公開日 2017/03/08 15:02
バランス対応、小型・高機能で約4万円
ついに出たミニDAP! オンキヨー“rubato”「DP-S1」&パイオニア“private”「XDP-30R」最速ハンドリング
高橋敦
昨年からIFAやCESに参考出展され注目を集めていた、オンキヨーとパイオニアの両ブランドによる小型DAPが、ついに製品として正式に発表された。ONKYOブランドの“rubato(ルバート)”「DP-S1」とPIONEERブランドの“private(プライベート)”「XDP-30R」だ。
短時間ではあるがサンプル機をチェックする機会を得たので、早速その印象を伝えていこう。
■手の中にちょうど収まる絶妙なサイズ感
まずはサイズ感や外装について。サイズは「手の中にちょうど収まる」程度。すごく薄いというわけではないが、小型なので手の中になじみやすい。両モデルを比べると、右サイドがカットされたデザインのXDP-30Rは、左手で持つとより薄く感じ、手になじむ印象だ。コンパクトなので、良質なポタアンと組み合わせての運用でも力を発揮しそうだ。
仕上げについても両ブランドの担当者のこだわりが現れている。ともに水準は超えているが、サンプル機で比較したところ、僕の好みでは、XDP-30Rの方が特に上質に感じた。ヘアライン処理が巧みで、アルミの素材感をうまく生かしつつ、高級感を高めるよう工夫されている。
一方のDP-S1は背面のシボ加工がポイント。そのほか、参考展示されていた際の写真と比べると、面ごとの艶の出し方などがブラッシュアップされており、よりシックに仕上げられた印象だ。
ボタンなどの操作系の配置は「DP-X1A」「XDP-300R」から大きく変更されている。
従来の大型モデルは「左にボリュームダイヤル、右に各ボタン」という配置だったところ、今回の小型DAP2モデルは「左に各ボタン、右にボリュームダイヤル、上に電源」となった。XDP-30Rのサイドカットも合わせて考えるに、今回は「左手での片手持ち操作」に最適化したのだろう。
しかし操作系で最大の特長は、ハイレゾスマホ“GRANBEAT”「DP-CMX1」にも搭載されたホールドスイッチだ。ダイヤル型ボリュームの弱点は誤動作しやすいことだが、ホールドできれば安心だ。
加えてホールドスイッチの動作は設定で
・ボリューム 有効/無効
・再生ボタン 有効/無効
を独立して設定できる。
例えば「誤動作で爆音になるのは怖いから、ボリュームはホールド。再生操作ボタンはもし誤動作しても大して問題じゃないからホールドなし」などといった使いこなしができるわけだ。
短時間ではあるがサンプル機をチェックする機会を得たので、早速その印象を伝えていこう。
■手の中にちょうど収まる絶妙なサイズ感
まずはサイズ感や外装について。サイズは「手の中にちょうど収まる」程度。すごく薄いというわけではないが、小型なので手の中になじみやすい。両モデルを比べると、右サイドがカットされたデザインのXDP-30Rは、左手で持つとより薄く感じ、手になじむ印象だ。コンパクトなので、良質なポタアンと組み合わせての運用でも力を発揮しそうだ。
仕上げについても両ブランドの担当者のこだわりが現れている。ともに水準は超えているが、サンプル機で比較したところ、僕の好みでは、XDP-30Rの方が特に上質に感じた。ヘアライン処理が巧みで、アルミの素材感をうまく生かしつつ、高級感を高めるよう工夫されている。
一方のDP-S1は背面のシボ加工がポイント。そのほか、参考展示されていた際の写真と比べると、面ごとの艶の出し方などがブラッシュアップされており、よりシックに仕上げられた印象だ。
ボタンなどの操作系の配置は「DP-X1A」「XDP-300R」から大きく変更されている。
従来の大型モデルは「左にボリュームダイヤル、右に各ボタン」という配置だったところ、今回の小型DAP2モデルは「左に各ボタン、右にボリュームダイヤル、上に電源」となった。XDP-30Rのサイドカットも合わせて考えるに、今回は「左手での片手持ち操作」に最適化したのだろう。
しかし操作系で最大の特長は、ハイレゾスマホ“GRANBEAT”「DP-CMX1」にも搭載されたホールドスイッチだ。ダイヤル型ボリュームの弱点は誤動作しやすいことだが、ホールドできれば安心だ。
加えてホールドスイッチの動作は設定で
・ボリューム 有効/無効
・再生ボタン 有効/無効
を独立して設定できる。
例えば「誤動作で爆音になるのは怖いから、ボリュームはホールド。再生操作ボタンはもし誤動作しても大して問題じゃないからホールドなし」などといった使いこなしができるわけだ。