トップページへ戻る

レビュー

HOME > レビュー > コラム記事一覧

公開日 2022/08/05 17:42
最初は化け猫みたいだったが…

AI画家、Midjourneyに「ヘッドホンを着けたネコ耳美少女」を描いてもらった結果

PHILE WEB編集部
AIが言葉を理解し、それをもとにしたイラストを生成するジェネレーターは以前からあるし、現在進化のまっただ中という状況だが、そのなかでもいま話題になっているのが「Midjourney」だ。まだβ版だが、そのクオリティに絶賛の声が相次いでいる。

Midjourneyのイラストのタッチには少し癖があり、いわゆる洋ゲーの雰囲気が感じられる。言葉を入れると、数十秒程度でイラストが生成される。かなりクオリティが高いので、次はどんな言葉を入れてみようかと考えながら遊ぶのが楽しい。

使いはじめるまでの手続きは、Discordのアカウントがあればかんたんだが、そうでないと少し面倒だ。このあたりはググるとすぐに情報が出てくるので、本稿では省略させて頂く。

さて、さっそく本題。PHILE WEBの記事向けに、なにかオーディオ関連のイラストを描いてもらおうと、「ヘッドホンを着けたネコ耳美少女」を描いてもらうことにした。

英語で指示しなければならないので、DeepLで訳してもらったら「Beautiful girl with cat ears wearing headphones」と出てきた。それをそのままペーストし、指示する。

すると、出てきたのがコレ。

病み感が強め。人によっては好きかもしれない

いや、たしかに猫っぽさはあるけどさ…。正直怖いよ。「化け猫」と指示した記憶はないんだけどな…。

こういうときにMidjourneyは、やり直しをさせるのもかんたん。ボタンを一押しするだけで、違う感じのイラストを描き直してくれる。そして出てきたのがコレだ。

左下は1枚目と同様のダークな方向性だが、ほかのバリエーションも作ってきた

お? 下のは怖いままだけど、上の2つはなかなかいいんじゃないか。Midjourneyでは、方向性が気に入ったら、それをベースに別のバリエーションのイラストも描いてもらうことができる。今回はヘッドホンがよく見えていて、ネコ耳という条件もクリアしている、右上のイラストを元にバリエーションを作ってもらった。

そして、バリエーションとして出てきたのがこちらだ。

どれもいい感じだが、左上のピンクのネコ耳はポイント高いな

うーん、かなりいい感じじゃん。ちょっと化け猫っぽい方向性に戻ったものもあるけど、左上はかなり美少女感ある。よし、これに決めた。

Midjourneyが最初に生成するイラストは解像度が低いのだが、良いと思ったらアップスケーリングして、より大きな画像を生成できる。この過程はけっこう時間がかかるのだが、最終的にできたのがこちらだ(記事掲載用に解像度を縮めている)。

解像度が上がっていくと、少しイラストの雰囲気も変わった

…ということで、自分が描けそうもないクオリティのイラストが、ちょっと指示してボタンを何回か押すだけでできてしまった。これでβ版とは驚きだ。

自然言語を理解し、それをもとにしてイラストを描くサービスは、ほかにも名だたるIT企業やスタートアップが多数開発している。機会があったら、ほかのサービスでも実験してみたい。

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 ソニー、第2世代フラグシップ・ミラーレス一眼「α1 II」。画質、操作性を着実に強化
2 オーディオファイル待望の物量投入型プリメインアンプ!デノン「PMA-3000NE」をクオリティチェック
3 目黒蓮を“もっとそばに”感じられる特別イベント。「レグザミュージアム〜The 6 STORIES〜」11/21から原宿で開催
4 ボーズ、McIntosh Groupを買収。マッキントッシュ、ソナス・ファベールが傘下に
5 ビックカメラ.com、「2025年新春福箱」の抽選申し込み開始。全66種類、iPadやPS5も登場
6 覚えておくと絶対便利!iPhoneの「計測」アプリでできる、あんなことこんなこと
7 ビクター「HA-A6T」レビュー!5000円切り完全ワイヤレスイヤホンは「価格を上回るクオリティ」
8 高音質と機能性を両立する新たなスタンダード機!AVIOTのANC完全ワイヤレス「TE-V1R」レビュー
9 Meze Audioが打ち出す待望の入門モデル。開放型ヘッドホン「105 AER」&イヤホン「ALBA」の音質に迫る
10 新開発ユニットを巧みに操る懐深いサウンド。ELAC「Debut 3.0」フロア型/ブックシェルフ型を聴く
11/21 10:37 更新

WEB