公開日 2023/10/02 06:30
“業界最小クラス”のコンパクトサイズを実現!
美しさをまとった外観+成熟したサウンド! AVIOT「TE-Q3」はコスパ抜群の完全ワイヤレスだ
鴻池賢三
完全ワイヤレスイヤホン市場で存在感を放つAVIOTは、日系の新興ブランドとして大成功を収めている数少ない存在だ。大きな特徴として、サウンド面で一貫した「JAPAN TUNED」への拘りと、機能面での先進性や既成概念に囚われない斬新かつ洗練度の高いデザインによって、多数のユーザーを魅了してきている。
今回新たに登場した最新モデル「TE-Q3」は、そんなAVIOTの完全ワイヤレスイヤホン製品の中でもエントリークラスに位置した「Qシリーズ」に属する。好評を得た先々代モデル「TE-D01q」や、先代モデル「TE-D01q2」の後継機にあたり、外観デザイン/SoC/設計を一新した最新機種だ。
また、オーディオアワード「VGP2003 SUMMER」においては金賞を受賞するなど、さらなる注目と期待が集まっている。そんなTE-Q3は、これまで以上にユーザーの期待に応える仕上がりとなっているのか、細部までチェックしていこう。
先ず注目すべきは、AVIOTが注力し、ユーザーにも大きなメリットと言える「小型化」である。今回特に充電ケースでは、メーカー調べで「業界最小クラス」が謳われており、実際に手にすると「確かに!」と実感できるものだ。アクティブノイズキャンセリング機能を搭載するモデルとは思えない小ささで、比較的小型の印象を受けた前モデルTE-D01q2と比較しても、体積にして約3割と大幅減に成功している。
実際の使用シーンを想像すると、イヤホン本体は耳に装着してしまうので大きさはあまり気にならないものだが、充電ケースは持ち物としてポケットやバッグに入れることになるので、フィーリングに直結する。少し大げさだが、服装やバッグ選びもより自由になるかもしれない。
このコンパクトさを実現したのは、AVIOTの徹底した拘りだ。イヤホン自体もいくぶん小型化されているのだが、それ以上にイヤホンの形状や収納の方向および、PCB(基板)とバッテリーの位置関係を、パズルを解くかのように最適化している。作り易さといったメーカーの都合よりも、ユーザーベネフィットをとことん追求した成果と言え、これは評価に値するだろう。
イヤホン本体も小型化が図られているが、ポイントは形状の刷新に伴って装着感が見直されていること。TE-D01q2と比べると、デザイン的な名残は感じるものの、実質「ステム」と呼ばれる突起部が無くなって、よりコンパクトになっている。耳からの出寸が小さく、目立ち難いのも利点だ。
ノズルは比較的細く長く、耳穴への収まりも良く感じる。イヤーピースは医療用グレードのシリコンを採用し、形状や硬度を見直した新設計品。耳穴内でしっかりと密閉性を確保しつつも、違物感を覚えないなど実に快適だ。
なお、この密閉性は遮音性と直結し、音質やノイズキャンセリング効果に関わるので非常に重要。サイズはS、M、L に加えXSも付属しているので、小耳のユーザーにもフィットしやすく、サイズを適切に選択することで、本機の性能を最大限に引き出すことができるだろう。
※AVIOT調べ。2023年9月時点。アクティブノイズキャンセリング搭載完全ワイヤレスイヤホンのチャージングケースにおける三辺合計の寸法として
今回新たに登場した最新モデル「TE-Q3」は、そんなAVIOTの完全ワイヤレスイヤホン製品の中でもエントリークラスに位置した「Qシリーズ」に属する。好評を得た先々代モデル「TE-D01q」や、先代モデル「TE-D01q2」の後継機にあたり、外観デザイン/SoC/設計を一新した最新機種だ。
また、オーディオアワード「VGP2003 SUMMER」においては金賞を受賞するなど、さらなる注目と期待が集まっている。そんなTE-Q3は、これまで以上にユーザーの期待に応える仕上がりとなっているのか、細部までチェックしていこう。
■ “業界最小クラス” ※ を実現した充電ケース。一新された高級感あふれるデザインも魅力
先ず注目すべきは、AVIOTが注力し、ユーザーにも大きなメリットと言える「小型化」である。今回特に充電ケースでは、メーカー調べで「業界最小クラス」が謳われており、実際に手にすると「確かに!」と実感できるものだ。アクティブノイズキャンセリング機能を搭載するモデルとは思えない小ささで、比較的小型の印象を受けた前モデルTE-D01q2と比較しても、体積にして約3割と大幅減に成功している。
実際の使用シーンを想像すると、イヤホン本体は耳に装着してしまうので大きさはあまり気にならないものだが、充電ケースは持ち物としてポケットやバッグに入れることになるので、フィーリングに直結する。少し大げさだが、服装やバッグ選びもより自由になるかもしれない。
このコンパクトさを実現したのは、AVIOTの徹底した拘りだ。イヤホン自体もいくぶん小型化されているのだが、それ以上にイヤホンの形状や収納の方向および、PCB(基板)とバッテリーの位置関係を、パズルを解くかのように最適化している。作り易さといったメーカーの都合よりも、ユーザーベネフィットをとことん追求した成果と言え、これは評価に値するだろう。
イヤホン本体も小型化が図られているが、ポイントは形状の刷新に伴って装着感が見直されていること。TE-D01q2と比べると、デザイン的な名残は感じるものの、実質「ステム」と呼ばれる突起部が無くなって、よりコンパクトになっている。耳からの出寸が小さく、目立ち難いのも利点だ。
ノズルは比較的細く長く、耳穴への収まりも良く感じる。イヤーピースは医療用グレードのシリコンを採用し、形状や硬度を見直した新設計品。耳穴内でしっかりと密閉性を確保しつつも、違物感を覚えないなど実に快適だ。
なお、この密閉性は遮音性と直結し、音質やノイズキャンセリング効果に関わるので非常に重要。サイズはS、M、L に加えXSも付属しているので、小耳のユーザーにもフィットしやすく、サイズを適切に選択することで、本機の性能を最大限に引き出すことができるだろう。
※AVIOT調べ。2023年9月時点。アクティブノイズキャンセリング搭載完全ワイヤレスイヤホンのチャージングケースにおける三辺合計の寸法として
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