トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > モバイル/PCニュース

公開日 2022/08/03 16:39
マウントは自作できそうではありますが

MacとiPhoneが合体「連係カメラ」、YouTuberらがBelkin製マウントでの使用レポ公開【Gadget Gate】

多根清史
次期macOS VenturaおよびiOS 16の目玉機能として注目されているのが、iPhoneをMacと“合体”させ、ウェブカメラとして使う「連係カメラ(Continuty Camera)」だろう。

Image:Apple

今年6月のWWDC 2022基調講演でもデモは大きな反響を呼んでいたが、最近のベータ版でようやく有効となった。とはいえ、本機能はBelkin(デモ時にロゴが確認されている)などサードパーティ製の専用マウントを使うことを想定しており、それらが未発売のため、実際には開発者やユーザーは試すことができない……はずだった。

が、複数のYouTuberがその初期バージョンを入手したとして、「連係カメラを使ってみた」動画を公開している。

使用レポートを公開しているのは、Brian Tong氏、iJustine氏、ZolloTechの3人だ。このマウントの仕組みは、MagSafe対応iPhoneの背面に磁力で取り付け、もう一方の端に小さなプラスチック製の留め具があり、MacBookのちょうどいい場所に固定するというもの。Belkin製品にしては、驚くほどシンプルな作りである。

そうしてマウントがMacに正しく装着されると、自動的に連係カメラが起動し、MacのカメラがiPhoneのカメラへと切り替わる。

このMac+iPhone合体状態では、人が動き回っても追従してフレーム内に捉え続けるセンターフレームや、背景をぼかすポートレートモード、顔を巧みに照らして背景を暗くするスタジオ照明、さらにiPhoneの超広角カメラを使ってユーザーの顔と机の上を同時に写すデスクビューなど、様々な機能が活用できる。

Belkin製の連係カメラ用マウントは、おそらく今年秋のmacOS VenturaとiOS 16の正式リリースと同時期に発売される可能性が高いと思われる。が、気になるのがお値段だろう。同社の製品は信頼性に見合うだけの価格設定となることが多く、そう安くはならないはずだ。

そしてiOSやMacがマウント位置を認識し自動起動するということは、アップル独自規格の認証を受けているはず。そうなるとライセンス料もコストに含まれることになる。

次期macOSとiOSの正式リリース後、3Dプリンターでマウントを自作したYouTuberらが検証動画を次々と公開することもあり得そうだ。

Source: MacRumors

テック/ガジェット系メディア「Gadget Gate」のオリジナル記事を読む

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 BS12にすべてをかけて。映画『ボルテスV レガシー』が12月15日にテレビ初放送
2 7万円以下で叶う、アナログプレーヤーとスピーカーの組み合わせ!オーディオテクニカ「AT-LP70X/AT-LP70XBT」&「AT-SP3X」
3 マランツ、未踏の領域へ。「次元が異なる」弩級フラグシップコンビ「MODEL 10」「SACD 10」レビュー!
4 Amazon Prime Videoで8チャンネルが30日間無料!シネフィルWOWOWやLemino、東映、STARなど
5 【ミニレビュー】ストリーミングがアナログ的サウンドに。ゾノトーンの同軸デジタル「Silver Granster HD-1 Rh」
6 ヘーゲル、ネットワーク/フォノ入力にも対応する多機能プリメインアンプ「H190v」
7 AKM、デジタル/アナログ分離思想を継ぐDAコンバーター「AK4498EX」
8 バッファロー、「nasne」&「PS5」のセットが当たるプレゼントキャンペーン。11/20までの3日間限定
9 ラックスマン、「D-03X」「L-505Z」購入者に高音質オーディオケーブルプレゼント。11/20から来年1/20まで
10 アンダンテラルゴ、小型オーディオ機器用ボード「Primo Board」。ミニコンポや電源等に活用可能
11/19 10:29 更新

WEB