公開日 2019/06/17 10:00
手持ちのデジカメですぐに試せる!
「いいね!」がたくさんもらえるかも? SNSで映える「7つの撮影Tips」
デジカメCHANNEL編集部
SNSにお気に入りの写真をアップして、「いいね!」がたくさんもらえると嬉しいですよね。だからこそSNSにアップする写真にはこだわりたいものです。そこで本項では、手持ちのデジタル一眼やミラーレスですぐに試していただける、SNS映えする写真の撮り方を、撮影時のコツと一緒にご紹介していきます。ぜひチャレンジしてみてください!
■Tips.1
背景を大きくぼかして被写体を際立たせるためには、被写体にピントを合わせた時に、ピントが合って見える範囲(被写界深度)を、なるべく狭く(浅く)する必要があります。そのため、カメラの撮影モードを露出優先モードに設定し、絞り値(F値)をなるべく小さく設定しましょう。また、被写体と背景の距離が離れているほど背景が大きくぼけるので、被写体のすぐ後ろに壁や物などがない構図を選ぶとよいでしょう。
■Tips.2
ちょっとしたお散歩や日常の風景など、写真に撮ると平凡になりがちな身近な被写体も、構図に気を配って切り取り方を変えるだけで印象的な写真に仕上げることができます。ポイントはとにかく大胆に切り取ってみること。被写体全体を入れるのが写真撮影のセオリーのように考えがちですが、そんなことはありません。ハイアングルやローアングルなど、日常とは異なる視点での撮影も効果的です。
■Tips.3
レンズの焦点距離が長くなれば長くなるほど、「圧縮効果」と呼ばれる現象により、被写体と背景の遠近感を縮めることができます。この圧縮効果を上手に活用すると、作例のように被写体に背景が迫っているかのようなダイナミックな写真が得られます。撮影時のポイントは被写体と背景が一直線になるような構図を作ること。スマートフォンのカメラ機能では得られないデジタルカメラならではの表現です。
■Tips.4
テーブルいっぱいに並んだ料理や、アクセサリーのコレクションなど、すべての被写体にしっかりピントを合わせて撮りたいなら、「俯瞰撮影」がおすすめ。SNSでも料理や小物の写真に特に多い構図です。撮影のポイントは、被写体の高さをなるべく揃えて配置すること。また、被写体の真上に照明があると、被写体に撮影者の影が落ちてしまうので、光量が足りている場合は照明を消して自然光だけで撮るとよいでしょう。
■Tips.5
被写体の一部をあえてシルエットで描くことで、見る人の想像力を掻き立て、写真にストーリーを生み出すことができます。そんなシルエット写真を撮影するポイントは、被写体の向こう側に光源を配置して、逆光環境を作り出すこと。シルエットが美しく出るように、被写体の背景はなるべくシンプルに整理し、シルエットがはっきりと濃く出ない場合は、カメラの露出補正をマイナス側に調整するとよいでしょう。
■Tips.6
カメラが判断した適正露出よりも、あえて明るく撮影することで、画面全体がハイキーとなり、被写体をフワッと柔らかな空気が包み込んでいるかのような写真が得られます。撮影時のポイントは、絞りを開いて撮影することと、カメラの露出補正をプラス側に調整して全体のトーンを明るくすること。大口径レンズなど、ボケの大きなレンズで撮影すると、より柔らかさを強調した写真に仕上げることができます。
■Tips.7
水面やガラス張りのビルに反射した空や雲など、反射を写真に取り入れると幻想的な雰囲気を作り出せます。撮影時のポイントは、実際の風景よりも反射した風景をメインに置いて撮影すること。あえて反射した風景だけを大胆に切り取っても印象的な写真に仕上がります。雨上がりにできる水たまりなども、ローアングルで撮影すれば反射を効果的に画面に取り入れられるので、ぜひ試してみてください。
*
ちなみに本項で掲載した作例は、全てデジタル一眼やミラーレスで撮影した写真をスマートフォンに取り込み、画像加工アプリでフィルター加工を施したものです。撮影の手軽さこそスマートフォンに敵いませんが、レンズ交換による豊かな表現力は、デジタル一眼やミラーレスならではの大きな強み。フォロワーが思わず目を止める印象的な写真をたくさん撮って、「いいね!」をたくさんもらっちゃいましょう!
■Tips.1
■Tips.2
■Tips.3
■Tips.4
■Tips.5
■Tips.6
■Tips.7
ちなみに本項で掲載した作例は、全てデジタル一眼やミラーレスで撮影した写真をスマートフォンに取り込み、画像加工アプリでフィルター加工を施したものです。撮影の手軽さこそスマートフォンに敵いませんが、レンズ交換による豊かな表現力は、デジタル一眼やミラーレスならではの大きな強み。フォロワーが思わず目を止める印象的な写真をたくさん撮って、「いいね!」をたくさんもらっちゃいましょう!