公開日 2020/02/27 11:37
アップルTIPS
ノマド派ライターがオススメ!iPadで「自宅オフィス」を実現するアプリ
山本 敦
筆者はフリーのライターなので自宅がオフィスを兼ねているが、外出先からiPadを使い、原稿の素材を準備して入稿までこなすことも多くある。これまでアップル純正アプリやアドビのPhotoshopなど様々なツールを使ってきた筆者が、いまiPadでのノマドに最適と思う「使えるオフィスツール」を紹介したい。
■Apple Pencilによる手書き作業がはかどる「GoodNotes 5」
筆者は外出先で取材した後、まず手書きでプロットを書いてからテキストエディタで本格的に書き始めるスタイルをとっている。Apple Pencilによる手書き入力に対応する「GoodNotes 5」は、多機能でありながらシンプルな使い勝手を実現しているアプリだ。App Storeの販売価格は980円。
手書きメモとiPadのキーボードによるタイピングの文字を混在させながら、さらに画像データを組み込んだビジネスドキュメントも作ることができる。作成したドキュメントは素速くPDFに変換してメールで送れる。企画のアイデアや連絡事項をラフに手書きメモで残し、共有したい場面で心強い。
保存ドキュメントが増えてきたときは、ある程度ラフな手書き文字でも、キーワード検索を使って探せるのが心強い。WordにPowerPoint、PDFなどのドキュメントファイルや画像データを読み込んでApple Pencilで注記を入れたり、紙のドキュメントをiPadのカメラで撮影、画像データとしてスキャンしたものにメモ書きを加え、メールで送るような作業にも抜群の順応性を発揮する。
■画像の閲覧・編集アプリ「Pixelmator Photo」のスピード感
画像データの編集なら断然「Pixelmator Photo」がおすすめだ。App Storeの販売価格は610円。
このアプリは静止画データの色調整やサイズ変更、レタッチなどの編集作業をApple Pencilを使いながら円滑にできるところも魅力的だが、真価はファイルブラウザ機能にあると思う。
アップル純正の「フォルダ」アプリと同じブラウズ画面から、ファイルの読み出しや保存、SDカードからの読み込みがPCライクな操作で直感的に行える。読み込んだ画像のサムネイル表示ができるので、画像調整が必要なファイルだけにタグを付けてまとめておくと作業効率が高まる。不満点を挙げるとすれば、iPadOSのSplit Viewに対応していないところだろうか。編集した画像データを見ながらキャプションのテキストを付ける時など、あると便利な機能だからだ。
リサイズ編集まで完了した画像をフォルダにまとめてから、圧縮してメールに添付したい。この作業がPixelmator Photoのブラウザ画面から完結できないため、現在は圧縮以降の段取りを「フォルダ」アプリに移動して行っている。
あえて触れるまでもないかもしれないが、マイクロソフトの定番オフィス統合ツール「Office」も、iPadOS版が勢揃いしているのでぜひ活用したい。また、筆者は屋外ではあまり利用しないが、Skype for Businessやアップル純正のFaceTimeは複数人数でのビデオチャットにも使いやすい。昨年秋に発売された3万円台から買える第7世代のiPadも、今求められているテレワーク環境の速やかな構築に一役買ってくれるだろう。
■Apple Pencilによる手書き作業がはかどる「GoodNotes 5」
筆者は外出先で取材した後、まず手書きでプロットを書いてからテキストエディタで本格的に書き始めるスタイルをとっている。Apple Pencilによる手書き入力に対応する「GoodNotes 5」は、多機能でありながらシンプルな使い勝手を実現しているアプリだ。App Storeの販売価格は980円。
手書きメモとiPadのキーボードによるタイピングの文字を混在させながら、さらに画像データを組み込んだビジネスドキュメントも作ることができる。作成したドキュメントは素速くPDFに変換してメールで送れる。企画のアイデアや連絡事項をラフに手書きメモで残し、共有したい場面で心強い。
保存ドキュメントが増えてきたときは、ある程度ラフな手書き文字でも、キーワード検索を使って探せるのが心強い。WordにPowerPoint、PDFなどのドキュメントファイルや画像データを読み込んでApple Pencilで注記を入れたり、紙のドキュメントをiPadのカメラで撮影、画像データとしてスキャンしたものにメモ書きを加え、メールで送るような作業にも抜群の順応性を発揮する。
■画像の閲覧・編集アプリ「Pixelmator Photo」のスピード感
画像データの編集なら断然「Pixelmator Photo」がおすすめだ。App Storeの販売価格は610円。
このアプリは静止画データの色調整やサイズ変更、レタッチなどの編集作業をApple Pencilを使いながら円滑にできるところも魅力的だが、真価はファイルブラウザ機能にあると思う。
アップル純正の「フォルダ」アプリと同じブラウズ画面から、ファイルの読み出しや保存、SDカードからの読み込みがPCライクな操作で直感的に行える。読み込んだ画像のサムネイル表示ができるので、画像調整が必要なファイルだけにタグを付けてまとめておくと作業効率が高まる。不満点を挙げるとすれば、iPadOSのSplit Viewに対応していないところだろうか。編集した画像データを見ながらキャプションのテキストを付ける時など、あると便利な機能だからだ。
リサイズ編集まで完了した画像をフォルダにまとめてから、圧縮してメールに添付したい。この作業がPixelmator Photoのブラウザ画面から完結できないため、現在は圧縮以降の段取りを「フォルダ」アプリに移動して行っている。
あえて触れるまでもないかもしれないが、マイクロソフトの定番オフィス統合ツール「Office」も、iPadOS版が勢揃いしているのでぜひ活用したい。また、筆者は屋外ではあまり利用しないが、Skype for Businessやアップル純正のFaceTimeは複数人数でのビデオチャットにも使いやすい。昨年秋に発売された3万円台から買える第7世代のiPadも、今求められているテレワーク環境の速やかな構築に一役買ってくれるだろう。