公開日 2022/09/06 07:00
技術力と柔軟な対応力を活かし躍進、TCLは“ユーザーのことを最も理解する家電ブランド”へ
VGP2022 SUMMER受賞インタビュー:TCLジャパンエレクトロニクス 張濟鵬氏
VGP2022 SUMMER
受賞インタビュー:TCLジャパンエレクトロニクス
「VGP2022 SUMMER」でQLED TV「C735シリーズ」がコスパ大賞、映像エンジン「Algoエンジン MAX」が企画賞を受賞するなど、躍進目覚しいTCLジャパンエレクトロニクス。日本市場での認知、シェアも着実に高まるなか、さらなる高みを目指す意気込みを張濟鵬社長にお聞きした。
TCLジャパンエレクトロニクス
代表取締役
張 濟鵬氏
プロフィール/1989年1月13日生まれ、中国山東省出身。2010年 吉林大学卒業。2020年 TCL中国 営業マネージャー・地域マネージャー、2017年 TCLパキスタン支社 運営管理マネージャー、2020年 TCL香港支社 代表取締役を経て、2022年4月 TCLジャパンエレクトロニクス 代表取締役に就任。
―― 先頃開催された「VGP2022 SUMMER」では、量子ドットLED「QLED」とGoogle TVを搭載した「C735シリーズ」がコスパ大賞、映像エンジン「AlgoエンジンMAX」が企画賞を受賞されるなど、TCLの各製品に審査委員からも高い評価が集りました。メーカー各社がディスプレイ技術に鎬を削るなか、御社の強みについて改めてお聞かせください。
張 次世代ディスプレイと言われるMini LEDの技術では、当社は最先端のポジションにあると自負しています。生産しているテレビの多くは、Mini LEDとローカルディミングの技術を融合させ、ディスプレイの輝度やコントラストを最大限に発揮できる仕組みが搭載されています。
TCLグループは、Mini LEDを採用するテレビを世に出した世界初のメーカーです。2018年のIFAで世界初のMini LEDテレビの展示を行い、翌2019年にはMini LEDの技術を量産できる段階にまで進めました。2020年には量子ドットLED技術「QLED」を導入した第2世代となるMini LEDテレビの運用をスタートしています。2021年のCESでは、Mini LEDバックライト層と液晶ディスプレイ層の光学距離を0mmにまで短縮し、超薄型の高性能バックライトモジュールを実現する「OD Zero」を採用したMini LED技術をお披露目しました。もちろん世界初となります。
Mini LEDのここ数年の急速な発展の歴史を振り返ると、当社が業界の最先端にいることをおわかりいただけるのではないでしょうか。強みとなる背景のひとつは、TCLグループには自ら液晶パネルの開発・製造を手掛けるCSOT(華星光電技術有限公司)というグループ会社を有していること。垂直統合型の生産システムは、コストパフォーマンスの面からも優れたメリットがあります。
―― 審査会では、QLEDをラインナップのすべてのモデルに搭載されたことが高く評価されました。また、Android TVではなく、さらに進化したGoogle TVを搭載したこと、画質のみならず音へも積極的なアプローチを行っていること、そして、「Algoエンジン MAX」をはじめとする映像エンジンなど注目ポイントが目白押しです。そして、忘れてならないのは、お話をいただきましたCSOTの存在も背景に、多くの消費者に手に取りやすい価格帯で、信頼度・クオリティの高い商品を提供されているコストパフォーマンスの高さです。
張 現在、液晶パネルの研究開発には、毎年数億ドルにおよぶ多大な研究開発費を投じています。これからもMini LED技術をどこよりも早く、さらに深掘りして参りますので、どうぞご期待ください。
―― コロナ禍において、家で過ごす時間が長くなるなど、ホームエンタメの王様とも言われるテレビは堅調に推移しています。これからのテレビ市場についてはどのように展望されていますか。
張 確かにコロナの影響で皆さんのライフスタイルや生活環境は徐々に変わりつつあります。そのような変化のなかで、TCLのテレビのメリットをどう消費者に伝えていくかは、これからの課題のひとつと言えます。
