トップページへ戻る

レビュー

HOME > レビュー > コラム記事一覧

公開日 2022/11/16 06:30
【連載】ガジェットTIPS

知ってたらすごい!Bluetooth、同時に接続できるのは何台まで?

海上忍
イヤホン、キーボード、リモコンにゲームコントローラーなどなど、Bluetoothデバイスが活躍する場面は増えています。照明器具のオン/オフなどホームオートメーションにも利用されはじめ、Wi-Fiともども重要な家庭用通信インフラに成長しています。

そんなBluetoothデバイス最大同時接続数ですが、「Bluetooth 3.x以前」かどうかで大きく異なります。2022年11月現在、利用開始前にペアリングが必須のイヤホンやキーボード/マウス、プリンタなどの機器はBluetooth 3.x以前の接続規格(クラシックBluetooth)を利用するものが大半で、それらは理論上最大7台、実用的には3、4台が上限とされています

現在Bluetoothは機器同士を連携動作させる「Bluetoothメッシュ」に力を入れている

一方、近年急速に増えているのが「Bluetooth LE(Low Energy)」を利用するタイプ。こちらはBluetooth 4.x以降の規格に対応したデバイスで、その消費電力の少なさを生かした照明器具や心拍センサーなど常時監視タイプのガジェットに多く採用されています。スマートウォッチがその好例で、スマートフォンとの通信は基本的にBluetooth LEで行われると考えていいでしょう。

Bluetooth LEは同時接続台数の多さも特徴で、その数なんと2の31乗。ほぼ無限と言っても差し支えありません。

ただし、実際に同時接続可能な台数はBluetoothチップ/ソフトウェアの性能により決まります。どれだけの頻度で通信を行うかなどデバイスの用途と、Bluetooth LEで使用できるデータ帯域の事情もあるため、現在の技術水準では数十台から数百台が現実的な上限と考えられますが、クラシックBluetoothよりかなり多いことは確かです。

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 「オーディオのオンキヨー」復活へ。新スピーカーとセパレートシステムを年明けのCESで発表
2 【完全ワイヤレスイヤホン特集 PART.10】音のプロが選ぶベストバイは?
3 CD再生とファイル再生の架け橋に!Shanlingからリッピング機能付きトランスポート「CR60」が登場
4 今こそ「ミニコンポ」が面白い! デノン/マランツ/B&Wの令和ライフにマッチする厳選5モデルレビュー
5 水月雨、『崩壊:スターレイル』とのコラボ完全ワイヤレス。ダイナミック+環状平面駆動の同軸ドライバー搭載
6 【ミニレビュー】空き電源コンセントに挿入するだけ。オーディオみじんこ「SILVER HARMONIZER AC-ADVANCE」
7 モニターオーディオ「GOLDシリーズ」レビュー。ユニット大幅刷新の第6世代機は「ハイスピードで焦点の明確な音調」
8 AVIOT、『らんま1/2』コラボ完全ワイヤレスイヤホン。完全新録ボイス240種類以上搭載
9 Nothing、スマホ/イヤホンが最大30%オフ価格になるウィンターキャンペーン。先着順で靴下もらえる
10 要注目の新興ブランド、ラトビア「アレタイ」スピーカー試聴レビュー!広大な空間描写力が魅力
12/20 10:05 更新

WEB