【PR】ブックシェルフ/フロア型を試聴
Polk Audio「Signature Elite」を聴く。風通しの良い低音は、この価格帯で貴重だ
Polk Audio(ポークオーディオ)から、手頃な価格帯のスピーカー群が相次いで登場。6月のReserveシリーズに続いて、Signature Eliteシリーズが8月に発売された。
同社はまもなく創業50年を迎える歴史あるブランドで、北米を中心に根強い人気を誇っている。日本ではReserveシリーズで数十年ぶりに再上陸を果たしたが、その後も着実に存在感を高めつつある。
この記事では、発売されたばかりのSignature Eliteシリーズに焦点をあててレビューしていく。本機は、オリジナルの「Signature」をベースに世界共通モデルとして新たに再設計し、ウーファーやキャビネットを大幅にリファインしたモデルだ。
今回は全8モデルのなかから、ブックシェルフ型とフロアスタンディング型の5モデルをステレオで試聴し、それぞれのスピーカーの実力を明らかにする。
■独自設計のユニットを採用
まずは、シリーズ共通の技術を簡単に紹介しておこう。
テリレンと呼ばれるポリエステル系の合成高分子素材を振動板に採用したトゥイーターは、40kHzに及ぶ超高域まで対応するハイレゾ仕様が目を引く。上位のReserveシリーズもそうだが、「Hi-Res Audio」の認証を受けたスピーカーは、海外ブランドでは珍しい存在だ。
ウーファーは、ポリプロピレンにマイカ(雲母)を加えて剛性を高めた振動板を採用。口径が異なる2種類のドライバーユニットを製品によって使い分けている。
なお、ES50とES55は2つのユニットをスタガード接続、最上位のES60は3つのユニットをカスケード接続で駆動して低音の質感を高めている点に注目したい。後者は低域のフィルター回路が2系統あり、互いに干渉しにくいことがメリットだ。
さらに、独自設計の「パワーポート」でバスレフポートからの空気の流れをスムーズに拡散していることも、Polk Audioならではの強みだ。ブックシェルフ型は背面、フロアスタンディング型は底面にそれぞれパワーポートを配置しているので、壁に近い場所に設置した場合でも音質への影響を抑えられる。
■ヴォーカルと相性の良い「ES15」
では早速、各スピーカーの試聴に入っていこう。まずはブックシェルフ型の「ES15」「ES20」、続いてフロアスタンディング型の「ES50」「ES55」「ES60」を再生していく。
同社はまもなく創業50年を迎える歴史あるブランドで、北米を中心に根強い人気を誇っている。日本ではReserveシリーズで数十年ぶりに再上陸を果たしたが、その後も着実に存在感を高めつつある。
この記事では、発売されたばかりのSignature Eliteシリーズに焦点をあててレビューしていく。本機は、オリジナルの「Signature」をベースに世界共通モデルとして新たに再設計し、ウーファーやキャビネットを大幅にリファインしたモデルだ。
今回は全8モデルのなかから、ブックシェルフ型とフロアスタンディング型の5モデルをステレオで試聴し、それぞれのスピーカーの実力を明らかにする。
■独自設計のユニットを採用
まずは、シリーズ共通の技術を簡単に紹介しておこう。
テリレンと呼ばれるポリエステル系の合成高分子素材を振動板に採用したトゥイーターは、40kHzに及ぶ超高域まで対応するハイレゾ仕様が目を引く。上位のReserveシリーズもそうだが、「Hi-Res Audio」の認証を受けたスピーカーは、海外ブランドでは珍しい存在だ。
ウーファーは、ポリプロピレンにマイカ(雲母)を加えて剛性を高めた振動板を採用。口径が異なる2種類のドライバーユニットを製品によって使い分けている。
なお、ES50とES55は2つのユニットをスタガード接続、最上位のES60は3つのユニットをカスケード接続で駆動して低音の質感を高めている点に注目したい。後者は低域のフィルター回路が2系統あり、互いに干渉しにくいことがメリットだ。
さらに、独自設計の「パワーポート」でバスレフポートからの空気の流れをスムーズに拡散していることも、Polk Audioならではの強みだ。ブックシェルフ型は背面、フロアスタンディング型は底面にそれぞれパワーポートを配置しているので、壁に近い場所に設置した場合でも音質への影響を抑えられる。
■ヴォーカルと相性の良い「ES15」
では早速、各スピーカーの試聴に入っていこう。まずはブックシェルフ型の「ES15」「ES20」、続いてフロアスタンディング型の「ES50」「ES55」「ES60」を再生していく。