他社製DACにも新たに対応

Playback Designs、同社SACDプレーヤーを11.2MHz DSD対応させるモジュール「USB-XIII」

公開日 2017/06/05 13:19 編集部:小澤貴信
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ナスペックは、同社が取り扱うPlayback Designs(プレイバック・デザインズ)より、同社SACDプレーヤーなど向けのUSB入力インターフェース・モジュール「USB-XIII」を6月5日より発売する。価格は400,000円(税抜)。

「USB-XIII」

プレイバック・デザインズは2011年に、同社SACDプレーヤー「MPS-5」(関連ニュース)とD/Aコンバーター「MPD-5」向けに、384kHz/24bit PCMや5.6MHz DSDに対応させるUSB入力用モジュール「USB-X」(関連ニュース)を発売。2013年にはやはり「MPS-5/MPD-5」向けに、ST光ケーブルによる「PLAYLINK」で伝送を行うグレードアップ版「USB-X ST」(関連ニュース)を発売していた。

今回の「USB-XIII」では、ASIO方式による11.2MHz DSD再生に対応。最新世代PDFASクロック・テクノロジーを採用することで、さらに音質を高めたという。入力はUSBとPLAYLINKを搭載。出力はAES、同軸デジタル、PLAYLINKとなる。

また、従来の「MPS-5/MPD-5」に加えて、CDプレーヤー「MPS-3」やUSB-D/Aコンバーター「MPD-3」など「3シリーズ」との組み合わせも可能となった。さらには、AESや同軸デジタル入力を備える他社製DACなどと組み合わせて使用することも可能だという。

「USB-XIII」の前面(上)と背面(下)

PCMは384kHz/24bitまで対応。「MPS-5/MPD-5」との組み合わせではPLAYLINKで伝送を実施。3シリーズについてはAES接続による専用フォーマットによる伝送でDSD再生をサポートする。

なお、AESおよび同軸デジタルでの接続では、USB入力は最大PCM 384kHz、DSD 11.2MHzに対応するが、出力はPCM 192kHzおよび176.4kHz、DSD 2.8MHz(DoP)に変換される。

「PLAYLINK」によって複数の対応機器を接続してのマルチチャンネル再生にも対応(PCM 384kHz/DSD 5.6MHz)。USB-XIIIをWindows PCへUSB接続して、Sonoma Recorder Softwareを用いて録音をすることも可能だ。

将来的な拡張機能を実現するファームウェア・アップデートにも対応。なお「MPS-5/MPD-5」で利用する場合には、ユーザーによるアップデートが必要。3シリーズでの使用については工場でのアップデートが必要になる。

対応OSはWindows 8以上/Mac OS X10.6.6以上となる。外形寸法は127W×55H×166Dmm、質量は0.56kg。

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  • ジャンルCDプレーヤー/トランスポート
  • ブランドPLAYBACK DESIGN
  • 型番USB-XIII
  • 発売日2017年6月5日
  • 価格400000
【SPEC】●入力端子:USB×1、PLAYLINK(ST端子)×1 ●出力端子:PLAYLINK×3、AES×1、同軸デジタル×1、バランス(XLR)×1、アンバランス(RCA)×1 ●外形寸法:127W×55H×166Dmm ●質量:0.56kg