プリ/パワー共にフルバランス構成
PRIMARE、USB-DAC&ネットワークプレーヤー搭載プリ「PRE60」とパワーアンプ「A60」
(株)ナスペックは、同社が取り扱うPRIMAREより、USB-DAC機能搭載のネットワーク対応プリアンプ「PRE60」と、パワーアンプ「A60」を6月20日に発売する。ラインナップの詳細は以下の通り。
・「PRE60」¥1,200,000(税抜)
フルバランス回路を採用したプリアンプ。ネットワーク接続にも対応しており、ネットワークプレーヤーとして使用することもできるほか、USB音声入力端子も備えておりUSB-DAC機能も搭載している。ネットワーク/USB経由で最大192kHz/24bitまでのハイレゾ音源に対応する。
プリアンプセクションは、上述の通りフルバランス構成で、16dBのゲインを持つ4つのシングルエンド出力段を完全に独立させている。信号経路にはコンデンサーやDCサーボを使用せず、完全なDCアンプ構成とした。パーツにもこだわっており、MOSFETや、MELFの抵抗とポリプロピレンコンデンサーなどの高品質ディスクリートパーツを採用。さらに、アンバランス信号入力時もフルバランス回路のメリット活かした再生が行えるよう、バー・ブラウンのオペアンプ「OPA2134」でアンバランス信号をバランス信号に変換する仕組みとしている。
バランス伝送機能を有する4ch NJW1195アッテネーターにより、ボリュームコントロールは全てアナログ領域で行われる。入力切替には高品質リレーを採用し、ノイズの発生を抑えた。なおメイン基板はを4層構造とすることで超ショートシグナルパスを実現し、伝送ロスも抑えたという。
デジタル部の機能としては、ネットワーク用のメディアボードに後段のプリアンプセクションと共にフルバランス回路を採用。サンプルレート・コンバーター「SRC4392」により、全てのデジタル入力信号を192kHz/24bitにアップサンプリングする。USB入力時はアシンクロナス伝送をサポート。そのほか、光デジタル/同軸デジタル入力も備えている。
DAC部にはCrystal(Cirrus Logic)「CS4398」を使用し、最大192kHz/24bitまでのハイレゾ音源に対応。対応フォーマットは、WAV/AIFF/FLAC/ALAC/MP3/MP4(AAC)/WMAなど。また、WAV/AIFF/FLAC/ALACのギャップレス再生機にも対応している。
本機の電源部は、スタンバイモード時の電源と駆動時のリニア電源を個別に備える仕様としている。スタンバイモード時の電源は消費電力0.2Wのスイッチング電源で、本体電源ON時には完全にOFFになる仕様としている。メイン電源は、カスタムメイドのCコアトランスと低ESRの電解コンデンサを複数個使用し、合計43,000μFを確保。このリニア電源は、プリアンプステージのアナログセクションとメディアボードのデジタルセクションで区分けしており、相互干渉を抑えられるようにしている。アナログセクション側は、ディスクリート・パワートランジスタを採用した超高速レギュレーター回路により電源供給を行う仕組みとしている。
そのほか、専用アプリ「Primare App」を使ってスマホ/タブレットから本体のコントロールが行える。
・「A60」¥1,200,000(税抜)
上述のPRE60との組み合わせを想定したパワーアンプで、出力は250W×2(8Ω)。入力端子はRCAにWBT nextgen、XLRにNeutrikを採用する。
内部には、PRIMAREの超高速Class-D級アンプ回路UFPD(Ultra Fast Power Device)を1ch当たり2回路・合計4回路のフルバランス構成で搭載している。UFPDは、フルレンジフィードバックを可能にするという独自技術で、全帯域に変動の無いようにフィードバックをかけることでパルス出力の歪を抑え、安定した出力を確保するという。
PRIMARE独自のPFC(Power Factor Control)電源回路でこのUFPDを駆動する仕組みで、これにより広帯域でフラットな特性とロー・ディストーションサウンドを実現するという。電源部にはマッチングの取れたMELFトランジスタを備え、瞬間最大出力2,600VAというスイッチング電源を搭載する。トランジスターのヒートシンクは、シグナルパスの短縮化とアース回路引き回しに配慮した形状としている。そのほか、直流電圧とオーバーヒートを検出し、自動的にスピーカー出力をミュートする保護回路も備えている。
スピーカー端子はWBT nextgenで、内部のターミナル配線にはVan Den Hul SCS12ケーブルを採用している。
