トップページへ戻る

レビュー

HOME > レビュー > レビュー記事一覧

公開日 2020/06/05 07:02
【特別企画】AQCOLORシリーズ最高画質を実現

高いレベルの編集作業を求める人に!BenQの実力派カラーマネジメントモニター「SW321C」レビュー

藤井智弘

前のページ 1 2 3 4 次のページ


■シリーズ最高画質を実現した上位モデルが登場!

BenQ(ベンキュー)は、1984年に台湾で設立された映像機器メーカーであり、現在DLPプロジェクター販売台数で世界No.1を誇る気鋭ブランドだ。PCモニターについても、一般用途からビジネス用途まで、幅広いラインアップを揃え、各国のアワードで多数の受賞歴を誇るなど、世界中で高い支持を集めている。

中でも、昨今特に力を入れているのが、正確な色再現を実現する独自技術を採用した「AQCOLORシリーズ」だ。“AQCOLOR”とは、正確さを意味する「ACCURACY」と色を意味する「COLOR」を組み合わせた造語で、プロフェッショナル向けのカラー標準に対応するため、正確な色再現、キャリブレーション、個別校正の実現など、BenQの色精度に対するこだわりが凝縮したシリーズである。

そんな「AQCOLORシリーズ」に、この度、シリーズ最高画質を実現した上位モデル「SW321C」が登場した。発売に先駆け、いち早く試用する機会が得られたので、インプレッションをお届けしよう。


BenQの写真・映像編集向けカラーマネージメントモニター「AQCOLORシリーズ」の最高画質モデルとして登場した「SW321C」。価格はオープン(市場想定価格250,000円前後)。

本機は、32インチ、4K UHD(3840×2160)解像度のIPS液晶パネルを採用し、広々とした作業スペースと高精細な表示を両立した、写真・映像編集向けのカラーマネージメント液晶モニターだ。

PCとの接続は、HDMI 2.0を2系統、Display Port 1.4を1系統搭載。また、USB3.1を3系統(ダウンストリーム2系統、アップストリーム1系統)、さらに60W給電に対応したUSB Type-C(USB-C)を1系統搭載。大容量データの高速転送はもちろん、対応ノートPCなどとケーブル1本で接続することができるため、ケーブルがごちゃつくこともなくデスクまわりもスッキリ快適。USB-C端子を備えたノートPCユーザーには特におすすめだ。


SW321C のインターフェース部。背面(写真左)には、HDMIやDisplay Portに加え、60W給電に対応したUSB-Cも搭載。また側面(写真右)には、USB3.1を2系統搭載。キャリブレーターを接続する際はもちろん、USBハブとしても使用できる。さらにSDメモリーカードスロットを備えている点も、デジタルカメラユーザーには嬉しい配慮だ。

正確な色再現と画面四隅までムラのない均一な表示

前のページ 1 2 3 4 次のページ

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 「オーディオのオンキヨー」復活へ。新スピーカーとセパレートシステムを年明けのCESで発表
2 【完全ワイヤレスイヤホン特集 PART.10】音のプロが選ぶベストバイは?
3 CD再生とファイル再生の架け橋に!Shanlingからリッピング機能付きトランスポート「CR60」が登場
4 今こそ「ミニコンポ」が面白い! デノン/マランツ/B&Wの令和ライフにマッチする厳選5モデルレビュー
5 水月雨、『崩壊:スターレイル』とのコラボ完全ワイヤレス。ダイナミック+環状平面駆動の同軸ドライバー搭載
6 【ミニレビュー】空き電源コンセントに挿入するだけ。オーディオみじんこ「SILVER HARMONIZER AC-ADVANCE」
7 モニターオーディオ「GOLDシリーズ」レビュー。ユニット大幅刷新の第6世代機は「ハイスピードで焦点の明確な音調」
8 AVIOT、『らんま1/2』コラボ完全ワイヤレスイヤホン。完全新録ボイス240種類以上搭載
9 Nothing、スマホ/イヤホンが最大30%オフ価格になるウィンターキャンペーン。先着順で靴下もらえる
10 要注目の新興ブランド、ラトビア「アレタイ」スピーカー試聴レビュー!広大な空間描写力が魅力
12/20 10:05 更新

WEB