25タイトルが順次発売!

ユニバーサル「ハイレゾCD」にオフコースとイージー・リスニングの名盤達が登場。愛聴盤がもう1枚欲しくなる“ハイレゾの旨味”を聴いた

公開日 2019/09/30 11:19 炭山アキラ
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■実は優秀録音の宝庫、イージー・リスニング

オフコースの次は、同時にリリースされた麗しの『2019 イージー・リスニング編』を聴いていこう。こちらは我が家のレファレンス・ディスクプレーヤーに、マイテックのMQAデコードに対応したDAコンバーター、「Brooklyn DAC+」を接続して音を聴くことにした。もし、気に入った音のCDプレーヤーをお使いの人なら、MQAデコードに対応したDACを追加するのがお薦めだ。「Brooklyn DAC+」は30万円を切る価格帯の製品となるが、この他にももっと求めやすい製品もいまでは結構な数が出てきている。

『イージー・リスニング』編は、Mytek「Brooklyn DAC+」(¥OPEN/予想実売価格270,000円前後)を使用

ところで、イージーリスニングやムード音楽というと、あまりオーディオソースとして大切に扱われていないような気がするのは私だけだろうか。愛好家の皆様には釈迦に説法だが、この手のジャンルには、しっかりした装置で再生すると思わず居住まいを正したくなるような優秀録音が少なくない。もっともっと多くの人に楽しんでもらいたいジャンルである。

次ページMQAデコードで大幅に音がクリアに

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