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公開日 2022/11/24 17:18
3台セットで836平方メートルをカバー
ネットギア、WiFi 6E対応のクアッドバンド・メッシュWi-Fiシステム「Orbi 9」
編集部:押野 由宇
ネットギアジャパンは、WiFiメッシュシステム「Orbi」シリーズの新たな最上位機種として、10ギガネット環境に最適な“Orbi 9”「Orbi WiFi 6E AXE11000 クアッドバンド メッシュWiFiシステム」を発表した。予約受付は本日11月24日より開始、2022年内に順次出荷を予定する。
広範囲をカバーするメッシュWiFiシステム「Orbi」シリーズ初となる、WiFi 6E対応モデル。ルーターとサテライト2台を組み合わせた「スターターキット3台セット」を275,400円(税込)、追加用サテライトを99,800円(税込)で展開する。
日本の無線LAN規格に新しい帯域が追加されたのは20年ぶりのこと。使用デバイスが多く混雑しがちな5GHz帯から6GHzに移行することで、混雑の少ない帯域で、快適な通信速度が実現できることが大きな特徴となる。
また、従来のトライバンドの次世代規格となるクアッドバンドもサポート。4804(6GHz)+2402(5GHz)+2402(5GHz・専用バックホール)+1147(2.4GHz)Mbpsの合計16のWiFiストリームを活用した、広範囲での高速通信を提供するという。
シリーズの代名詞ともいえる、サテライトと接続する専用のバックホール機能も進化させた。通常の非専用バックホール接続ではデバイスが接続される度に帯域が圧迫され、ルーターとサテライト間の接続速度や、サテライトとデバイス間の通信速度が低下してしまうが、専用のバックホール接続帯域を確保ことでこれを排除。無線では5GHz帯の接続で最大2402Mbps、有線ではサテライトと2.5Gマルチギガポートおよびギガビットポートを活用した接続により、障害物が多いロケーションにも柔軟に対応する。
ルーター背面には10ギガに対応したWANポート、そして2.5Gマルチギガポートを搭載し、VRゲームや8K映像配信、メタバースなどの次世代コンテンツをストレスなく楽しめるとしている。
また、本体内部に同社独自設計の高性能アンテナを12本搭載しており、1台あたり約279m2の範囲をカバーする。このため、3台セットの場合は合計836m2におよぶ。「Orbi 8」シリーズと比較して、5GHz帯のカバー範囲は約30%拡張されており、家中のあらゆる場所での快適なWi-Fi環境をサポートする。
さらに、同社が用意するセキュリティソフト「NETGEAR Armor」(年間8,990円)の、30日間フリートライアルも提供。ルーター接続している時だけでなく、外出先や公共のWiFiに接続した場合でも、アプリをインストールしてあるデバイスならセキュリティを有効化することが可能だ。
Orbi 9と同時に、WiFi 6E対応ルーター「RAXE500-100JPS」も発表された。まだ具体的な価格などは明かされていないが、2023年1〜3月の発売を見込む。
トライバンド対応で、AXE11000(4804Mbps+4804Mbps+1147Mbps)の高速通信が行えるモデル。本体のウイング部に、左右4つずつ、計8つのアンテナを最適なポジションで配置。アンテナ位置の調整を必要とせず、効率的に電波を届けることができるとしている。
また64bitの1.8GHzクアッドコアCPUを搭載。4K/8K映像やゲームなど、負荷の大きいデータも快適に処理することができる。日本語対応のNighthawkアプリからセットアップや管理が可能。NETGEAR ARMORの30日間フリートライアルも用意する。
本日11月24日、ネットギアはメディア向けの製品発表会を実施。同社が展開する新製品を紹介するとともに、最新規格対応への意気込みが語られた。
ネットギアは1996年、アメリカのサンノゼで設立された。「全世界のすべての人々をインターネットでつなぐ」ことをミッションに掲げ、現在はネットワーク機器・スイッチの売上で米国シェア1位を獲得するほど認知を広げている。そんな同社だが、さらなる成長に向けて「インターネットのスピードは向上し続け、NFTやメタバースなどが当たり前の時代になる。そのため10G以上の高速なインターネット環境整備が急務である」との考えを示す。
そこでWiFi 6Eが必要であるとして、いち早く対応システムを推進した。インターネット上のデータ容量やIoT機器が増え続けるとWiFiの速度が遅くなったり、途切れたりしてしまう。4K/8Kといった映像の配信サービスの利用やテレワークなどが普及するなかで、従来の2.4GHz、5GHz帯は様々なデバイスが使われて混雑するほか、航空・気象レーダー干渉による通信制限がある。だが、6GHz帯は新しい周波数帯なので混雑が少なく、また通信制限がないことから途切れる心配がないというメリットがあると同社は説く。
今回、WiFiメッシュシステムとして最高級クラスのOrbi 9からWiFi 6E対応モデルをスタートしたことについて、同社独自の「アンテナ」技術に自信があるからだと担当者はアピールする。ネットワーク機器一筋で26年間の歴史で培われたアンテナ技術は、WiFiの安定性、強さ、広さを支える決め手だという。「アナログの技術はデジタルではなくアナログのものであり、どこにも真似ができない。この技術を求める方が必ずいる」と、いまや生活必需品となっているWiFi環境の強化需要に期待し、自信を持って発表したものだとコメントした。
