4Kハンディカムや世界最軽量デジタル一眼なども
ソニー、CESで新4Kテレビやハイレゾオーディオなど新製品多数 −「次世代4Kメディアプレーヤー」も
デジタル一眼カメラ“α”では、APS-Cサイズのイメージセンサー搭載のレンズ交換式デジタルカメラにおいて世界最軽量となる重さ約210gの小型ボディを実現させた「α5000』を発表。
同製品は、有効約2,010万画素のExmor APS HD CMOSイメージセンサーとBIONZ Xを搭載。従来比約3倍となる処理速度の高速化と、ノイズ低減および解像感をさらに高めて質感描写力の向上を実現させたという。また、Wi-FiとNFCにも対応し、写真や動画をワンタッチでスマートフォン等に転送できる。
そのほか、参考展示としてはヘッドマウントディスプレイ「HMZ-T3W」の後部に装着し、より臨場感のあるインタラクティブな視聴体験を提供するという専用センサー「ヘッドトラッカー」を展示。
同製品では、アクションカムで撮影した広角の映像素材を用い、同センサーが感知した情報を、スマートフォン上のアプリに反映。これにより、頭の動きに合わせて、見える景色をそのままヘッドマウントディスプレイの大画面上に映し出すことができる。
また、スマートフォン上でテニスショットのタイムリーな分析をできるようにするという「ラケット装着型テニスセンサー」も参考展示。ラケットのスイングスピードやボールのスピン、スピードなどのデータを活用し、テニスの上達をサポートするソリューションを提案するという。
■リストバンド型スマートウェアなどスマホ関連展示も/Xperia Z1fは「Xperia Z1 Compact」として世界展開
スマートフォン関連では、センシング技術を搭載し、スマートフォンと組み合わせて使うことで、日常の活動を記録できるスマートウェア商品群を新たに展開。第一弾として、日々の行動を記録できるリストバンド型のスマートウェア商品を導入する。
同製品は、加速度センサー等の搭載により、スマートフォンと連携しながら、歩数や移動した距離等を記録することが可能。新開発のLifelog(ライフログ)アプリケーション上で、記録した履歴を活用することで、過去から現在にわたるユーザーの行動パターンの発見や、未来のコミュニケーションや行動のきっかけになる情報を提供するという。さらに本体(センサー部分)をリストバンドから着脱することが可能で、ユーザーは他の装着スタイルで活動を記録することができる。
また、日本でのみ展開している「Xperia Z1f」を、「Xperia Z1 Compact」として2014年2月以降、世界各国へ展開。加えて、「Xperia Z1」も「Xperia Z1S」として、T-Mobileより、1月から米国で発売する。