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IGZOや大型4Kディスプレイなど

FPD International 2012開幕 - ジャパンディスプレイ「IPS-NEO」や4K/有機ELなどに注目展示多数

公開日 2012/10/31 19:41 ファイル・ウェブ編集部
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■フィリップスがドルビー3Dをデモ - 中国CSOTは世界最大110型4Kパネル

フィリップスのブースでは、同社とドルビーが共同開発した3D映像技術スイート「ドルビー3D」(関連ニュース)をアピール。フィリップスの4K対応56インチディスプレイをベースにした、28視点のレンチキュラーによる裸眼3Dディスプレイでデモを行っている。

フィリップスのディスプレイでドルビー3Dをデモ

ドルビー3Dは、テレビだけでなくSTBやタブレット、スマートフォンなどでも利用できる、マルチデバイス対応の3D映像技術。アクティブ/パッシブ3Dメガネを利用するメガネ式3Dだけでなく、上記のように裸眼3Dディスプレイにも対応している。

中国のSHENZHEN CHINA STAR OPTOELECTRONICS TECHNOLOGY(CSOT)社は、世界最大だという110型の4K2Kディスプレイを展示。「すでに中国では3ヶ月ほど前から量産が始まっている」(同社説明員)という。

すでに量産を開始しているという110型の4K2Kディスプレイ

また、同社では55型の4Kディスプレイも参考展示。「これまでは4Kというと業務用がメインだったためベゼルなどはあまり気にされてこなかったが、本製品はコンシューマーのテレビへの使用を前提に考え狭ベゼルを実現させた」という。

56型は狭ベゼルにもこだわったという

■iPadを裸眼3DにするシートやXperia体験コーナー - 楽天Koboの姿も

3Dコンソーシアムブースは、ニューサイトジャパンとVMJがそれぞれ自社製品を展示。ニューサイトジャパンは、iPadにレンチキュラーシートを貼り、48視点での裸眼3D再生実験なども行っていた。

iPadの裸眼3D化デモ

一方VMJは、CLD(Chromatic Light Defrector)式の裸眼3Dフィルターをデモ。40型など複数サイズのディスプレイを用意し、パララックスバリア方式に比べて輝度、明瞭度の点で有利だという特徴をアピールしている。

CLD方式の裸眼3Dをアピール

そのほか会場にはXperiaのタッチパネルをゲームで体験できるコーナーも。また、「MOBILE TECHNOLOGY 2012」と題したスペースには、各社のタブレット端末やノートPCが並べられ、楽天の電子書籍端末「Kobo」も体験できるようになっていた。

Xperia体験コーナーにはコンパニオンも常駐しておりその他のブースとは異色な雰囲気も感じさせる

楽天Kobo

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