1TBのiVも発売
マクセル、スマホへの番組持ち出しに対応した新“iVレコーダー”を発売
番組持ち出しにおいては、4倍録画の「TSX4(1920×1080/5.7Mbps)」、8倍録画の「TSX8(1920×1080/2.9Mbps)」、24倍録画の「TSX24(720×480/0.9Mbps)」モードでのコンテンツを転送可能。製品発表会で特徴説明を担当した同社グローバル商品開発本部 商品部部長の小原浩志氏によれば「通信環境などにもよるがTSX24モードでの録画番組であれば、1時間番組を5分ほどで転送できる」という。
録画予約時に「持ち出し同時録画」を選択すると、スマートフォンへの転送用として通常の録画と同時にTSX24モードでの録画も同時に行うことができる。なお、本機能ではデフォルトがTSX24モードになっているが、設定メニューからTSX4とTSX8モードを選ぶこともできる。また、同時録画を行っている際はチューナーを2つ使用することになるため、裏番組録画は行えない。
DLNAによるストリーミング再生では、番組持ち出し時のTSX4/8/24モードに加え、「TSXモード(1920×1080/12Mbps)」で録画した番組も視聴可能。なお、本機能を利用してスマートフォン等で番組視聴時でも本体側は別の操作が可能だが、同じ番組を同時に視聴することはできない。
なお、DLNAに対応しているため、DLNA対応端末であればテレビなどの機器でも番組をワイヤレスで再生できる。そのほかネットワーク関連ではYahoo! JAPANやアクトビラ、TSUTAYA TVなどに簡単にアクセスできる専用画面も用意している。
■ビデオ入力端子搭載でビデオテープからのダビングも
筐体の前面にはビデオ外部入力端子(アナログ V/L/R)を新たに搭載。ビデオデッキを接続し、ビデオテープに録りためていた番組をデジタルデータとして本機のHDDやiVカセットにダビングすることができるようになった。
次ページiVを通常のUSB-HDD同様に使えるようにするアダプターも
- ジャンルその他
- ブランドMAXELL
- 型番VDR-R3000
- 発売日2012年6月25日
- 価格¥OPEN(予想実売価格50,000円前後)
【SPEC】●内蔵HDD容量:1TB ●録画メディア:iVDR-Secure(iVDRスロット×1) ●受信放送:地上/BS/110度CSデジタル×2系統 ●出力端子:コンポジット映像出力 ピンジャック×1系統、アナログ音声出力 ピンジャック(L、R)×1系統、S映像出力 コネクタ×1系統、HDMI×1系統 (HDCP対応、CEC対応)、光デジタル音声出力×1系統 ●LAN端子(ネット接続用):10BASE-T/100BASE-TX×1 ●SDカードスロット:1(ムービー/写真) ●AVネットワーク(DTCP-IP対応):サーバー機能/クライアント機能 ●消費電力(待機時):29W(0.8W) ●外形寸法:430W×51H×227Dmm(突起部を除く) ●質量:約2.2kg