セガは、手のひらサイズの「メガドライブ ミニ」を2019年9月19日に発売することを発表した。価格はコントロールパッド1つが付属の通常版が6,980円（税抜）、コントロールパッドを2つ同梱する「メガドライブ ミニW」が8,980円（税抜）。

東京・ベルサール秋葉原で開催中の「セガフェス」で発表されたもの。また、セガ公式Twitterでも告知が行われている。

本体にはセガタイトルだけでなく、ファンからの高い人気を持つサードパーティータイトルも含め、「メガドライブの歴史といえる40タイトル」を収録予定としており、現在うち10タイトルが発表されている。うち3タイトルは、先日より開催の投票により決定したもの（関連ニュース）。

・『ソニック・ザ・ヘッジホッグ 2』
・『ぷよぷよ通』
・『シャイニング・フォース 〜神々の遺産〜』
・『VAMPAIRE KILLER』
・『レッスルボール』
・『スペースハリアー II』
・『コミックスゾーン』
・『レンタヒーロー』
・『ガンスターヒーローズ』
・『魔導物語 I』

いずれのゲームも可能な限り当時のままを忠実に再現したうえで、中断セーブ機能を本体に追加。いつでも途中でセーブしてやり直すことが可能となった。

コントローラには人気の高い「ファイティングパッド6B」を標準装備。また、テレビへの接続はHDMIで、電源はUSBにより供給する。映像出力は720P／480Pで、音声出力はHDMIからのリニアPCM出力となる。

本体は1988年当時、最初に発売されたモデルをもとに、オリジナルの約55％に縮小した154W×39H×116Dmmのコンパクト設計。カートリッジは挿せないものの、パワースイッチやパワーランプ、リセットボタンなどは、オリジナルと同様に操作することが可能。また、カートリッジスロットの開閉する蓋やヘッドフォンボリューム、拡張スロットなどのギミックを再現している。

メニュー画面は収録する40タイトルが発売順や五十音順、同じジャンル同士などで表示させることができ、BGMは古代祐三氏が担当する。