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<山本敦のAV進化論>第14回

アニメ見放題「アニメパス」などau新サービスのねらいを担当者に訊く

公開日 2014/06/25 11:30 山本 敦
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また「続き再生」が可能なコンテンツも画面下側に常時表示できるようになって、スムーズなマルチデバイス再生を実現している。UIが変更されたポイントについて、繁田氏は説明を付け加える。

ホーム画面下側の「ナビゲーション」には、登録作品をテーマや年代、再生時間で探せる検索メニューを設ける

再生時間では作品を30分単位で区分けしたリストから探せる

「サブスクリプション型のサービスなので、必ずしも映画に詳しい方ばかりが利用するわけではありません。多くの方が映画の魅力に気がつきやすいよう、(株)つみき様のソーシャル映画サービスFilmarks(フィルマークス)と連携しながらビデオパスの映画コンテンツを第三者の『評価』から探せるようにしました」(繁田氏)

コンテンツのリジューム再生にもアクセスしやすくなった

2014年前半時点、ビデオパスが揃える動画コンテンツの数は、月額562円(税抜)の“見放題”サービスで約1,000タイトル。また新作を含むレンタル利用の作品数は約3,000弱に上る。

「ユーザーの皆様に選びやすいよう、定額利用ができる作品には”見放題”というキャッチを付けています。UIを変更する以前は、レンタルと見放題でリスト上に作品が混在していたのですが、変更後はそれぞれに入口を分けて、区別しやすくしています。レンタル作品についてはリアルのレンタルショップと同じタイミングでビデオパスに追加されます。見放題のリストに追加されるまでのインターバルも徐々に短くなっていると思います」(島氏)


■深夜アニメ中心の見放題サービス「アニメパス」

順調にサービスを拡充してきたビデオパスに、アニメパスとディズニーパスという新しいサービスが6月下旬から順次加わる。それぞれにビデオパスと別途開設する狙いはどこにあるのだろうか。

アニメパスに揃えられるコンテンツの特徴について、繁田氏はこう語る。「いわゆる“深夜アニメ”と呼ばれるアニメ作品の人気が高まっています。市場の伸びが顕著に見られる中で、マニアックなアニメ作品に特化したチャンネルを開設して、アニメファンの方々の期待に応えたいと考えました。ビデオパスでは『映像コンテンツ』という切り口からコンテンツを提供してきましたが、アニメパスでは映像コンテンツにとらわれず、作品に関連する様々な音楽や書籍、イベントの情報を広く捉まえて『カルチャー』の切り口で魅力的なコンテンツをお届けしたいと考えています」

アニメパスのメイン画面のイメージ

6月下旬のスタート当初には約500作品/7,000話の作品が並ぶ。利用料金は月額400円(税抜)で、初回加入時は14日間無料で楽しめる。アニメ情報誌「月刊ニュータイプ」の編集部が、アニメパスのために取材した情報が読めるようになるほか、アニメ作品が声優や監督をキーワードにして探すことができる。

アニメパスの検索メニューも機能性を高めている

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