【問い合わせ先】
ナスペック
TEL/0120-932-455
・「PRE60」¥1,200,000(税抜)
フルバランス回路を採用したプリアンプ。ネットワーク接続にも対応しており、ネットワークプレーヤーとして使用することもできるほか、USB音声入力端子も備えておりUSB-DAC機能も搭載している。ネットワーク/USB経由で最大192kHz/24bitまでのハイレゾ音源に対応する。
プリアンプセクションは、上述の通りフルバランス構成で、16dBのゲインを持つ4つのシングルエンド出力段を完全に独立させている。信号経路にはコンデンサーやDCサーボを使用せず、完全なDCアンプ構成とした。パーツにもこだわっており、MOSFETや、MELFの抵抗とポリプロピレンコンデンサーなどの高品質ディスクリートパーツを採用。さらに、アンバランス信号入力時もフルバランス回路のメリット活かした再生が行えるよう、バー・ブラウンのオペアンプ「OPA2134」でアンバランス信号をバランス信号に変換する仕組みとしている。
バランス伝送機能を有する4ch NJW1195アッテネーターにより、ボリュームコントロールは全てアナログ領域で行われる。入力切替には高品質リレーを採用し、ノイズの発生を抑えた。なおメイン基板はを4層構造とすることで超ショートシグナルパスを実現し、伝送ロスも抑えたという。
デジタル部の機能としては、ネットワーク用のメディアボードに後段のプリアンプセクションと共にフルバランス回路を採用。サンプルレート・コンバーター「SRC4392」により、全てのデジタル入力信号を192kHz/24bitにアップサンプリングする。USB入力時はアシンクロナス伝送をサポート。そのほか、光デジタル/同軸デジタル入力も備えている。
DAC部にはCrystal(Cirrus Logic)「CS4398」を使用し、最大192kHz/24bitまでのハイレゾ音源に対応。対応フォーマットは、WAV/AIFF/FLAC/ALAC/MP3/MP4(AAC)/WMAなど。また、WAV/AIFF/FLAC/ALACのギャップレス再生機にも対応している。
本機の電源部は、スタンバイモード時の電源と駆動時のリニア電源を個別に備える仕様としている。スタンバイモード時の電源は消費電力0.2Wのスイッチング電源で、本体電源ON時には完全にOFFになる仕様としている。メイン電源は、カスタムメイドのCコアトランスと低ESRの電解コンデンサを複数個使用し、合計43,000μFを確保。このリニア電源は、プリアンプステージのアナログセクションとメディアボードのデジタルセクションで区分けしており、相互干渉を抑えられるようにしている。アナログセクション側は、ディスクリート・パワートランジスタを採用した超高速レギュレーター回路により電源供給を行う仕組みとしている。
そのほか、専用アプリ「Primare App」を使ってスマホ/タブレットから本体のコントロールが行える。
・「A60」¥1,200,000(税抜)
上述のPRE60との組み合わせを想定したパワーアンプで、出力は250W×2(8Ω)。入力端子はRCAにWBT nextgen、XLRにNeutrikを採用する。
内部には、PRIMAREの超高速Class-D級アンプ回路UFPD(Ultra Fast Power Device)を1ch当たり2回路・合計4回路のフルバランス構成で搭載している。UFPDは、フルレンジフィードバックを可能にするという独自技術で、全帯域に変動の無いようにフィードバックをかけることでパルス出力の歪を抑え、安定した出力を確保するという。
PRIMARE独自のPFC(Power Factor Control)電源回路でこのUFPDを駆動する仕組みで、これにより広帯域でフラットな特性とロー・ディストーションサウンドを実現するという。電源部にはマッチングの取れたMELFトランジスタを備え、瞬間最大出力2,600VAというスイッチング電源を搭載する。トランジスターのヒートシンクは、シグナルパスの短縮化とアース回路引き回しに配慮した形状としている。そのほか、直流電圧とオーバーヒートを検出し、自動的にスピーカー出力をミュートする保護回路も備えている。
スピーカー端子はWBT nextgenで、内部のターミナル配線にはVan Den Hul SCS12ケーブルを採用している。
【問い合わせ先】
ナスペック
TEL/0120-932-455
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