公開日 2020/05/14 06:30
＜山本敦のAV進化論 第191回＞
“手が届く2画面スマホ” でゲームもエンタメも捗る！ 5Gも対応、LG「V60 ThinQ 5G」ハンズオン
山本 敦
LGの5G対応スマートフォン「LG V60 ThinQ 5G」が発売された。スマホ本体と同じサイズの画面を搭載する専用アクセサリー「LGデュアルスクリーン」を装着すると折りたたみスタイルの “2画面スマホ” のように使えることから話題を呼んでいる。今回は新製品をハンドリングしながら、LG独自の2画面スマホの魅力を探りたい。
コンセプトについては、LGエレクトロニクス・ジャパン（株）のマーケティング統括責任者である宇佐美夕佳氏に、端末が搭載する機能と技術の詳細については、同社MCマーケティング担当の木村友里恵氏にそれぞれビデオ会議で話を聞いた。
■スマホ本体の完成度が優れているからこそ、アクセサリーによる2画面スタイルが活きる
LG V60 ThinQ 5G（以下：V60）は、約6.8インチの有機ELディスプレイを持つスマートフォンだ。国内の大手キャリアではNTTドコモとソフトバンクが発売する。
V60はスレートタイプの折り曲げできないスマホだが、ケースとしての機能も兼ねるLGデュアルスクリーンをUSB Type-C端子に装着すると、2画面スマホのような使い方ができる。
LGエレクトロニクス・ジャパンの宇佐美氏は「ふたつの画面を折りたたんで使うデバイスには、2011年にソニーが発売したTablet Pシリーズや、マイクロソフトが今後発売を予定しているSurface Neo、Surface Duoなど、様々な製品があります。再びモバイルデバイスのトレンドになりつつある2画面折りたたみスタイルで得られるメリットを、多くの方が手軽に楽しめるスマホにまとめ上げました」と、V60の特徴を紹介する。
V60には、最先端のスマホに求められるスペックが詰め込まれている。サブ6帯の5G通信にも対応した。LGデュアルスクリーンにも、スマホの本体と同じサイズ・スペックとした約6.8インチの有機ELディスプレイを搭載していることにも注目したい。解像度はフルHD+（2460×1080）画素で、HDR10+対応だ。
宇佐美氏は、デュアルスクリーンという専用アクセサリーによる2画面スタイルのコンセプトを実現する上で重要となるポイントについて、次のように説明している。
「2in1をコンセプトに謳ったエレクトロニクス機器はモバイル端末以外にも多くのものがあります。共通して言えることは、単体のパフォーマンスと完成度が優れていない限り、ユーザーにとって役に立つデバイスになり得ないということです。V60は単体でハイスペックなスマートフォンだからこそ、LGデュアルスクリーンを追加した時、ほかのスマホが実現できない様々な使い方ができると思っています」。
LGは2019年の春にバルセロナで開催された携帯通信関連の展示会「MWC19 Barcelona」で初めて2画面エンターテインメントを実現した「LG V50 ThinQ 5G」を発表した。同じ年の秋には国内で「LG G8X ThinQ」を発売し、VGP2020の “ポータブルビジュアル大賞” を受賞している。同社のデュアルスクリーンのコンセプトを採用するスマホはユーザーから寄せられる期待と声を取り込みながら、今もなお練度を上げながら進化を続けている。
コンセプトについては、LGエレクトロニクス・ジャパン（株）のマーケティング統括責任者である宇佐美夕佳氏に、端末が搭載する機能と技術の詳細については、同社MCマーケティング担当の木村友里恵氏にそれぞれビデオ会議で話を聞いた。
■スマホ本体の完成度が優れているからこそ、アクセサリーによる2画面スタイルが活きる
LG V60 ThinQ 5G（以下：V60）は、約6.8インチの有機ELディスプレイを持つスマートフォンだ。国内の大手キャリアではNTTドコモとソフトバンクが発売する。
V60はスレートタイプの折り曲げできないスマホだが、ケースとしての機能も兼ねるLGデュアルスクリーンをUSB Type-C端子に装着すると、2画面スマホのような使い方ができる。
LGエレクトロニクス・ジャパンの宇佐美氏は「ふたつの画面を折りたたんで使うデバイスには、2011年にソニーが発売したTablet Pシリーズや、マイクロソフトが今後発売を予定しているSurface Neo、Surface Duoなど、様々な製品があります。再びモバイルデバイスのトレンドになりつつある2画面折りたたみスタイルで得られるメリットを、多くの方が手軽に楽しめるスマホにまとめ上げました」と、V60の特徴を紹介する。
V60には、最先端のスマホに求められるスペックが詰め込まれている。サブ6帯の5G通信にも対応した。LGデュアルスクリーンにも、スマホの本体と同じサイズ・スペックとした約6.8インチの有機ELディスプレイを搭載していることにも注目したい。解像度はフルHD+（2460×1080）画素で、HDR10+対応だ。
宇佐美氏は、デュアルスクリーンという専用アクセサリーによる2画面スタイルのコンセプトを実現する上で重要となるポイントについて、次のように説明している。
「2in1をコンセプトに謳ったエレクトロニクス機器はモバイル端末以外にも多くのものがあります。共通して言えることは、単体のパフォーマンスと完成度が優れていない限り、ユーザーにとって役に立つデバイスになり得ないということです。V60は単体でハイスペックなスマートフォンだからこそ、LGデュアルスクリーンを追加した時、ほかのスマホが実現できない様々な使い方ができると思っています」。
LGは2019年の春にバルセロナで開催された携帯通信関連の展示会「MWC19 Barcelona」で初めて2画面エンターテインメントを実現した「LG V50 ThinQ 5G」を発表した。同じ年の秋には国内で「LG G8X ThinQ」を発売し、VGP2020の “ポータブルビジュアル大賞” を受賞している。同社のデュアルスクリーンのコンセプトを採用するスマホはユーザーから寄せられる期待と声を取り込みながら、今もなお練度を上げながら進化を続けている。