384kHz/32bit・DSD再生対応の注目機に山之内正が迫る
【レビュー】ラックスマンの最上位USB-DAC「DA-06」を聴く
ラックスマンから登場した、最大384kHz/32bitおよびDSD再生に対応したUSB-DAC「DA-06」(関連ニュース)。先日は同機とマランツ「NA-11S1」との聴き比べ記事(関連記事)もお届けしたが、本記事では「DA-06」を単体でフィーチャー。山之内正氏が実力に迫る。
■「将来にわたって不安のない頼もしい存在となりそう」なスペック
DA-06はラックスマンが満を持して発売した単機能のD/Aコンバーターで、最先端の仕様にこだわったUSB-DAC機能の充実ぶりがなんといっても目を引く。DSD音源は2.8MHzと5.6MHzの両方に対応し、PCM信号も最大384kHz/32bitをサポートするなど、最強と言うべきスペックを実現しており、将来にわたって不安のない頼もしい存在となりそうだ。
さらに、使い勝手の良い専用再生ソフト「LUXMAN Audio Player」を付属させ、ドライバーソフトのインストール方法などを説明した詳細な導入マニュアルを用意するなど、PCオーディオ初心者への行き届いた配慮も嬉しい。ちなみにWindowsでのDSD再生はASIO 2.1とDoPを再生ソフト上から自由に選択でき、Macでは標準ドライバーでDoPがそのまま動作する。
音質向上策の充実ぶりにも目を見張るものがある。ラックスマン自慢のアナログ技術を満載し、D/Aコンバーター以降の主要回路はCD/SACDプレーヤー「D-06」をほぼ踏襲するなど、同社のノウハウを凝縮。筐体の剛性対策や電源回路の強化など、物量面でも妥協を排した設計を貫いている。
心臓部のデジタル回路には独自のDSPを投入し、DSDをはじめとする各種信号再生時のノイズ対策にも万全を期している。余計な心配に悩まされることなく、安心して音楽に浸れるUSB-DACを探しているなら、本機は有力な候補になりそうだ。
■音質チェック − DSD音源を聴く
DA-06の再生音を早速聴いてみることにしよう。LUXMAN Audio Player for Mac 1.0.0をインストールしたMacBook Airで、まずはさまざまなDSD音源を再生してみた。本機はDoPモードでの再生時にもUSB-DACへの負荷を最小に抑える工夫を凝らしているだけあって、DSD本来のピュアな質感と広がり豊かな空間再現を引き出し、非常に次元の高いサウンドを再現する。
■「将来にわたって不安のない頼もしい存在となりそう」なスペック
DA-06はラックスマンが満を持して発売した単機能のD/Aコンバーターで、最先端の仕様にこだわったUSB-DAC機能の充実ぶりがなんといっても目を引く。DSD音源は2.8MHzと5.6MHzの両方に対応し、PCM信号も最大384kHz/32bitをサポートするなど、最強と言うべきスペックを実現しており、将来にわたって不安のない頼もしい存在となりそうだ。
さらに、使い勝手の良い専用再生ソフト「LUXMAN Audio Player」を付属させ、ドライバーソフトのインストール方法などを説明した詳細な導入マニュアルを用意するなど、PCオーディオ初心者への行き届いた配慮も嬉しい。ちなみにWindowsでのDSD再生はASIO 2.1とDoPを再生ソフト上から自由に選択でき、Macでは標準ドライバーでDoPがそのまま動作する。
音質向上策の充実ぶりにも目を見張るものがある。ラックスマン自慢のアナログ技術を満載し、D/Aコンバーター以降の主要回路はCD/SACDプレーヤー「D-06」をほぼ踏襲するなど、同社のノウハウを凝縮。筐体の剛性対策や電源回路の強化など、物量面でも妥協を排した設計を貫いている。
心臓部のデジタル回路には独自のDSPを投入し、DSDをはじめとする各種信号再生時のノイズ対策にも万全を期している。余計な心配に悩まされることなく、安心して音楽に浸れるUSB-DACを探しているなら、本機は有力な候補になりそうだ。
■音質チェック − DSD音源を聴く
DA-06の再生音を早速聴いてみることにしよう。LUXMAN Audio Player for Mac 1.0.0をインストールしたMacBook Airで、まずはさまざまなDSD音源を再生してみた。本機はDoPモードでの再生時にもUSB-DACへの負荷を最小に抑える工夫を凝らしているだけあって、DSD本来のピュアな質感と広がり豊かな空間再現を引き出し、非常に次元の高いサウンドを再現する。