仮面ライダー生誕50周年企画作品として、2023年春公開予定の劇場作品『シン・仮面ライダー』の一部キャストが本日発表された。本郷猛／仮面ライダー役として池松壮亮。緑川ルリ子役として浜辺美波が出演する。

明日10月1日より国立新美術館にて開催される「庵野秀明展」を前に実施された『シン・仮面ライダー対庵野秀明展』合同記者会見にて発表されたもの。1971年に放送されたオリジナルの『仮面ライダー』では藤岡弘、の演じる本郷猛役を担当することとなった池松壮亮はオーディションでの決定だという。

また、森川千恵子の演じていたヒロイン、緑川ルリ子を演じる事となった浜辺のキャスティングについて、同作の監督・脚本を担当する庵野秀明は「部屋に東宝のカレンダーを張っていて、その月がたまたま浜辺さんだった」と意外な理由を明かし、その後『賭けグルイ』での演技を見て「勘が当たった」と続けてコメントした。

合同記者会見では、同作に参加するデザイナーについても監督の口から言及。ステージ上でも実車が披露された仮面ライダーの搭乗するバイク「サイクロン」はエヴァンゲリオンのデザインを担当する山下いくとによるデザインになっているとのこと。

本作に登場する仮面ライダーは、庵野秀明作品にも多数参加する前田真宏がデザインを担当。監督の口からも語られたように「ガメラ、ゴジラ、ウルトラマン」に次いで仮面ライダーを本作で手掛けることとなる。ほか、庵野との親交も深く、これまでの仮面ライダーシリーズにもデザイナーとして複数登板してきた出渕裕も参加するとのことだ。