NORTH STARのUSB-DACも
【ヘッドホン祭】コルグのハイレゾアプリ「iAudioGate」詳細を聞く/ゴールドムンドから200万円の新HPアンプ
フジヤエービック主催のヘッドホン/イヤホン関連イベント「春のヘッドフォン祭 2015」が、5月16・17日の両日、東京・中野サンプラザにて開催されている。本項では15F エトワールルームの模様をお伝えする。
■コルグのiPhone向け音楽アプリ「iAudioGate」
コルグがヘッドホン祭の直前に発表し、今回のイベントが初披露の場となった「iAudioGate」。11.2MHz DSDに対応したほか、Apple Watchでの操作が可能なこと、そして「AudioGate」エンジンを投入したことなど、多くの特徴を備えている。
最近になり、各社からiPhone向けハイレゾ対応アプリの発売・発表が相次いでいる。今夏発売とのことだが、中でも注目のアプリのひとつとなりそうだ。価格は未定だが、「他社さんのアプリとそれほど変わらない値段になる」(同社説明員)という。
iOS8以降の端末で使用できる。使用可能な端末として、ニュースリリースではiPhone 6、iPhone 6+、iPhone 5s、iPhone 5c、iPhone 5、iPhone 4Sとしていたが、「たとえばDSD再生が2.8MHzになるなど、なんらかの機能制限が入る可能性はあるが、iPod touchでも利用可能」とのことだ。
ワイヤレスで楽曲をWindows/Macから転送する多彩な方法を備えていることも特徴。AirDropのほかiCloud Drive、Dropboxが利用できるとニュースリリースにはあったが、そのほかにGoogle DriveとOneDriveもサポートするという。なお、クラウドストレージから直接ストリーミング再生することはできず、いったん端末にダウンロードしてから再生することになる。
また、グラフィックイコライザー機能も充実。指で一筆書きのようにイコライジングを調整したりなど、ユーザーインターフェースも工夫している。
アップサンプリングの精度にも自信を見せ、「これまで培ったオーディオエンジンを利用することで、高品位な再生を実現する」としている。
さらに、Apple Watchからの操作にも対応。ただ単に楽曲の曲送り・戻しやボリューム操作ができるだけでなく、イコライザーのプリセットを選択したりなど、豊富な機能を備えている。
■NORTH STAR DESIGNから11.2MHz対応USB-DAC
ナスペックはNORTH STAR DESIGNのUSB-DAC「Incant」を参考出品した。予価は30万円(税抜)。6月20日前後の発売を見込む。
DACチップはESSの「ES9016」。PCMは384kHz/32bitに対応し、DSDもASIOによって11.2MHzに会い対応予定という。
またヘッドホン端子も備え、FETのディスクリート構成を採用しているとのこと。
■ゴールドムンドは世界初披露、200万円のヘッドホンアンプ
GOLDMUNDは、世界初披露となる超高級ヘッドホンアンプ「TH2」を出展した。価格は200万円程度になる見込み。
なおGOLDMUNDは昨年秋、165万円のヘッドホンアンプ「Telos Headphone Amplifier」(関連ニュース)を発表したが、本機はすでに販売を終了。今後はTH2に注力する。
TH2の特徴はDSPを内蔵していることで、本体前面のスイッチで、DSPを効かせないSTDとDSP効果が得られる「BIN」を切り替えられる。実際に体験してみたが、DSPをオンにすると、音が格段に広がることが確認できた。
そのほかトライオードブースでは、小型真空管プリメインアンプ「Ruby」やCDプレーヤー「Ruby CD」、真空管ヘッドホンアンプ「THV-84HD Mark II」などを出展していた。
■フォトレポート
そのほか、エトワールルームに出展していたブースの模様をフォトレポートでお伝えしよう。
■コルグのiPhone向け音楽アプリ「iAudioGate」
コルグがヘッドホン祭の直前に発表し、今回のイベントが初披露の場となった「iAudioGate」。11.2MHz DSDに対応したほか、Apple Watchでの操作が可能なこと、そして「AudioGate」エンジンを投入したことなど、多くの特徴を備えている。
最近になり、各社からiPhone向けハイレゾ対応アプリの発売・発表が相次いでいる。今夏発売とのことだが、中でも注目のアプリのひとつとなりそうだ。価格は未定だが、「他社さんのアプリとそれほど変わらない値段になる」(同社説明員)という。
iOS8以降の端末で使用できる。使用可能な端末として、ニュースリリースではiPhone 6、iPhone 6+、iPhone 5s、iPhone 5c、iPhone 5、iPhone 4Sとしていたが、「たとえばDSD再生が2.8MHzになるなど、なんらかの機能制限が入る可能性はあるが、iPod touchでも利用可能」とのことだ。
ワイヤレスで楽曲をWindows/Macから転送する多彩な方法を備えていることも特徴。AirDropのほかiCloud Drive、Dropboxが利用できるとニュースリリースにはあったが、そのほかにGoogle DriveとOneDriveもサポートするという。なお、クラウドストレージから直接ストリーミング再生することはできず、いったん端末にダウンロードしてから再生することになる。
また、グラフィックイコライザー機能も充実。指で一筆書きのようにイコライジングを調整したりなど、ユーザーインターフェースも工夫している。
アップサンプリングの精度にも自信を見せ、「これまで培ったオーディオエンジンを利用することで、高品位な再生を実現する」としている。
さらに、Apple Watchからの操作にも対応。ただ単に楽曲の曲送り・戻しやボリューム操作ができるだけでなく、イコライザーのプリセットを選択したりなど、豊富な機能を備えている。
■NORTH STAR DESIGNから11.2MHz対応USB-DAC
ナスペックはNORTH STAR DESIGNのUSB-DAC「Incant」を参考出品した。予価は30万円(税抜)。6月20日前後の発売を見込む。
DACチップはESSの「ES9016」。PCMは384kHz/32bitに対応し、DSDもASIOによって11.2MHzに会い対応予定という。
またヘッドホン端子も備え、FETのディスクリート構成を採用しているとのこと。
■ゴールドムンドは世界初披露、200万円のヘッドホンアンプ
GOLDMUNDは、世界初披露となる超高級ヘッドホンアンプ「TH2」を出展した。価格は200万円程度になる見込み。
なおGOLDMUNDは昨年秋、165万円のヘッドホンアンプ「Telos Headphone Amplifier」(関連ニュース)を発表したが、本機はすでに販売を終了。今後はTH2に注力する。
TH2の特徴はDSPを内蔵していることで、本体前面のスイッチで、DSPを効かせないSTDとDSP効果が得られる「BIN」を切り替えられる。実際に体験してみたが、DSPをオンにすると、音が格段に広がることが確認できた。
そのほかトライオードブースでは、小型真空管プリメインアンプ「Ruby」やCDプレーヤー「Ruby CD」、真空管ヘッドホンアンプ「THV-84HD Mark II」などを出展していた。
■フォトレポート
そのほか、エトワールルームに出展していたブースの模様をフォトレポートでお伝えしよう。