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【特別企画】HDD内蔵ならではのメリットとは?

進化を続けるソニーのハイレゾオーディオプレーヤー「HAP-Z1ES」。その魅力を改めて検証する

公開日 2014/07/15 11:11 山本敦
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サクサク操作も「HDD内蔵」効果。ソフトの進化も見逃せない

操作性の面でも、Z1ESを導入するメリットは大きい。今や多くのオーディオ機器が、スマホ/タブレットのアプリで操作できるようになったが、既存のネットワークオーディオプレーヤーの場合、例えばアルバムのカバーアート表示時などでレスポンスが鈍くなったり、動作が不安定に感じられる場合もあった。


タブレット向け専用アプリの操作性を確かめる筆者。快適な操作が行える
Z1ESは、プレーヤー本体で楽曲データベースを自動的に構築してから、カバーアートなど詳細情報をモバイル機器のアプリと共有する仕組みを採用。このためネットワーク通信によるもたつきが発生せず、サクサクと機敏な動作を実現している。これは音楽を聴く際の大きな魅力だ。

さらにZ1ESが、本体ソフトウェアをアップデートすることで進化し続けるオーディオプレーヤーであることも指摘しておきたい。発売以来、操作性の改善や新機能の追加など、利便性を高めるアップデートがいくつも提供されてきた。この安心感も、本機が人気モデルとなっている背景にあるはずだ。

ここからは、この7月に提供された最新のアップデートについても触れながら、ソニーのハイレゾオーディオプレーヤー「HAP-Z1ES」を使いこなすためのテクニックを紹介していこう。

はじめにPC上の音楽ファイルをコピーする

Z1ESを使い始めるために、まずはホームネットワークへの接続設定が必要になる。と言っても、難しいことはない。操作はフロントパネルの4.3インチ液晶画面に表示される手順を辿っていけば、誰でも簡単に行える。指示に従って、本体のEnterボタンとダイヤルを操作しながらステップを追っていくだけで大丈夫だ。その流れを順にみていこう。

本体のジョグダイヤルとEnterボタンで各種設定が行える

Z1ESは有線LANまたは無線でホームネットワークに接続できる。まずはじめに、本体背面のLAN端子とルーターをLANケーブルで接続する。ネットワーク接続は無線でも行えるが、LANケーブルによる有線接続が安定しているためオススメだ。

ネットワーク設定は本体ディスプレイに表示された質問に答えるだけで完了する

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