いよいよAmazonのビッグセール「プライムデー」の開催が迫ってきた。7月11日と12日の2日間、ありとあらゆる商品が安くなる年に一度のお祭りだ。7月9日からは先行セールも実施されるので、狙い目のアイテムは売り切れ前の争奪戦も予想される。

さて、このプライムデーだが、キャンペーンをうまく活用することで、「Amazonで買い物をせずに得する」方法があるのでご紹介したい。

■ギフトカード＋Amazon Payで最大2.5%ポイント還元！

今回のプライムデーではプライム会員を対象に、「ギフトカードチャージで0.5%ポイント還元」と、「Amazon Pay利用時にギフト券で支払うと2.0%ギフトカード還元」という2つのキャンペーンが同時開催されている。

それぞれを簡単に説明すると、ギフト券チャージはその名の通り「Amazonギフトカード チャージタイプ」を購入すると、0.5%のポイント還元が受けられるというもの。条件としてはまずキャンペーンにエントリーし、「コンビニ・ATM・ネットバンキング・ 電子マネー払い、またはクレジットカード支払い」で5,000円以上ギフトカードを購入すればいい。これでキャンペーンの恩恵が受けられる。



もう一方は、Amazon Payの支払い時にAmazonギフト券で支払うと、通常1%のギフトカード還元プログラムに加え、キャンペーンの1.0%が追加付与されるので、合計2.0%が還元される仕組みだ。付与はAmazonギフトカード残高に直接行われる。



これら2つのキャンペーンは併用可能なため、ギフトカードをお得にチャージしつつ、そのギフトカードを使ってAmazon Payを支払うことで、最大2.5%の還元が受けられるというわけだ。

■Amazon Payは「Amazon以外」でも使える

もちろんこの方法を使って、プライムデーの特価商品をAmazonで購入すれば、お得であることに間違いはない。しかしこの方法の良いところは、「Amazon以外の買い物にも使える」という点にある。

Amazon Payが利用できる各種ECサイトで、ギフトカード残高で支払えばいいわけなので、様々なサービスが考えられる。なかでもオススメなのは、Amazon Payキャンペーンが別途開催されている「ふるなび」や「ふるさとチョイス」などのふるさと納税サイトだ。

「ふるなび」を例に取ると、サイト開設9周年を記念して、最大20%のふるなびコインがもらえるキャンペーンが実施中だ。ふるなびコインはAmazonギフトカードや楽天ポイントに交換できるので、Amazon上だけでなく、ここでもさらに得することができるようになっている。

ふるさと納税の返礼品は地域によって様々だが、名産品から電化製品までもらえると嬉しいものばかりが用意されている。寄附金額に応じてグレードも変わってくるので、いわゆる高額返礼品になると、それを単独で購入するには思い切りが必要なものも多い。その点、ふるさと納税であれば所得税の還付や住民税の控除にもつながるため、手が出しやすい。

ギフトカードのチャージキャンペーンはポイント還元の上限が20,000ポイントと設定されている。0.5%の還元率なので、上限には400万円分の購入が必要だ。しかし、Amazon Payによるギフトカード還元は付与上限が設定されいないので、支払った分だけ2.0%の還元が受けられる。また「ふるなび」のキャンペーンも付与上限がないので、こちらでも同様に、大きな寄付にはそれだけの還元がある。

Amazonで商品を購入するにしても、ふるさと納税に寄付するにしても、この機会を逃すとかなりの損になってしまう可能性がある。自分がキャンペーンの対象かどうかをチェックして、最大限の還元を受け取って欲しい。