回路パターンの見直しなどでSN比が向上
アキュフェーズからモノラルパワーアンプ「A-250」が発売
アキュフェーズ(株)は、モノラルパワーアンプ「A-250」を4月下旬に発売する。価格は1,250,000円/1台(税抜)。
A-250は、2012年にアキュフェーズ創立40周年記念モデルとして発表された「A-200」の後継機。A-200を超える性能と音質を目標に5年間の開発期間を経て完成した本機は、機構・回路面に先進テクノロジーを導入し、内部レイアウトや配線、回路構成の全てが徹底的に見直されている。
パワーMOS FETによる10パラレル・プッシュプルのパワーユニットを2組用いた、合計20パラレル・プッシュプルによる純A級動作という点は、A-200を継承。また、信号経路にダブルのインスツルメンテーション・アンプ方式を導入したフルバランス伝送や、カレント・フィードバック増幅回路の採用など高く評価された部分は継承。
変更点は部品のレイアウトや配線パターン。これらを変更し、A-200よりも入力コネクターの近くに入力アンプを搭載することで、内部レイアウトをより理想的ものにしている。同時に内部配線より短くシンプル化し、回路定数も変更されている。この結果、SN比が実測値で約2dB改善されている。
さらなる高音質化のため、使用パーツにも再検討が加えられている。パワーアンプ出力段用メイン電源部には、新たに開発された特注品の10万μFのブロック電解コンデンサーを採用。パワーアンプドライブ段用電源部にも、新開発の特注品電解コンデンサーが用いられている。
機能面では、変動に応じてレンジ(単位)が自動的に切り替わる「メーターオートレンジモード」を新規に搭載する。
定格出力は100W(8Ω)、200W(4Ω)、400W(2Ω)、800W(1Ω、音楽信号に限る)で、A-200と同じ。前述のSN比以外は、周波数特性やダンピングファクターなどスペックの変更はほとんどない。
A-250は、2012年にアキュフェーズ創立40周年記念モデルとして発表された「A-200」の後継機。A-200を超える性能と音質を目標に5年間の開発期間を経て完成した本機は、機構・回路面に先進テクノロジーを導入し、内部レイアウトや配線、回路構成の全てが徹底的に見直されている。
パワーMOS FETによる10パラレル・プッシュプルのパワーユニットを2組用いた、合計20パラレル・プッシュプルによる純A級動作という点は、A-200を継承。また、信号経路にダブルのインスツルメンテーション・アンプ方式を導入したフルバランス伝送や、カレント・フィードバック増幅回路の採用など高く評価された部分は継承。
変更点は部品のレイアウトや配線パターン。これらを変更し、A-200よりも入力コネクターの近くに入力アンプを搭載することで、内部レイアウトをより理想的ものにしている。同時に内部配線より短くシンプル化し、回路定数も変更されている。この結果、SN比が実測値で約2dB改善されている。
さらなる高音質化のため、使用パーツにも再検討が加えられている。パワーアンプ出力段用メイン電源部には、新たに開発された特注品の10万μFのブロック電解コンデンサーを採用。パワーアンプドライブ段用電源部にも、新開発の特注品電解コンデンサーが用いられている。
機能面では、変動に応じてレンジ(単位)が自動的に切り替わる「メーターオートレンジモード」を新規に搭載する。
定格出力は100W(8Ω)、200W(4Ω)、400W(2Ω)、800W(1Ω、音楽信号に限る)で、A-200と同じ。前述のSN比以外は、周波数特性やダンピングファクターなどスペックの変更はほとんどない。
関連リンク