使い勝手から音質までいろいろ試してみた
ZOOMのハンディレコーダー「H5」をオーケストラ所属の女性編集部員が使ってみた
■私の演奏をハイレゾ録音! 初期設定をやってみる。
基本的な使い方は編集部の同僚に教えてもらってきました。ICレコーダーは本当に録音ボタンを押すだけで設定も何もなかったので、最初はちょっと戸惑いましたが、想像していたよりずっとシンプルでした。
録音までの操作を簡単に書いておきます。まずは本体左側の電源スイッチをオン。設定は本体左の「MENU」から呼び出して選択するかたちです。まずは録音モードを選びます。H5はチャンネルのL/Rを別ファイルに記録する「MULTI FILEモード」と、L/Rを同じファイルに記録する「STEREO FILE」モードがあるとのことで、「STEREO FILE」を選択。
次に、録音フォーマットを選択しました。「STEREO FILE」ならば96kHz/24bitまで録音できるじゃないですか! どうせならハイレゾで録音してみたいなあ…ということで、今回は「WAV 96kHz/24bit」を選択。ちなみにH5はWAVとMP3で18段階も音質が選べます。普段使いなら「WAV 44.1kHz/16bit」や「MP3 256kbps」でも問題ないと思います。
■おそるおそるレベル調整。マイクの位置を決める
そして重要なのが録音レベルの設定です。オーケストラはダイナミックレンジが広いので、レベル調整を怠るとトゥッティの部分で音がバッキバキに歪んでしまったり、逆にppの部分がほとんど聞こえなくなってしまったりします。ICレコーダーの時はピークを超えた部分を自動的にカットする機能を使っていたのですが、それだと多少不自然になるし、本来のバランスがチェックできなくなってしまうよなあとは思っていました。でも、H5は「最大140dB SPLの耐音圧を実現」して「50m先のジェット機の爆音を、歪みなく捉える」ことができるそう。さすがにオーケストラはジェット機ほどの爆音は出ないですが、心強いです。
録音レベルの設定の話に戻りましょう。まずは入力を選択します。H5は外部マイクを繋いで最大4chまでの同時録音ができます。だから本体のお尻のところにXLR端子のジャックが2系統ありますよね。こちらは私が個人で使う限りには無関係のようなので、本体に「L」「R」「1」「2」と4つ並んだボタンのうち「L」か「R」を押します。どちらか押せば、「L」と「R」が点灯します。「1」と「2」は外部入力のことで、今回は無関係です。
「L」と「R」が点灯すると、ディスプレイの音量メーターが動きだします。思わず、おおっ、マイクが音を拾ってる!と感心(メーターが動いているだけなのですが)。そしてついにレベル調整です。「ピークレベルが-12dBに維持されるように調整するといいよ」と言われたので、とりあえずそのように調整。念のためヘッドホンを繋いで聴いてみたのですが、音が割れてはいなかったのでたぶん大丈夫。
そしてレコーダーを置く位置なのですが……仕事柄、録音関係の方々にお話しをうかがうと皆さん「マイクの位置」の重要さを語っていらっしゃいます。しかし、色々な練習会場がありますし、どうしても置く場所は限られてしまいます。なのでそのあたりは割り切るしかないかなと思っています。今日はH5をモニターとして使っていることをメンバーに説明して、三脚を立てて一等地(?)に置かせてもらいました。普段は前列中央の椅子の上なんかに置いています。
基本的な使い方は編集部の同僚に教えてもらってきました。ICレコーダーは本当に録音ボタンを押すだけで設定も何もなかったので、最初はちょっと戸惑いましたが、想像していたよりずっとシンプルでした。
録音までの操作を簡単に書いておきます。まずは本体左側の電源スイッチをオン。設定は本体左の「MENU」から呼び出して選択するかたちです。まずは録音モードを選びます。H5はチャンネルのL/Rを別ファイルに記録する「MULTI FILEモード」と、L/Rを同じファイルに記録する「STEREO FILE」モードがあるとのことで、「STEREO FILE」を選択。
次に、録音フォーマットを選択しました。「STEREO FILE」ならば96kHz/24bitまで録音できるじゃないですか! どうせならハイレゾで録音してみたいなあ…ということで、今回は「WAV 96kHz/24bit」を選択。ちなみにH5はWAVとMP3で18段階も音質が選べます。普段使いなら「WAV 44.1kHz/16bit」や「MP3 256kbps」でも問題ないと思います。
■おそるおそるレベル調整。マイクの位置を決める
そして重要なのが録音レベルの設定です。オーケストラはダイナミックレンジが広いので、レベル調整を怠るとトゥッティの部分で音がバッキバキに歪んでしまったり、逆にppの部分がほとんど聞こえなくなってしまったりします。ICレコーダーの時はピークを超えた部分を自動的にカットする機能を使っていたのですが、それだと多少不自然になるし、本来のバランスがチェックできなくなってしまうよなあとは思っていました。でも、H5は「最大140dB SPLの耐音圧を実現」して「50m先のジェット機の爆音を、歪みなく捉える」ことができるそう。さすがにオーケストラはジェット機ほどの爆音は出ないですが、心強いです。
録音レベルの設定の話に戻りましょう。まずは入力を選択します。H5は外部マイクを繋いで最大4chまでの同時録音ができます。だから本体のお尻のところにXLR端子のジャックが2系統ありますよね。こちらは私が個人で使う限りには無関係のようなので、本体に「L」「R」「1」「2」と4つ並んだボタンのうち「L」か「R」を押します。どちらか押せば、「L」と「R」が点灯します。「1」と「2」は外部入力のことで、今回は無関係です。
「L」と「R」が点灯すると、ディスプレイの音量メーターが動きだします。思わず、おおっ、マイクが音を拾ってる!と感心(メーターが動いているだけなのですが)。そしてついにレベル調整です。「ピークレベルが-12dBに維持されるように調整するといいよ」と言われたので、とりあえずそのように調整。念のためヘッドホンを繋いで聴いてみたのですが、音が割れてはいなかったのでたぶん大丈夫。
そしてレコーダーを置く位置なのですが……仕事柄、録音関係の方々にお話しをうかがうと皆さん「マイクの位置」の重要さを語っていらっしゃいます。しかし、色々な練習会場がありますし、どうしても置く場所は限られてしまいます。なのでそのあたりは割り切るしかないかなと思っています。今日はH5をモニターとして使っていることをメンバーに説明して、三脚を立てて一等地(?)に置かせてもらいました。普段は前列中央の椅子の上なんかに置いています。