「4つのタフネス」でアウトドアユースに強い
クリエイティビディを刺激するWi-Fi搭載ビデオカメラ − JVC“ADIXXION”「GC-XA1」を試す
番外編レポート:ADIXXIONを自転車に付けて撮ってみた/Phile-web編集部・山本 敦
今回は別売の「ハンドルマウント」アクセサリーを用意し、自転車のハンドルに“ADIXXION”を装着して街の風景を流し撮りしてみた。
ハンドルへの取り付けは簡単。ハンドルマウントのスクリューを外して、自転車のハンドル部分に取り付ける。ネジは長さ調整が行えるため、もし自転車のハンドルバー自体がとても太いということがあったとしても、マウント自体の長さ調節でフォローができるので大丈夫だろう。
マウントを取り付けたら、着脱式のカメラプレートを「PUSH」ボタンを押して外す。こちらのネジもドライバーは不要で、手動で簡単に回せるようになっているので、カメラの背面と側面に設けられた三脚穴へ他の工具なしに簡単に取り付けられる。
カメラをプレートに装着したら、ハンドルマウントにカチッとはめ込む。カメラが外れてしまわないかを確認してから、自転車のペダルを踏み込むようにしよう。衝撃や水にも強い本体なので、万一走行中カメラに衝撃が加わったり、小雨がぱらついてカメラが濡れたりしても、映像を撮ることに専念できる信頼性もポイントが高い。
カメラ自体は軽量・コンパクトなので、ハンドルに取り付けて重さを感じることはまず無いはずだ。ハンドルマウントの台座の部分が回転する設計になっているので、自転車を運転しながらでも、カメラの撮影方向を左右にパンすることもできる。
また本体サイド側に液晶モニターがついているため、撮影しながらモニタリングすることは困難のように思えるが、そこはスマートフォン連携の機能を活用しよう。スマートフォンのモニターに表示される画角を見ながら微調整が行える。またズーム操作や動画・静止画の撮影開始/終了をメニューから行うことができる。これでフロントハンドル以外にADIXXIONを装着しても、いま撮っている風景や被写体をスマートフォンで確認しながら撮影することが可能になる。撮影後のプレイバックも本体液晶だけでなく、スマートフォンで確認できて便利だ。
当然ながら一度取り付けたカメラ、ハンドルマウントの“取り外し”も、特別な工具を必要とせず簡単に行えるので便利だ。
撮影した映像は1080/30pは隅々まで精細感が高く、フルHDで見慣れた街を流し撮りしてみると、いつもは感じられない興奮が味わえる。なお720/60pの画質設定で撮影をしたところ、画角が広く取れて、スムーズな動画が撮影できた。動画の用途によってそれぞれのモードを使い分けるのが良いと思う。