富士通は、64bit版Windows 10 Home Edition搭載の個人向けノートPC「LIFEBOOK」シリーズの新製品として、以下の4モデルを5月18日から発売する。ラインナップと市場想定価格は以下の通り。

■LIFEBOOK
・「AH53/B2」￥OPEN（予想実売価格20万円強）

・「AH45/B2」￥OPEN（予想実売価格17万円前後）

・「AH42/B2」￥OPEN（予想実売価格14万円前後）

■ESPRIMO
・「FH52/B2」￥OPEN（予想実売価格16万円前後)

「AH53/B2」「AH45/B2」「AH42/B2」はいずれもインテル第7世代型のCPUを採用したA4サイズのノートPC。「AH53」「AH45」は共通して、どの角度からもくっきり見えるフルHD液晶と、BDXLに対応したBDドライブを搭載している上、360度カメラで撮影した動画データの再生や編集が可能になっている。

「AH53/B2」はハイエンドモデルに位置付けられており、CPUに最大3.8Hz駆動のCore i7-7700HQ、メモリにDDR4規格8GBを採用。内蔵スピーカーはオンキヨー製でハイレゾ再生に対応している。また10Gbpsの高速データ転送に対応した最新規格、USB Type-C[Gen2]端子を備えている。バッテリー持続時間は約6時間。ブラック、レッド、ホワイトのカラーバリエーションを用意する。

「AH45/B2」はスタンダードモデルに位置付けられ、CPUは2.4GHz駆動のCore i3-7100U、メモリは4GB。こちらは5Gbpsまでのデータ転送速度を持つUSB Type-C[Gen1]端子を備えている。バッテリー持続時間は約9時間。ブラック、レッド、ホワイトのカラーバリエーションを用意する。

エントリーモデルの「AH42/B2」は1.8GHz駆動のCeleron 3865Uと4GBのメモリを採用し、液晶が1366×768のワイドHD、ドライブがDVD±R DLの書き込みまで対応したスーパーマルチドライブとなっている。バッテリー持続時間は約9.1時間。ブラック、レッド、ホワイト、ゴールドの4色を用意する。

3機種共通の仕様としては、重量は約2.3kg。富士通独自基準の耐久性・環境試験と製造検査を行ってから出荷される。

デスクトップPCの「FH52/B2」はディスプレイ一体型タイプの省スペース型。「家族共用のリビングPC」として設計されており、４辺のフレームを狭くしたフルHDのIPS液晶を使用。設置面積を変えずディスプレイを22°まで傾けることや、キーボードやカメラを本体に収納することができる。CPUはCeleron 3865U、メモリは内蔵4GB。地デジ・BS・CSチューナーを2つずつと、DVD±R DL書き込みまで対応のスーパーマルチドライブを内蔵する。

すべての機種に、英語隔学習ソフト「Learn to Speak English 12」と、部位によって打鍵感を変え、長時間でも疲れにくい形状をしたキーボードとATOK2017を搭載。1TBのHDDを内蔵し、無線LAN、Bluetooth v4.1に対応する。