【CES】次世代BD・HDR・8K − 折原一也が振り返るCES 2015の高画質トレンド
■次世代BD「ULTRA HD BLU-RAY」、「HDR」「8K」に沸いたCESの高画質トレンド
米国ラスベガスにて現地時間1月9日まで開催された「2015 International CES」。毎年、年初に開催され、その年のオーディオ・ビジュアルのトレンドを占う本イベントだが、今年のAV関連展示を振り返ると、近年稀にみるほど「高画質」を突き詰めたビジュアル製品が多かった。いずれも、具体的な製品やサービスを伴った展示が行われていた。
まずAVファンにとっては、高画質4Kソースを収録する光ディスク、“次世代BD”「ULTRA HD BLU-RAY」の発表は大きなトピックだった。このULTRA HD BLU-RAYは2015年中に発売見込みで、さらに今回のCESではパナソニックによる対応プレーヤーの試作機も同時公開され、視聴デモが行われていた。
ULTRA HD BLU-RAYの詳細は、インタビュー記事(詳細はこちら)に詳しいのでぜひ参照されたい。なおこのULTRA HD BLU-RAYでは、3,840×2,160ドットの「4K(米国での呼び方ではUHD)」のみならず、「HDR(High Dynamic Range=ハイダイナミックレンジ)」もサポートする。これにより、HDRが次世代の高画質トレンドであることがますます明確になった。
なお、北米では映像配信サービスの「Netflix」の存在感も高まっているが、Netflixは既に昨年夏より各社テレビ向けに4K配信を開始しており、2015年中にはHDR対応サービスも発表されている。HDRの普及に向けては、HDMIの次世代規格によるHDRのサポート(関連ニュース)がCES期間中に発表されたり、映画スタジオ、衛星・映像配信事業者、メーカー等12社が参加する「UHD Alliance」(関連ニュース)によるHDRの映像伝送・認定の標準化への動きもみられ、定着に向けて着々と準備が進んでいる。
そんな背景もあり、今年のCESの薄型テレビ関連の展示では、まさにこの“HDR”が一大キーワードとなっていた。日本メーカーで最も積極的なデモ展示を行っていたのはソニーとパナソニックの2社だ。
米国ラスベガスにて現地時間1月9日まで開催された「2015 International CES」。毎年、年初に開催され、その年のオーディオ・ビジュアルのトレンドを占う本イベントだが、今年のAV関連展示を振り返ると、近年稀にみるほど「高画質」を突き詰めたビジュアル製品が多かった。いずれも、具体的な製品やサービスを伴った展示が行われていた。
まずAVファンにとっては、高画質4Kソースを収録する光ディスク、“次世代BD”「ULTRA HD BLU-RAY」の発表は大きなトピックだった。このULTRA HD BLU-RAYは2015年中に発売見込みで、さらに今回のCESではパナソニックによる対応プレーヤーの試作機も同時公開され、視聴デモが行われていた。
ULTRA HD BLU-RAYの詳細は、インタビュー記事(詳細はこちら)に詳しいのでぜひ参照されたい。なおこのULTRA HD BLU-RAYでは、3,840×2,160ドットの「4K(米国での呼び方ではUHD)」のみならず、「HDR(High Dynamic Range=ハイダイナミックレンジ)」もサポートする。これにより、HDRが次世代の高画質トレンドであることがますます明確になった。
なお、北米では映像配信サービスの「Netflix」の存在感も高まっているが、Netflixは既に昨年夏より各社テレビ向けに4K配信を開始しており、2015年中にはHDR対応サービスも発表されている。HDRの普及に向けては、HDMIの次世代規格によるHDRのサポート(関連ニュース)がCES期間中に発表されたり、映画スタジオ、衛星・映像配信事業者、メーカー等12社が参加する「UHD Alliance」(関連ニュース)によるHDRの映像伝送・認定の標準化への動きもみられ、定着に向けて着々と準備が進んでいる。
そんな背景もあり、今年のCESの薄型テレビ関連の展示では、まさにこの“HDR”が一大キーワードとなっていた。日本メーカーで最も積極的なデモ展示を行っていたのはソニーとパナソニックの2社だ。