広範囲をカバーするメッシュWiFiシステム「Orbi」シリーズ初となる、WiFi 6E対応モデル。ルーターとサテライト2台を組み合わせた「スターターキット3台セット」を275,400円(税込)、追加用サテライトを99,800円(税込)で展開する。
日本の無線LAN規格に新しい帯域が追加されたのは20年ぶりのこと。使用デバイスが多く混雑しがちな5GHz帯から6GHzに移行することで、混雑の少ない帯域で、快適な通信速度が実現できることが大きな特徴となる。
また、従来のトライバンドの次世代規格となるクアッドバンドもサポート。4804(6GHz)+2402(5GHz)+2402(5GHz・専用バックホール)+1147(2.4GHz)Mbpsの合計16のWiFiストリームを活用した、広範囲での高速通信を提供するという。
シリーズの代名詞ともいえる、サテライトと接続する専用のバックホール機能も進化させた。通常の非専用バックホール接続ではデバイスが接続される度に帯域が圧迫され、ルーターとサテライト間の接続速度や、サテライトとデバイス間の通信速度が低下してしまうが、専用のバックホール接続帯域を確保ことでこれを排除。無線では5GHz帯の接続で最大2402Mbps、有線ではサテライトと2.5Gマルチギガポートおよびギガビットポートを活用した接続により、障害物が多いロケーションにも柔軟に対応する。
ルーター背面には10ギガに対応したWANポート、そして2.5Gマルチギガポートを搭載し、VRゲームや8K映像配信、メタバースなどの次世代コンテンツをストレスなく楽しめるとしている。
また、本体内部に同社独自設計の高性能アンテナを12本搭載しており、1台あたり約279m2の範囲をカバーする。このため、3台セットの場合は合計836m2におよぶ。「Orbi 8」シリーズと比較して、5GHz帯のカバー範囲は約30%拡張されており、家中のあらゆる場所での快適なWi-Fi環境をサポートする。
さらに、同社が用意するセキュリティソフト「NETGEAR Armor」(年間8,990円)の、30日間フリートライアルも提供。ルーター接続している時だけでなく、外出先や公共のWiFiに接続した場合でも、アプリをインストールしてあるデバイスならセキュリティを有効化することが可能だ。
Orbi 9と同時に、WiFi 6E対応ルーター「RAXE500-100JPS」も発表された。まだ具体的な価格などは明かされていないが、2023年1〜3月の発売を見込む。
トライバンド対応で、AXE11000(4804Mbps+4804Mbps+1147Mbps)の高速通信が行えるモデル。本体のウイング部に、左右4つずつ、計8つのアンテナを最適なポジションで配置。アンテナ位置の調整を必要とせず、効率的に電波を届けることができるとしている。
また64bitの1.8GHzクアッドコアCPUを搭載。4K/8K映像やゲームなど、負荷の大きいデータも快適に処理することができる。日本語対応のNighthawkアプリからセットアップや管理が可能。NETGEAR ARMORの30日間フリートライアルも用意する。
本日11月24日、ネットギアはメディア向けの製品発表会を実施。同社が展開する新製品を紹介するとともに、最新規格対応への意気込みが語られた。
ネットギアは1996年、アメリカのサンノゼで設立された。「全世界のすべての人々をインターネットでつなぐ」ことをミッションに掲げ、現在はネットワーク機器・スイッチの売上で米国シェア1位を獲得するほど認知を広げている。そんな同社だが、さらなる成長に向けて「インターネットのスピードは向上し続け、NFTやメタバースなどが当たり前の時代になる。そのため10G以上の高速なインターネット環境整備が急務である」との考えを示す。
そこでWiFi 6Eが必要であるとして、いち早く対応システムを推進した。インターネット上のデータ容量やIoT機器が増え続けるとWiFiの速度が遅くなったり、途切れたりしてしまう。4K/8Kといった映像の配信サービスの利用やテレワークなどが普及するなかで、従来の2.4GHz、5GHz帯は様々なデバイスが使われて混雑するほか、航空・気象レーダー干渉による通信制限がある。だが、6GHz帯は新しい周波数帯なので混雑が少なく、また通信制限がないことから途切れる心配がないというメリットがあると同社は説く。
今回、WiFiメッシュシステムとして最高級クラスのOrbi 9からWiFi 6E対応モデルをスタートしたことについて、同社独自の「アンテナ」技術に自信があるからだと担当者はアピールする。ネットワーク機器一筋で26年間の歴史で培われたアンテナ技術は、WiFiの安定性、強さ、広さを支える決め手だという。「アナログの技術はデジタルではなくアナログのものであり、どこにも真似ができない。この技術を求める方が必ずいる」と、いまや生活必需品となっているWiFi環境の強化需要に期待し、自信を持って発表したものだとコメントした。
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