テレビを見る時間は確かに長くなっていますが、着目したいのはテレビで見ている“中身”です。テレビの機能のなかでも特に注目されるのは動画配信。間違いなくスマート化を重視していくトレンドにあります。従って、「Google TV」の導入を日本でもいち早くスタートできたことは大きなアドバンテージになると確信しています。
グローバル市場ではすでに2021年より、Google TVを搭載したテレビの販売を開始しており、映画、ゲーム、ドラマ、スポーツをはじめとする豊富なコンテンツを手軽に楽しむことができます。さらに、Googleアシスタントにより、音声でテレビをコントロールすることも可能です。日本ではまた未対応ですが、すでにいくつかの国と地域で、テレビを経由したIoT家電製品のコントロールも実現しています。今後、ゲームやバーチャルイメージングでさらに驚く体験が提供できるはずです。
TCLはユーザーが求めているニーズに、柔軟に応え、提供していくことができるメーカーです。目指すのはユーザーのことを最も理解できるテレビブランドです。
―― スマホでも持てる機能を使いこなしているユーザーはほんの一握りですが、テレビも昔のようにチャンネルを合わせて番組を見るだけの道具ではもはやありません。いろいろな楽しみ方ができることをどう伝えていけるかも大事になりますね。
張 これからは店頭施策も重要な強化ポイントのひとつと認識しています。現在、リソースもまだ決して十分とは言えない状況ですので、弊社のテレビの強みや特長をお客様にきちんとお伝えしていけるように体制を強化して参ります。
―― 日本市場でも50V型以上の台数構成比が4割を超え、大型化の動きが顕著です。今後、さらなる大型化も想像されるなか、CSOTを有するTCLグループではそこでまたどのような強みを発揮されるのでしょう。
張 市場トレンドがここに来て変わって来ています。環境の変化はチャンスに他なりません。CSOTはグローバル第2位の大型液晶ディスプレイ・サプライヤーです。生産シェアのなかでもっとも大きなポジションを占めるのは大型テレビで、先ほども申し上げたように、垂直統合型の生産システムにより、コストパフォーマンスの点からも、消費者にとって大変魅力的な製品を提供することができ、これは他メーカーに対する強力な差別化ポイントとなります。
TCLジャパンは2015年に設立したばかりですが、2019年から2021年の過去3年間では、日本のテレビ市場において成長率がもっとも大きな会社となりました。大型化が進むテレビでは、現在は55、65、75インチを展開していますが、今後、98インチもできるだけ早い時期の投入を計画しています。中国ではすでに発売しており、市場トレンドに乗り、TCLの強みを最大限に活かしていきます。
―― 大型化するテレビのニーズにどこよりも早く応え、市場をけん引していく存在となれるわけですね。
張 現在、グローバルで生産されている98インチのテレビでは、CSOTが約70%以上のシェアを握っています。テレビを生産する上で、一番の大きなコストを占めるのがディスプレイで、約70%を占めます。コストパフォーマンスで大きなアドバンテージがあることは疑いもなく、この強みを存分に活かし、今後もさらに大型化するテレビの販売にフォーカスしていきます。
―― 8Kも大型化との親和性の高いテーマになります。どのようなスケジュール感を描いていらっしゃいますか。
張 TCLグループでは8Kテレビもすでにグローバルでは販売を開始しています。8Kの生産ラインも持っていますが、こと日本市場についていえば、8Kはナショナルブランドが主導しており、消費者も海外ブランドについてはあまり目が向いていない印象です。さらに技術面からは、日本の8K放送へ対応したローカルライズされたテクノロジーというハードルは決して低くはありません。それら課題を解決し、8Kテレビもできるだけ早く日本市場に導入していければと取り組みを強化しています。
―― 今回のVGPでは映像エンジン「AlgoエンジンMAX」が企画賞を受賞されました。ディスプレイも手掛けるからこそ、エンジンを一緒に作り込めるメリットもあるのではないでしょうか。
