[連載]高橋敦のオーディオ絶対領域
【ガチ討論】ポータブルオーディオ界隈の「カッコいいネーミングNo.1」を決めよう!
●「マッハ36」と「ダイヤより硬いグラフェン」がキャッチコピーとしてキャッチーすぎる件
さらに脱線しますが、ポータブルオーディオ製品に投入されている「技術名」もカッコイイのが多いんですよね。例えばソニーさんの「DSEE」とか。一旦長い名前をつけてから、もう一度アルファベット4文字まで短くまとめてくるという手法。
DSEEはフルネームだと「デジタル・サウンド・エンハンスメント・エンジン」でしたっけ? ソニーさんは、ヘッドホン「MDR-Z1R」でフィボナッチ数列を参考にした曲線のグリルパターンを採用したり、ワクワクする単語出してきますよね。
いいですよね、フィボナッチ。ちなみに、素材のインパクトでいうとやっぱりマクセルさんのイヤホン「Graphene」の振動板で使われた「ダイヤモンドより硬いグラフェン」じゃないでしょうか? だって「ダイヤより硬い」って、もうキン肉マン世代の発想ですよ。硬度を言い出してるんだから。しかも今、連載再開した『キン肉マン』で悪魔将軍大活躍ですからね。
そう、僕らは硬度の話で少年心をくすぐられますからね。
マクセルさんで言うと、自分はその前の「マッハ36」にもしびれました。ハイエンドヘッドホン「MXH-MD5000」のベリリウムコート振動板をアピールする際のワードですが。
確かにマッハもすごい。そんなの『グラップラー刃牙』以来です。危険なんですよ、マッハってのは。
個人的には、キャッチフレーズ的なものでは、64 AUDIOのイヤモニで最初の頃に謳われていた機構「第二の鼓膜」も好きです。「言葉だけではどういうことだがわからんがカッコイイ!」みたいな。
●パーツ界の最強イケメンネーム「ショットキーバリアダイオード」
今や普通になっちゃってる技術名ですが、「フェイズコントロール」や「ノイズキャンセリング」も、異能でありそうでカッコイイと思うんですが。僕的に「フェイズコントロール」は、あらゆる光学系の技を屈折させたりできる異能で、「ノイズキャンセリング」は対異能用の異能だと思うんですよね。
…そ、そうなんですか?(汗)
高橋さん、製品名だけでなく機能とか技術名にも萌えられるところがさすがです。
だってオーディオテクニカの「デュアルマグネティックフィールドドライバー」でガンダムの「マグネットコーティング」を思い出しちゃうとか、そういうのあるじゃないですか! そういえばパーツ関係に入りますが、僕は「ショットキーバリアダイオード」を推したいです。
「ショットキーバリアダイオード」はわかります! 自分も「ショットキーバリアダイオード」は超カッコイイ名前だと思います!
すごい食いつき。
ですよね。やっぱ「バリア」が入ってるから。
いやいや「ショットキー」が効いてるんですよ。
なんですかそれ(汗)
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