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[連載]高橋敦のオーディオ絶対領域

【第84回】燃え上がれ俺の小宇宙! フィリップスの「ゴールデンイヤー検定」に挑戦してみた

公開日 2014/05/02 11:00 高橋敦
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■ますは「TIMBRE」セクションの「SPECTRAL BALANCE」から

最初のベーシックレベルのそのまた最初のトレーニングとチャレンジは、「TIMBRE」セクションの「SPECTRAL BALANCE」だ。TIMBREとは音色や音質といった意味。そのうちまずは周波数バランスについて聴き分ける。

進度0%。「CONTINUE MY TRANING」をクリックして開始

なお各項目ではそれぞれの項目のサンプルとして適当な曲やノイズが再生され、基本的には、加工前のオリジナルと何らかの加工(この場合は周波数バランスの変更)を施したサンプルを聴き比べて判別できるようになることが目標だ。

トレーニングはオリジナルの音源と、その高域側を強めた「ブライト」と低域側を強めた「ダーク」の強弱2種類、計4種類を任意に再生してその違いを耳で覚える

トレーニング方法はどの段階どの項目でもおおよそ共通。用意されているオリジナルをまず再生し、オリジナルに変化を加えた他のサンプルも再生して、その違いを覚えていく。再生は任意で何度でも繰り返せるので、納得できるまでトレーニングしよう。

準備ができたら画面右の「GO TO THE CHALLENGE」をクリックしてチャレンジに進む。

チャレンジはABCを再生して、ひとつだけ違う周波数バランスになっているものを当てる3択×6問

チャレンジは項目ごとに数は異なるが複数問用意されていて、あとの問題ほど難易度が高い場合が多い。例えばこの項目だと高域もしくは低域の強調度合いが、

1問目)-24dB
2問目)-24dB
3問目)-15dB
4問目)-15dB
5問目)-12dB
6問目)-12dB

となっている。値が小さい方が強調が小さく、聴き分けが難しいわけだ。正解すれば次の問題に進み、不正解なら前の問題に戻される。また「これは…ぜんぜんわからん!」という場合は、画面右の「NEED MORE TRAINING」をクリックすればトレーニングに戻れる。

全問正解したらこの項目はクリア済みとなる。「TIMBRE」セクションの次の項目に進もう。「CORLORRATION」だ。こちらはもっと細かなイコライジング(各周波数帯域の調整)による音色への「色付け」を聴き分ける。

トレーニング。オリジナルの音源と、それに2種類とその各強弱の計4パターンのイコライジングを聴き分ける

チャレンジ。こちらもABCからカラーリングが異なるひとつを言い当てる。問題が進むほどにdB(増減の度合い)が小さくなって難易度が上がるのも同じ

次ページ続いて「DETAIL」セクションから「NOISE DETECTION」と「DISTORTION」へ

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