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製品批評
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Victor Digital Hi-Vision Movie「GR-HD1」
ハイビジョン [用語解説]
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CCD
(Charge-Coupled Devices)
光(光子)の入力に応じて蓄電容量が変化する半導体素子(フォトダイオード)を用いた、光(画像)信号を電気信号に変換するデバイス。
通常フォトダイオードは、ライン状(リニア)あるいは平面状(マトリクス)に配置されて、そこに投影された光学像を読み取る。スキャナーやビデオカメラ、デジタルスチルカメラの焦点部分に、銀塩フィルムの代わりに配置されることが多い。平面状のCCD(CCD-Arrays)は、光信号の読み取り方式に応じて「順次走査(
プログレッシブ
走査)」、「飛び越し走査(
インターレース
走査)」に2分される。
「GR-HD1」は1/3型プログレッシブCCDを搭載している。
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プログレッシブ
(Progressive)
順次読み取り方式のCCDの意味。平面状のCCDが画像を読み取る際に、画像の左から右への水平走査と、上から下への垂直走査を順次に行なう方式。
インターレース
プログレッシブ
*画像はイメージです
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インターレース
(interlace)
ディスプレイ表示のための電子銃の走査を上から下へまず奇数行だけ行ない、次に偶数行の走査を行なう表示方式。1フレームで走査するライン数はノンインターレースの半分ですむため、垂直同期周波数を低く抑えることができる。比較的低価格のディスプレイで高い解像度の表示を行なう際に用いられる。ただし、1フレームの表示が1ラインおきとなるため、ちらつき(フリッカー)が出やすいという欠点がある。
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走査線数
通常、走査線数は下図のような表記を用いる。
「GR-HD1」は480i、480p、720pの3種類の動画撮影が可能だ。
有効走査線数
総走査線数
対応するD端子
480i
525i
D1端子
480p
525p
D2端子
1080i
1125i
D3端子
720p
750p
D4端子
1080p
1125p
D5端子
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画素
CCDを構成する素子、素子の総数を画素数と呼ぶ。総数が大きいほど画像データの情報量は大きくなり、解像度が高くなる。
なお「GR-HD1」は118万画素のCCDを搭載している。
「GR-HD1」を使いこなす(TOP)
第1回
1.
Hi-Visionとは
2.
「GR-HD1」概要
3.
「ビクターハイビジョンワールド」
■ハイビジョン [用語解説]
第2回
1.
ハイビジョン映像を「撮る」
2.
「HD1」徹底画質評価
第3回
1.
専用ソフトで作品を創る
2.
HD1の持つ様々な可能性