張 Mini LEDとQLEDは大事な最先端技術ですが、あくまでディスプレイにかかわる技術です。一方、画質エンジンについては、日本では特に重要なテクノロジーであると認識しています。日本には研究開発センターを設けているのですが、実は海外で設立されているケースは極めて珍しく、それだけ日本市場が特別な存在である証左と言えます。なかでも画質に対する研究開発にはかなりのリソースを投入しており、今後、さらに優れた画質エンジンを提供できる仕組みを早期に確立して参ります。
―― 御社の日本市場でのシェアや認知が高まり、ブランドとして果たす役割もステージが着実に上がってきています。今後の意気込みをお聞かせください。
張 日本市場でのシェアも徐々に上がってきています。ただし、ブランド認知度で言えば、ナショナルブランドにはまだまだ及びません。そこでこのたび、フィギュアスケーターの紀平梨花選手をアンバサダーとして起用しました。これに伴い、2022年度のブランド広告のキャッチコピーを「その挑戦が、世界を変えていく。」としました。紀平選手の美しい表現力と技術力でTCLの世界観を体現するweb動画、広告、イベント等を精力的に発信していく計画です。
7月17日にはTCL4Kスマートテレビ「C835シリーズ」をはじめとする新製品体験イベントを開催しましたが、会場内には特設ステージを設けて、アンバサダー・紀平梨花選手にご登場いただきトークショーイベントも行い、大きな反響を得ることができました。TCLがお届けする感動と興奮にあふれる新しい世界を、テレビはもちろんのこと、広告コミュニケーションでもぜひご体感ください。
テレビはメインのビジネスです。ディスプレイ工場もあり、生産面では大きな強みがあります。消費者により手が届くコストパフォーマンスの高い商品を製造していくことはもちろん、価格面以外でも、画質をはじめ、コンテンツや機能などあらゆる面に注力していきます。
また、テレビ以外の新たな商品ジャンルとして、冷蔵庫とサウンドバーを年内に販売予定です。さらに、エアコンや洗濯機も状況を見極めながら、今後、日本市場にも展開していく計画です。多岐にわたる家電のカテゴリーをお届けすることで、弊社のブランドの認知度拡大を加速していきます。併せて、ブランドイメージの露出と販売拡大を目指す店頭施策へリソースをフォーカスし、また、サービスのクオリティについてもさらに向上させて参ります。「日本の消費者に人気のある家電ブランド」という目標に向け、あらゆる角度からTCLの実力と魅力を日本市場に浸透させていきます。
受賞インタビュー:TCLジャパンエレクトロニクス
「VGP2022 SUMMER」でQLED TV「C735シリーズ」がコスパ大賞、映像エンジン「Algoエンジン MAX」が企画賞を受賞するなど、躍進目覚しいTCLジャパンエレクトロニクス。日本市場での認知、シェアも着実に高まるなか、さらなる高みを目指す意気込みを張濟鵬社長にお聞きした。
TCLジャパンエレクトロニクス
代表取締役
張 濟鵬氏
プロフィール/1989年1月13日生まれ、中国山東省出身。2010年 吉林大学卒業。2020年 TCL中国 営業マネージャー・地域マネージャー、2017年 TCLパキスタン支社 運営管理マネージャー、2020年 TCL香港支社 代表取締役を経て、2022年4月 TCLジャパンエレクトロニクス 代表取締役に就任。
■Mini LEDの先駆者。先頭のポジションは譲らない
―― 先頃開催された「VGP2022 SUMMER」では、量子ドットLED「QLED」とGoogle TVを搭載した「C735シリーズ」がコスパ大賞、映像エンジン「AlgoエンジンMAX」が企画賞を受賞されるなど、TCLの各製品に審査委員からも高い評価が集りました。メーカー各社がディスプレイ技術に鎬を削るなか、御社の強みについて改めてお聞かせください。
張 次世代ディスプレイと言われるMini LEDの技術では、当社は最先端のポジションにあると自負しています。生産しているテレビの多くは、Mini LEDとローカルディミングの技術を融合させ、ディスプレイの輝度やコントラストを最大限に発揮できる仕組みが搭載されています。
TCLグループは、Mini LEDを採用するテレビを世に出した世界初のメーカーです。2018年のIFAで世界初のMini LEDテレビの展示を行い、翌2019年にはMini LEDの技術を量産できる段階にまで進めました。2020年には量子ドットLED技術「QLED」を導入した第2世代となるMini LEDテレビの運用をスタートしています。2021年のCESでは、Mini LEDバックライト層と液晶ディスプレイ層の光学距離を0mmにまで短縮し、超薄型の高性能バックライトモジュールを実現する「OD Zero」を採用したMini LED技術をお披露目しました。もちろん世界初となります。
