夢にまで見たハイビジョンでの撮影。そのまま撮りっぱなしにしておくのはあまりにもったいない。そんな状況を知ってか、GR-HD1の別売キットには、取り込み・書き戻し用ソフト「HDキャプチャーユーティリティ」と、HD1のHD/SD信号をそのままノンリニア編集できるソフト「MPEG Edit Studio (R)Pro 1.0 LE」、編集した内容をDVDにコピー可能な「ImageMixer DVD」、それにアフレコ用音声ファイル変換ソフト「オーディオコンバーター」の4つが付属している。
動作環境はOSがWindows(R)XPであることが条件となっており、とくに編集ソフト「MPEG Edit Studio (R)Pro 1.0 LE」についてはCPUがPentium4 2GHz以上、メモリが256MB以上(512MB以上が推奨)であることが要求されている。情報量の大きいハイビジョン映像だけに、かなりハイスペックなパソコンでないと対応できないのだ。しかし、対応パソコンさえあれば、これらの作業はシンプルな環境で行えるようになるのである。
さて、動画の取り込みは実に簡単だった。HD1とパソコンをi.LINK経由で接続して「HDキャプチャーユーティリティ」を立ち上げれば取り込みが可能になるのだ。録画時間の倍速機能はとくに用意されていないので、すべて等倍速で取り込むこととなるが、操作上で難しいことは一切無く使いやすい。 取り込みが終わったら、今度は編集ソフト「MPEG Edit Studio (R)Pro 1.0 LE」を立ち上げ、いよいよ編集作業に入る。
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