公開日 2020/02/06 06:31
【連載】ガジェットTIPS
Wi-Fiルーター、「バンドステアリング」対応に替えればメリットたくさん!
海上忍
いまや一家に一台の電子機器といっても言い過ぎではない「ルーター」。特に、Wi-Fiアクセスポイントとしての機能を搭載した「Wi-Fiルーター」が定番です。いちど導入すると存在を忘れてしまいがちな製品ですが、Wi-Fi規格の拡張にあわせて機能向上を行うとともに、工夫を凝らした新機能も導入されていますから、数年に一度は買い替えを検討すべきです。
でも、自分がふだん使っているデジタルガジェットは最新のWi-Fi規格に対応していないから買い替えメリットは少ないのでは...いえいえ、数年前のパソコンやタブレットであっても、じゅうぶんメリットがある機能がいくつかありますよ。
そのひとつが「バンドステアリング」。Wi-Fi機能を持つルータは、5GHz帯と2.4GHz帯とで別々のアクセスポイント(SSID)を用意するものですが、このバンドステアリング機能に対応したルータであれば、5GHz帯と2.4GHz帯の設定やSSIDを共通化し、周囲の電波状況などを判断したうえで混雑していない周波数帯域へ自動的に振り分けてくれます。
バンドステアリング対応Wi-Fiルーターを導入すれば、自宅に5GHz帯と2.4GHz帯の2つのSSIDが存在する、という事態がなくなります。当然、パスワードを共通化できるうえ、2.4GHz帯が混雑しているから5GHz帯につなぎ変えるといった手間もありません。
ただし、バンドステアリングを利用するには、パソコンやスマートフォンなどクライアント側が「IEEE802.11k」または「IEEE802.11v」に対応している必要があります。この点さえクリアしていれば、自宅のWi-Fi環境がかなりラクになるはずですよ。
でも、自分がふだん使っているデジタルガジェットは最新のWi-Fi規格に対応していないから買い替えメリットは少ないのでは...いえいえ、数年前のパソコンやタブレットであっても、じゅうぶんメリットがある機能がいくつかありますよ。
そのひとつが「バンドステアリング」。Wi-Fi機能を持つルータは、5GHz帯と2.4GHz帯とで別々のアクセスポイント(SSID)を用意するものですが、このバンドステアリング機能に対応したルータであれば、5GHz帯と2.4GHz帯の設定やSSIDを共通化し、周囲の電波状況などを判断したうえで混雑していない周波数帯域へ自動的に振り分けてくれます。
バンドステアリング対応Wi-Fiルーターを導入すれば、自宅に5GHz帯と2.4GHz帯の2つのSSIDが存在する、という事態がなくなります。当然、パスワードを共通化できるうえ、2.4GHz帯が混雑しているから5GHz帯につなぎ変えるといった手間もありません。
ただし、バンドステアリングを利用するには、パソコンやスマートフォンなどクライアント側が「IEEE802.11k」または「IEEE802.11v」に対応している必要があります。この点さえクリアしていれば、自宅のWi-Fi環境がかなりラクになるはずですよ。
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