HOME > ニュース > 東芝、タイムシフトリンクやSeeQVaultに対応した「レグザサーバー」など4機種

レグザサーバー2機種/レグザブルーレイ2機種

東芝、タイムシフトリンクやSeeQVaultに対応した「レグザサーバー」など4機種

公開日 2014/10/14 16:00 ファイル・ウェブ編集部 小澤貴信
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
バックアップや自己診断機能など安心機能を充実
SeeQVault対応ハードディスクによるバックアップ・引っ越しが可能に

コンテンツ保護技術「SeeQVault」に対応したことで、「バックアップ・引っ越し対応」を強化したことも今回の4モデルの特徴だ。従来のUSBハードディスクでは録画番組の管理を本体側で行っていたので、再生も録画した本体との組み合わせのみで可能であり、本体が故障したら録画番組を視聴できなくなる場合があった。しかし、SeeQVault対応のUSB-HDDを使えば、バックアップした番組をSeeQVault対応の他のレコーダーから再生することも可能だ。また、USBハードディスクを手持ちで移動して他の部屋の対応レコーダーで再生する、というような使い方もできる。


SeeQVault対応で引越・バックアップ機能を大幅に強化した
録画番組ごとにバックアップが可能

レコーダー買い換え時などにおける番組の“引っ越し”については、本機で録画した全ての録画データをSeeQVault対応USB-HDDに丸ごとダビングが可能。そこから、書き換えた引っ越し先のレコーダーへのまるごと移動もできる。なお、SeeQVault対応機器での移動についてはダビング10の残り回数を引き継ぐことはできない。


ハードディスク内の番組をまるごとダビングすることも可能だ
バックアップについては、各番組の予約時にバックアップ設定をしておくと、予約録画終了後の電源オフ時に自動的にバックアップを行う。なお、WOWOWなど1回だけ録画可能な番組をバックアップする場合は、バックアップを行うと内蔵ハードディスクに番組が残らないため注意が必要だ。


番組予約時にバックアップを設定すれば、録画終了後に自動的にバックアップされる
前述のようにSeeQVault対応のUSBハードディスクをバックアップ・引っ越し用として使用する場合は排他使用となり、通常録画およびタイムシフトマシン録画には使用できない。また、東芝製のSeeQVault対応機器で録画した番組を、他社製のSeeQVault対応製品で視聴することはできない。その理由については「SeeQVaultは共通規格だが、現時点で他社がその仕様を公開していないため、互換性がない」とのことだった。

なお、SeeQVault対応ハードディスクは東芝からも“CANVIO”シリーズのモデルとして本機と同時にリリース。3TB、2TB、1TBの3つの容量を用意する。また、アイ・オー・データからはすでにSeeQVault対応ハードディスクが発表済みだ(関連ニュース)。


東芝のSeeQVault対応ハードディスク“CANVIO”
自己診断モードを搭載。症状に応じて対処方法も案内してくれる

冒頭で紹介した3つのポイントのひとつである「安心感」を実現する機能として用意されたのが「自己診断モード」。ドライブの状態、チューナーの受信状態、ネット接続状態、USB機器の接続状況など全機能を自動診断することができ、対処方法まで表示してくれる。例えば受信チャンネル診断では、受信強度を確認しながらユーザー自身でアッテネータの入り切りを行うことができる。


自己診断モードを搭載し、症状に応じて対処方法も案内してくれる

なお、4モデルともに4K出力は非対応で、1,080/60p・24pでの出力となる。この点については「テレビ側で4Kアップコンバートすることを前提としている」とのことだった。

前へ 1 2 3 4 5

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク

製品スペックやデータを見る
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー196号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.196
オーディオアクセサリー大全2025~2026
特別増刊
オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2025年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX

本ページからアフィリエイトプログラムによる収益を得ることがあります

NEWS
AV&ホームシアター
オーディオ
モバイル/PC
デジカメ
ホビー&カルチャー
過去のニュース
RANKING
イヤホン・ヘッドホン
AV機器売れ筋
さらに見る
AWARD
VGP
DGPイメージングアワード
DGPモバイルアワード
オーディオ銘機賞
オーディオアクセサリー銘機賞
アナロググランプリ
REVIEW
レビュー
コラム
注目製品クローズアップ
優秀録音ハイレゾ音源レビュー
さらに見る
連載
折原一也の“いまシュン!”ビジュアルプロダクト
高橋 敦のオーディオ絶対領域
山本 敦のAV進化論
角田郁雄のオーディオSUPREME
今週の発売新製品
アニソンオーディオポータル
さらに見る
INTERVIEW
インタビュー記事一覧
さらに見る
BRAND
注目ブランド情報
MAGAZINE
オーディオアクセサリー
analog
ホームシアターファイル
プレミアムヘッドホンガイド
プレミアムヘッドホンガイドマガジン
雑誌定期購読
雑誌読み放題サービス
メルマガ登録
SHOPPING
PHILE WEB.SHOP
通販モール