ソニー、DLNA対応ホームサーバーとネットワーク対応フォトフレームを発売
本機は、「Extension Line by VAIO」シリーズの製品として販売される。同シリーズはこれまで、テレビサイドに置く円形のPC「TP1」や、ネットワークオーディオシステム「WA1」などを展開してきた。
DLNAに対応し、家庭内LANに接続したDLNA対応PCやテレビなどで、本機に保存した映像や写真を再生することが可能。なお、接続対象となるPCのOSはWindows XP SP2/Vistaとなる。
本機がDLNAで配信できるファイル形式は、動画がAVCHD/MPEG2/HDV(MPEG2-TS)、静止画がJPEG/BMP/PNG、音声がWAV/MP3/ATRAC/ATRAC Advanced Lossless/AAC/WMA。
外出先からのアクセスも可能で、「VAIO Picture Lab」により、本機に保存したJPEG画像を、外出先のPCからウェブブラウザーを利用して再生できる。スライドショー再生や写真のダウンロードも可能。さらに、遠隔地のPCに大容量のデータをコピーできる「データリンク機能」、後述するネットワーク対応デジタルフォトフレームと写真を共有できる「メディア共有機能」も利用できる。
本体にはメモリースティック、SD/SDHC、CFに対応したメモリーカードスロット、3系統のUSB端子を装備。それぞれ、「おまかせコピー」機能に対応しており、メモリーカードを挿入するか、USB機器を接続した後、HS1のボタンを押すだけで、データの取り込み保存が行える。
さらに、ネットワーク内のPCのデータを取り込むことができ、NASとしても利用可能。付属ソフト「PC Link」を使えば、PC内の指定フォルダのデータを自動アップロードすることもできる。
■ネットワーク対応のデジタルフォトフレームも発売
また同社は、ネットワーク対応のデジタルフォトフレーム“Canvas Online"「CP1」もLiblog Stationと同じ5月17日に発売する。価格はオープンだが、30,000円前後での販売が予想される。ブラックの「VGF-CP1/B」とホワイトの「VGF-CP1/W」をラインナップする。接続対象となるPCは、Windows XP SP2/Vista SP1を搭載した製品とVGF-HS1シリーズ。
IEEE 802.11b/g対応の無線LAN機能を内蔵。ネットワーク経由で、7インチ/800×480画素のクリアフォト液晶ディスプレイに、PC内のJPEG/BMP/PNG/GIF画像を表示できる。またMP3/WAVの音声ファイルも再生でき、任意の曲をBGMにしたスライドショーも行える。
ネットワーク機能を活かした各種機能も充実。「Google」フォトアルバムや「フォト蔵」などのインターネットアルバムの写真を再生できるほか、本機から写真共有サービスにアップロードすることも可能。
インターネットアルバムの写真は画面を最大4分割して表示できるほか、新着写真をフォトフレーム下部のLEDの点滅で知らせる機能も搭載している。
また、「Yahoo! ニュース・トピックス」や「Yahoo! 天気情報」を画面上に表示したり、RSSの情報を表示することも可能。
本体にはメモリースティック/SD/CFカードスロットやUSB端子も備え、機器やメモリーカード内の写真を直接再生することもできる。
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(Phile-web編集部)