PR“nearphones”新モデルのオススメポイントを徹底紹介
<シーン別>ビクター“nearphones”「HA-NP50T」ロングランレビュー。新“耳をふさがないイヤホン”を使ってみた
<ジョギングしながら> 邪魔な“あの音”がなくなる。周囲の気配がわかって安全面も◎
音楽を聴きながらの運動は、もはや定番とも言えるイヤホンの使い方のひとつだが、記者は一般的な耳をふさぐタイプのイヤホンを着用しての運動には不満を持っていた。イヤホンで耳穴をふさぐと、着地の際の足音や振動音が体の内部で増幅され、音楽をかき消してしまうからだ。
オープンイヤー型のHA-NP50Tは耳穴をふさがないため、こうした問題が発生しない。頭内で必要以上に響く自分の足音に悩まされること無く、好みの音楽を聴きながら快適にジョギングすることができた。
また、音楽を聴きつつ周囲の音も聴こえる点も運動に好都合。背後から追い抜きをかけてくる自転車の気配などが感じ取れるので衝突の危険も回避でき、安全面でも心強い。
加えて、走る際の振動で装着位置がズレたり耳から外れたりしてしまうこともなかった。装着感もバッチリだ。
<リモートワークしながら> 朝イチのオンライン会議でマルチポイント接続の便利さを実感
始業前のジョギングから帰宅して着替え、朝一番でオンライン会議の予定が入っている日があった。ここではマルチポイント接続対応の便利さを痛感。
マルチポイント接続とは、複数(HA-NP50Tの場合は2台)の外部機器へ一度にBluetoothで繋がっておけるという機能。例えば、スマートフォンで音楽を聴きながら移動し、家に着いてからはパソコンでYouTubeを見たいなどという場合、通常なら、まずイヤホンとスマホとの接続を切ってパソコンとペアリングし直すという作業が発生する。マルチポイント対応ならこうした手間が不要なのだ。
そんなわけで、記者の場合はスマホで音楽を聴きながらのジョギングから帰宅後、そのままパソコンでオンライン会議にのぞむことができた。もちろん、通話品質もよく、会議相手の音声もクリアに聞き取れた。
<家事をしながら> いつでもベスポジリスニング。宅配受け取りも逃さない
イヤホンで音楽を聴く利点のひとつが、リスニングポイントに縛られないということ。スピーカーでじっくりと音楽に向き合う体験も非常に魅力的だが、日々の生活ではどうしても時間がとりづらい場合もある。
その点、HA-NP50Tなら「音楽がある日常」の良きパートナーとなってくれる。キッチンでの用事が済んだら洗濯物を取りに行ってベランダに干して……と、部屋を移動しても常にベストポジションで音楽が鳴っている。
そして、周囲の音も聴こえるので、そんなときに宅配便が届いてもベルの音を聞き逃さない。某メーカーに自宅への配送をお願いしていた取材用機材もしっかりと受け取ることができた。