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公開日 2017/07/04 11:00
360度動画の再生/編集に対応

富士通、ハイレゾ再生対応の一体型PC「FH90/B2」ー スピーカーをパイオニアと共同開発

編集部:成藤正宣
富士通は、一体型デスクトップPCシリーズ「ESPRIMO」の新モデル、「FH90/B2」を7月6日より発売する。価格はオープンで、予想実売価格は23万円(税抜)前後。

「FH90/B2」

従来モデル「FH90/A3」の後継機となる64bit版Windows 10 Home搭載モデルで、Creators Updateをプリインストールして出荷される。「個人利用の書斎PC」をコンセプトにしており、大画面・高音質を備えたハイスペック機となる。

従来モデルからの変更点として、CPUがインテル最新のCore i7-7700HQとなり、VRゴーグルなど外部映像機器との連携を意識してHDMI出力端子が追加されている。代わりに、USB Type-C端子が削除されている。

パイオニアと共同開発した4Wの大型スピーカー2基と10Wのサブウーファー、Texas Instruments社製のヘッドホンアンプを内蔵しており、日本オーディオ協会のハイレゾロゴを取得。さらに、ハイレゾ音源再生やCD音源をハイレゾ相当にアップサンプリング・保存を行うソフトウェア「Curio Sound for FUJITSU」をプリインストールしている。

解像度1920×1080の27型ワイドIPSディスプレイと本体が一体化した筐体に、顔認証対応のスライド式カメラとワイヤレスキーボードが収納可能。使用頻度の高いボタン、BDドライブ、USB3.0端子などのインターフェース類は筐体前面に配置されている。背面にはUSB3.1 A端子(Gen2)を搭載し、対応する機器との高速通信が可能。キーボードはキーストロークが3mm、部位によって押下圧が3段階に分かれており、ステップ型のキートップによって快適かつ正確なキータッチを支援する。

その他、英語隔学習ソフト「Learn to Speak English 12」や、360°動画の再生ソフト「Power Media Player」と編集ソフト「CyberLink PowerDirector 15 for FUJITSU」を標準搭載。正距円筒図法形式で撮影された動画であれば、制御用のメタデータが付与されていなくても自動で360°動画として認識する。

メモリーはDDR4 8GB、HDDは3TBを内蔵。光学ドライブはBDXL対応スーパーマルチドライブ。SDXC対応のSDカードスロットと、USB3.1(Gen2) Type-A端子を2基、 USB3.0 Type-A端子を2基、HDMI入力を1基、ハイビジョン・ダブル録画/AVCREC対応の地上・BS・110度CSデジタルチューナー2基を搭載する。無線LANはIEEE 802.11a/b/g/n/ac準拠、BluetoothはVer 4.1に対応する。

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