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カスタムIEMブースが盛況

<ポタフェス>フォステクス、開放型ヘッドホン参考出展/樹脂筐体に変わった「Pinnacle P2」 ほか

公開日 2017/07/15 17:25 編集部:成藤正宣
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本日15日、明日16日にわたって東京・ベルサール秋葉原で開催されている「ポタフェス2017」。本記事ではティアック、フォスター電機、ライテック、宮地商会、カスタムIEMメーカーブースをレポートする。

■ティアック
Beyer Dynamicブランドのヘッドホン・イヤホンを出展。フラグシップイヤホン「XELENTO REMOTE」などが試聴できたほか、同社としては今回はじめて、会場限定の特別販売を実施していた。

ティアックは初めて会場販売を行う


■フォスター電機
FOSTEXブランドを展開するフォスター電機は、同社ヘッドホン・イヤホン各種を出展。「製品化するかどうかは未定」としながらも、密閉型ヘッドホンTH610をベースにした開放型試作機「TH 6xx」を参考出展していた。


木製ハウジング右手が試作機「TH 6xx」

イヤホンも試聴可能
■ライテック
acs/Echoboxといったブランドの製品を出展。8月中旬から取扱を始める製品として、acsのシリコン製カスタムIEMを展示。ケーブル交換にも対応した製品で、現在はメーカー独自の5ピン端子を使用しているが、受注開始までに普及率が高く汎用性のある2ピン端子も選択できるよう調整しているとのこと。

その他、8月までクラウドファンディングで資金調達中のBluetoothスピーカー「DUOECHO」も展示。端末とスピーカー間だけでなく、左右のユニット間もBluetoothで接続する完全ワイヤレス型のスピーカーで、携帯時などには左右のユニットを筒状に組み合わせて収納できる。


acsのカスタムはシリコン製。他メーカーと装着感は大きくことなる

クラウドファンディング実施中の「DUOECHO」
■宮地商会
多数の海外ブランドが出展されており、独創的なデザインと音質が話題となった露Stereo Pravdaの「SB-7」など取り扱いがはじまったばかりのブランドも試聴が可能だった(関連ニュース)。

話題性の高い製品として、海外でもまだ発売されていないというMEE Audio「Pinnacle P2」が初公開。ハウジングが亜鉛合金製だった前機種「Pinnacle P1」からデザインは変えず、素材を樹脂に変更。ケーブルも編み込み線からビニール皮膜になっている。8月に1万円前半での販売を予定しているとのこと。


デザインと音質で話題をさらった「SB-7」

金属製の「Pinnacle P1」(左)から樹脂製になった「Pinnacle P2」(右)
■海外カスタムIEMブース
eイヤホンで扱われている「Clear Tune Monitors」「Jomo Audio」「VISION EARS」「Advanced Acoustic Werkes」「EMPIRE EARS」といった海外カスタムIEMブランドと、イヤホン用ケーブルメーカー「EFFECT AUDIO」の製品試聴や注文を行っていた。多数のドライバーを搭載したモデル、スイッチによって音のキャラクターを切り替えられるモデル、鼓膜への負担を減らす機構を搭載したモデルなど工夫をこらした製品が一度に試聴できる機会であるためか、常に来場者で溢れていた。


端正な音が特徴のClear Tune Monitors

Jomo Audioのフラッグシップ機「Flamenco」は音質切替スイッチを搭載


片耳12ドライバー搭載のAAW「M120」

音質切替スイッチモデルやBA8基のフラッグシップモデルを擁するVISION EARS


鼓膜保護の「ADELモジュール」を搭載するEMPIRE AUDIO

銅製、銀製、4芯、8芯など幅広いラインナップを誇るEFFECT AUDIO
■カナルワークス
国内のカスタムIEMメーカー。搭載している5ドライバーのうち、4つは帯域を分けずフルレンジで駆動、残り1つで低域を強調するという珍しい構造の「CW-L07QD+」など、多数のモデルが試聴できる。また、仕上がりをWeb上で確認できるシステムを導入したということで、会場でもタブレットから試すことができた。

フルレンジ4ドライバー+1ドライバーの「CW-L07QD+」

Webで仕上がりをチェックできる

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