Mini LEDのここ数年の急速な発展の歴史を振り返ると、当社が業界の最先端にいることをおわかりいただけるのではないでしょうか。強みとなる背景のひとつは、TCLグループには自ら液晶パネルの開発・製造を手掛けるCSOT(華星光電技術有限公司)というグループ会社を有していること。垂直統合型の生産システムは、コストパフォーマンスの面からも優れたメリットがあります。
―― 審査会では、QLEDをラインナップのすべてのモデルに搭載されたことが高く評価されました。また、Android TVではなく、さらに進化したGoogle TVを搭載したこと、画質のみならず音へも積極的なアプローチを行っていること、そして、「Algoエンジン MAX」をはじめとする映像エンジンなど注目ポイントが目白押しです。そして、忘れてならないのは、お話をいただきましたCSOTの存在も背景に、多くの消費者に手に取りやすい価格帯で、信頼度・クオリティの高い商品を提供されているコストパフォーマンスの高さです。
張 現在、液晶パネルの研究開発には、毎年数億ドルにおよぶ多大な研究開発費を投じています。これからもMini LED技術をどこよりも早く、さらに深掘りして参りますので、どうぞご期待ください。
■先んじたGoogle TVの大きなアドバンテージ
―― コロナ禍において、家で過ごす時間が長くなるなど、ホームエンタメの王様とも言われるテレビは堅調に推移しています。これからのテレビ市場についてはどのように展望されていますか。
張 確かにコロナの影響で皆さんのライフスタイルや生活環境は徐々に変わりつつあります。そのような変化のなかで、TCLのテレビのメリットをどう消費者に伝えていくかは、これからの課題のひとつと言えます。
テレビを見る時間は確かに長くなっていますが、着目したいのはテレビで見ている“中身”です。テレビの機能のなかでも特に注目されるのは動画配信。間違いなくスマート化を重視していくトレンドにあります。従って、「Google TV」の導入を日本でもいち早くスタートできたことは大きなアドバンテージになると確信しています。
グローバル市場ではすでに2021年より、Google TVを搭載したテレビの販売を開始しており、映画、ゲーム、ドラマ、スポーツをはじめとする豊富なコンテンツを手軽に楽しむことができます。さらに、Googleアシスタントにより、音声でテレビをコントロールすることも可能です。日本ではまた未対応ですが、すでにいくつかの国と地域で、テレビを経由したIoT家電製品のコントロールも実現しています。今後、ゲームやバーチャルイメージングでさらに驚く体験が提供できるはずです。
TCLはユーザーが求めているニーズに、柔軟に応え、提供していくことができるメーカーです。目指すのはユーザーのことを最も理解できるテレビブランドです。
―― スマホでも持てる機能を使いこなしているユーザーはほんの一握りですが、テレビも昔のようにチャンネルを合わせて番組を見るだけの道具ではもはやありません。いろいろな楽しみ方ができることをどう伝えていけるかも大事になりますね。
張 これからは店頭施策も重要な強化ポイントのひとつと認識しています。現在、リソースもまだ決して十分とは言えない状況ですので、弊社のテレビの強みや特長をお客様にきちんとお伝えしていけるように体制を強化して参ります。
■世界第2位の大型液晶ディスプレイ・サプライヤー「CSOT」
―― 日本市場でも50V型以上の台数構成比が4割を超え、大型化の動きが顕著です。今後、さらなる大型化も想像されるなか、CSOTを有するTCLグループではそこでまたどのような強みを発揮されるのでしょう。
張 市場トレンドがここに来て変わって来ています。環境の変化はチャンスに他なりません。CSOTはグローバル第2位の大型液晶ディスプレイ・サプライヤーです。生産シェアのなかでもっとも大きなポジションを占めるのは大型テレビで、先ほども申し上げたように、垂直統合型の生産システムにより、コストパフォーマンスの点からも、消費者にとって大変魅力的な製品を提供することができ、これは他メーカーに対する強力な差別化ポイントとなります。
