公開日 2023/02/17 06:40
コンサート以外にも広がる採用事例
小岩井ことり・安済知佳・上田麗奈出演、人気声優ASMRイベントを“高音質”生配信。コルグ「Live Extreme」の魅力とは?
編集部:小野佳希
小岩井ことりさん、安済知佳さん、上田麗奈さんという人気声優3名が、昨今話題の「ASMR」をテーマにトークするイベントが開催され、コルグが開発したインターネット配信システム「Live Extreme」を通してハイレゾのASMR音声とともに配信された。イベント当日の模様と、そこでLive Extremeがどのように活用されていたのかをレポートする。
イベントは、小岩井ことりさんがプロデュースするASMR音声作品に特化したレーベル『kotoneiro』の創立2周年を記念して開催されたもの。「ASMR Tasting Party♪」と題し、小岩井さん、安済さん、上田さんという人気声優たちがトークを繰り広げた。
会場では、3名の前にダミーヘッドマイクNeumann「KU100」を1台ずつ設置し、繰り広げられるトークをバイノーラル収音。客席にはヘッドホンアンプが設置されており、観客は、自身が持参したイヤホン/ヘッドホンを通して3人のトークやASMR音声をフルアナログで楽しむスタイルが採用された。
観客の目の前に出演者がいるのに、その声をイヤホン/ヘッドホンで聴くというのも不思議なシステムだが、こうすることによって、3人が会場で発するASMR音声を生でダイレクトに味わえるというわけだ。出演者陣も、普通にトークをしていたかと思えば絶妙なタイミングで耳元でのささやきを織り交ぜてみたりと、ダミーヘッドを巧みに使いこなしていた。
当日の様子は、フルHD映像とハイレゾ音声による生中継配信も実施。配信では最大96kHz/24bit音声が用意され、現地会場とほぼ変わらないクオリティでイベントを楽しむことができるようになっていた。なお、映像は2月22日までアーカイブ配信も行われている。
ちなみに、クオリティが“ほぼ”変わらないというのは、会場では収音から再生まですべてをアナログ信号のまま処理していたのに対し、配信では各種デジタル化処理が入るため完全に同じ信号ではないから。ただ、一般的な配信サービスでは圧縮音声になってしまうのに対し、今回はLive Extremeを採用したことで、会場とほぼ同等のハイレゾクオリティで楽しめたのだ。
しかも、スペックとしてハイレゾに対応しているだけでなく、それ以上に音へのこだわりが随所へ詰め込まれているのがLive Extremeの大きな特徴。例えば、一般的な配信システムでは、イベント会場で収録した信号をAACなどに圧縮してからサーバーにアップロードし、サーバーから各視聴者に配信される際にも再び圧縮が入ることが多い。これに対しLive Extremeでは、ロスレスやハイレゾのままサーバーにアップロードし、圧縮による音声劣化を最小限に留めている。
人気声優が生ASMRをバイノーラル配信
イベントは、小岩井ことりさんがプロデュースするASMR音声作品に特化したレーベル『kotoneiro』の創立2周年を記念して開催されたもの。「ASMR Tasting Party♪」と題し、小岩井さん、安済さん、上田さんという人気声優たちがトークを繰り広げた。
会場では、3名の前にダミーヘッドマイクNeumann「KU100」を1台ずつ設置し、繰り広げられるトークをバイノーラル収音。客席にはヘッドホンアンプが設置されており、観客は、自身が持参したイヤホン/ヘッドホンを通して3人のトークやASMR音声をフルアナログで楽しむスタイルが採用された。
観客の目の前に出演者がいるのに、その声をイヤホン/ヘッドホンで聴くというのも不思議なシステムだが、こうすることによって、3人が会場で発するASMR音声を生でダイレクトに味わえるというわけだ。出演者陣も、普通にトークをしていたかと思えば絶妙なタイミングで耳元でのささやきを織り交ぜてみたりと、ダミーヘッドを巧みに使いこなしていた。
当日の様子は、フルHD映像とハイレゾ音声による生中継配信も実施。配信では最大96kHz/24bit音声が用意され、現地会場とほぼ変わらないクオリティでイベントを楽しむことができるようになっていた。なお、映像は2月22日までアーカイブ配信も行われている。
ちなみに、クオリティが“ほぼ”変わらないというのは、会場では収音から再生まですべてをアナログ信号のまま処理していたのに対し、配信では各種デジタル化処理が入るため完全に同じ信号ではないから。ただ、一般的な配信サービスでは圧縮音声になってしまうのに対し、今回はLive Extremeを採用したことで、会場とほぼ同等のハイレゾクオリティで楽しめたのだ。
こだわり満載の高音質を手軽に楽しめるLive Extreme
しかも、スペックとしてハイレゾに対応しているだけでなく、それ以上に音へのこだわりが随所へ詰め込まれているのがLive Extremeの大きな特徴。例えば、一般的な配信システムでは、イベント会場で収録した信号をAACなどに圧縮してからサーバーにアップロードし、サーバーから各視聴者に配信される際にも再び圧縮が入ることが多い。これに対しLive Extremeでは、ロスレスやハイレゾのままサーバーにアップロードし、圧縮による音声劣化を最小限に留めている。
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