ところでこのハイビジョン放送、どうしてそれほどまでに高画質なのか。そのポイントは「きめ細かさ」にある。これまでのNTSCの場合、走査線数は525本で、アスペクト比は4:3となっている。これに対して、BSデジタルハイビジョンは走査線数が1125本、アスペクト比16:9だ。TV映像は横に走る線である走査線によって構成されており、この走査線数が多ければ多いほどきめ細かな映像が表示できるようになる。つまり、ハイビジョンの走査線数はNTSCの2倍以上もあるわけで、これがハイビジョンが持つ高画質のポイントになっているのだ。
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インターレース
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プログレッシブ
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*画像はイメージです
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映像を構成する走査線を1本ずつ飛び越した2枚の映像を交互に表示し1枚の映像を作る方式
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映像を構成する走査線を飛び越さずに1枚の映像を作る方式
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