとなった。さらに内側にあったセンサーカバーの隆起は、ほとんど平らになっている。

ソフトウェア面でも、センサーが可能な限り正確なデータを取得できるよう、アルゴリズムの処理に改良が加えられた。この新しいアルゴリズムにより、信号品質が120%、血中酸素追跡の精度が30%向上したという。さらに、心拍数測定値のずれも昼間で7%、夜間では31%減少したとOuraは述べている。また、Ring 4は40種類にのぼるアクティビティを自動検出することも可能だ。

このアルゴリズムの改良は、バッテリー消費の削減にもつながり、その持続時間は最大8日間にまで伸びているとのことだ。ただ電力消費はデバイスの使い方にもよるため、常に最大のパフォーマンスが出るわけではないと思っておく方が良いだろう。

専用アプリにはRing 4発表前から、ストレス、リプロダクティブヘルス(生理周期などの健全性)、心臓の健康状態の追跡機能に加え、実験的な機能をテストするOura Labsなどが追加されているが、その結果として機能が雑然としつつあった。今回、Ring 4に合わせてアプリもリニューアルされ、新しいバージョンでは「Today」「Vitals」「My Health」という3つのセクションに分けて整理されている。Todayセクションは、ユーザーの健康目標に応じて、生体測定のタイムライン的な概要を示す。Vitalsはユーザーが目標とそれに対するスコアを深掘りすることができ、My Healthではより長期的な傾向を見ることができる。

Oura Ring 4の価格は仕上げによって異なり、シルバー、ブラック、ブラッシュドシルバー、ステルスが399ドル、ゴールドおよびローズゴールドが499ドル。サイズはRing 3が6〜13だったところがRing 4は4〜15となっている。

米国ではすでに予約受付が開始しており、10月15日から出荷が始まる予定。なお、Oura Ring 3は在庫がなくなるまで引き続き販売するとのことだ。

Source: Oura
via: The Verge
coverage:

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 ソニー、第2世代フラグシップ・ミラーレス一眼「α1 II」。画質、操作性を着実に強化
2 オーディオファイル待望の物量投入型プリメインアンプ!デノン「PMA-3000NE」をクオリティチェック
3 目黒蓮を“もっとそばに”感じられる特別イベント。「レグザミュージアム〜The 6 STORIES〜」11/21から原宿で開催
4 ボーズ、McIntosh Groupを買収。マッキントッシュ、ソナス・ファベールが傘下に
5 ビックカメラ.com、「2025年新春福箱」の抽選申し込み開始。全66種類、iPadやPS5も登場
6 覚えておくと絶対便利!iPhoneの「計測」アプリでできる、あんなことこんなこと
7 ビクター「HA-A6T」レビュー!5000円切り完全ワイヤレスイヤホンは「価格を上回るクオリティ」
8 高音質と機能性を両立する新たなスタンダード機!AVIOTのANC完全ワイヤレス「TE-V1R」レビュー
9 Meze Audioが打ち出す待望の入門モデル。開放型ヘッドホン「105 AER」&イヤホン「ALBA」の音質に迫る
10 新開発ユニットを巧みに操る懐深いサウンド。ELAC「Debut 3.0」フロア型/ブックシェルフ型を聴く
11/21 10:37 更新

WEB