トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > ホビー&カルチャーニュース

公開日 2022/08/18 16:17
チャックの煽りまで再現しなくても

『ベター・コール・ソウル』ゲームボーイ版が公開。名場面を8ビット風に再現【Gadget Gate】

多根清史
超人気ドラマシリーズ『ブレイキング・バッド』のスピンオフ作品である『ベター・コール・ソウル』は最終回が放映され(日本でもNetflixで配信中)、悪徳弁護士ソウル・グッドマンことジミー・マッギルの生涯には1つの区切りが付けられた。

Image:Lumy Touch

そのジミーらを主人公として「ゲームボーイ」専用ゲームとした…という体を取ったファンメイドのデメイク(あえてレトロゲームに寄せたアレンジ)映像が公開されている。

この映像は、『ベター・コール・ソウル』ファンの Lumpy Touch氏が、2bitcrook氏とbranflakes氏の助けを得て作ったものだという。もっとも本編のネタバレも含まれているので、そちらに敏感な人は覚悟ないし見ないことをお勧めしておく。

さてゲームボーイ版デメイク(そもそもデメイクの元になる「原作ゲーム」がないのだが)では、ドラマ版の主人公といえるジミー、キム、マイクの3人が選べるようになっている。それぞれガッツ、ハッスル、権威、弁護士などの能力値や、そのキャラならではの固有スキル付きである。その前に流れるオープニングでの、番組テーマ曲の8ビット風アレンジも聞き応えありだ。

ジミーでゲームを開始すると、兄のチャックが「俺はお前が何者かを知っている。滑りのジミーだ!」とおなじみのセリフで煽ってくる素晴らしさ(ゲームボーイ音源らしい低ビットレート音声つき)。

ジャンプアクションの「砂漠を探検しよう!」や、マイクがトラックを狙撃するシューティング、元上司のハワードとジミーが『パンチアウト!!』風に対決したりと、数々の名場面がモノクロのドット絵で表現されている。

『ブレイキング・バッド』シリーズは本編は大成功したものの、これまでゲーム化に恵まれたとは言い難い。

たとえばスマートフォン用ゲーム『Breaking Bad:Criminal Elements』も、メタンフェタミン(麻薬)製造の拠点を守る…というテーマが不穏だったためか、短命に終わっている。また生みの親であるヴィンス・ギリガンが「GTA」風のゲームを売り込もうとしたが、結局は実現しなかったことも明かされていた。

『ベター・コール・ソウル』制作陣は今後スピンオフの予定はないと明言しており、『ブレイキング・バッド』の世界観は終わりを告げた可能性が高い。このゲームボーイ版デメイクが、実際にプレイアブルな形になることを祈りたいところだ。

Source: Lumy Touch(YouTube)
via: Gamesradar

テック/ガジェット系メディア「Gadget Gate」のオリジナル記事を読む

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 ピュアにこだわり続けたサウンドバーの集大成。デノン「DHT-S218」のスゴさをVGP審査員3名が語る
2 33、45、78……アナログプレーヤーの「回転数」で何が変わる?
3 なにわ男子、8/14サブスク・DL配信解禁! 全シングル&最新アルバムの計7作が聴き放題に
4 <香港ショウ>DITA、ヘッドバンド型イヤホンのプロト「KA-1」展示/FIIO初のCDプレーヤー「DM13」
5 4K高画質で怖さ倍増!暑さ吹き飛ぶホラー映画・UHD BDから厳選7タイトルをレビュー
6 AZLA、10mmベリリウムコーティングドライバー搭載のイヤホン「HORIZON II」。3in1マルチプラグも採用
7 Amazonとヨドバシcom、AirPods ProやiPadが超特価!8月18日まで限定
8 【ミニレビュー】オーディオ機器に “貼るだけ”。アドパワー・ソニック「Hexagon」
9 ハイコスパ&多機能プレーヤーの決定版。Apple MusicもAmazon Musicも楽しめるeversoloのストリーマーをチェック
10 その充電器、iPhoneを急速充電できる?見分ける方法をチェック
8/14 10:48 更新

WEB