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公開日 2023/04/18 06:30
新生活を豊かにするオーディオ・ビジュアルアイテム

サウンドバーは手頃なモデルも機能充実!製品選びでチェックすべきポイントは?

折原一也
新生活シーズンも始まり、これから4Kテレビを買い揃える人、また既に4Kテレビを新調済みの人も多いだろう。放送番組やBDによる映画視聴はもちろん、YouTube、Amazon Prime Video、Netflixやディズニープラスなどネット動画、豊富なコンテンツにアクセスできる今、次に検討してみてほしいアイテムが音質をグレードアップできるサウンドバーだ。


■多数のメーカーがサウンドバーを揃える


近年のサウンドバーは、ソニーやハイセンスなどの電機メーカー、そしてJBL、ソノス、デノン、Polk Audio、ボーズ、ヤマハなど多数のオーディオブランドからも製品が登場している。映画にアニメ、さらにゲームや音楽でも、サラウンドや3Dオーディオで楽しむことでき、製品の価格も3万円程度から購入できる手頃なモデルも揃ってきている。また基本的にテレビのすぐ手前に置けるサイズ感のモデルが主流で、設置のイメージもしやすいだろう。

■ARC/eARC対応ならHDMI接続も簡単


テレビとの接続の仕方は、HDMI端子でテレビとサウンドバーを繋げるのが現在の主流だ。その際、チェックしておきたいのがARC(Audio Return Channel)/eARC(Enhanced Audio Return Channel)といった機能にテレビとサウンドバーの両方が対応していること。

ARCに対応していれば、HDMIケーブルを通してテレビとサウンドバーの間で音声信号を行って返すことができるため、HDMIケーブルを1本繋げるだけで接続できる。そして、eARC対応であれば、Dolby Atmosをはじめとする3Dオーディオフォーマットや5.1ch/7.1chのロスレス音声も通すことが可能だ。

TCLでは、eARCに対応したサウンドバーを手頃な価格帯でもラインナップする

■Bluetooth対応でスマホとの連携も


Bluetooth対応モデルも増えてきているため、テレビで視聴できるコンテンツだけでなく、スマホやタブレットの音もサウンドバーの音質で楽しめるようになった。いつもスマホで流しているサブスクサービスを手軽にサウンドバーで楽しむ、そういった使い方も可能なのだ。また、メーカーによってはコントロールアプリも開発されている場合もあり、スマホから音量の調整やサウンドモードの切替、イコライザーなどの操作にも対応する。

ソニーのサウンドバーでは、同社オリジナルのコントロールアプリからも操作できる

■3Dオーディオ対応で音質にこだわる


音質面でオススメなのが、Dolby Atmosなど3Dオーディオフォーマットに対応しているモデル。先述した通り、対応機種が3万円クラスで購入できるブランドもある。Netflixやディズニープラスなどの動画配信サービスで、Dolby Atmos収録された映画も増えているので、ぜひ対応モデルを揃えてほしい。

またメーカーによっては、サウンドバーとワイヤレススピーカーを組み合わせてリアルスピーカーを用いた本格的なサラウンドシステムに展開できたり、サウンドバーからの音を壁に反射させることでサラウンド効果を高めたモデルなど、音質を追求したさまざまな技術にも注目だ。

JBLでは、Dolby Atmosに対応し、さらに音を壁に反射させてサラウンドサウンドを高める独自技術も採用したモデルも

サウンドバーのトレンドと、求める機能性やクオリティなどのバランスを吟味して、ベストなサウンドバーを選んでみてほしい。

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