TCLジャパンは2015年に設立したばかりですが、2019年から2021年の過去3年間では、日本のテレビ市場において成長率がもっとも大きな会社となりました。大型化が進むテレビでは、現在は55、65、75インチを展開していますが、今後、98インチもできるだけ早い時期の投入を計画しています。中国ではすでに発売しており、市場トレンドに乗り、TCLの強みを最大限に活かしていきます。
―― 大型化するテレビのニーズにどこよりも早く応え、市場をけん引していく存在となれるわけですね。
張 現在、グローバルで生産されている98インチのテレビでは、CSOTが約70%以上のシェアを握っています。テレビを生産する上で、一番の大きなコストを占めるのがディスプレイで、約70%を占めます。コストパフォーマンスで大きなアドバンテージがあることは疑いもなく、この強みを存分に活かし、今後もさらに大型化するテレビの販売にフォーカスしていきます。
―― 8Kも大型化との親和性の高いテーマになります。どのようなスケジュール感を描いていらっしゃいますか。
張 TCLグループでは8Kテレビもすでにグローバルでは販売を開始しています。8Kの生産ラインも持っていますが、こと日本市場についていえば、8Kはナショナルブランドが主導しており、消費者も海外ブランドについてはあまり目が向いていない印象です。さらに技術面からは、日本の8K放送へ対応したローカルライズされたテクノロジーというハードルは決して低くはありません。それら課題を解決し、8Kテレビもできるだけ早く日本市場に導入していければと取り組みを強化しています。
■紀平梨花選手をアンバサダーに迎えさらなるブランド認知拡大へ
―― 今回のVGPでは映像エンジン「AlgoエンジンMAX」が企画賞を受賞されました。ディスプレイも手掛けるからこそ、エンジンを一緒に作り込めるメリットもあるのではないでしょうか。
張 Mini LEDとQLEDは大事な最先端技術ですが、あくまでディスプレイにかかわる技術です。一方、画質エンジンについては、日本では特に重要なテクノロジーであると認識しています。日本には研究開発センターを設けているのですが、実は海外で設立されているケースは極めて珍しく、それだけ日本市場が特別な存在である証左と言えます。なかでも画質に対する研究開発にはかなりのリソースを投入しており、今後、さらに優れた画質エンジンを提供できる仕組みを早期に確立して参ります。
―― 御社の日本市場でのシェアや認知が高まり、ブランドとして果たす役割もステージが着実に上がってきています。今後の意気込みをお聞かせください。
張 日本市場でのシェアも徐々に上がってきています。ただし、ブランド認知度で言えば、ナショナルブランドにはまだまだ及びません。そこでこのたび、フィギュアスケーターの紀平梨花選手をアンバサダーとして起用しました。これに伴い、2022年度のブランド広告のキャッチコピーを「その挑戦が、世界を変えていく。」としました。紀平選手の美しい表現力と技術力でTCLの世界観を体現するweb動画、広告、イベント等を精力的に発信していく計画です。
7月17日にはTCL4Kスマートテレビ「C835シリーズ」をはじめとする新製品体験イベントを開催しましたが、会場内には特設ステージを設けて、アンバサダー・紀平梨花選手にご登場いただきトークショーイベントも行い、大きな反響を得ることができました。TCLがお届けする感動と興奮にあふれる新しい世界を、テレビはもちろんのこと、広告コミュニケーションでもぜひご体感ください。
テレビはメインのビジネスです。ディスプレイ工場もあり、生産面では大きな強みがあります。消費者により手が届くコストパフォーマンスの高い商品を製造していくことはもちろん、価格面以外でも、画質をはじめ、コンテンツや機能などあらゆる面に注力していきます。
また、テレビ以外の新たな商品ジャンルとして、冷蔵庫とサウンドバーを年内に販売予定です。さらに、エアコンや洗濯機も状況を見極めながら、今後、日本市場にも展開していく計画です。多岐にわたる家電のカテゴリーをお届けすることで、弊社のブランドの認知度拡大を加速していきます。併せて、ブランドイメージの露出と販売拡大を目指す店頭施策へリソースをフォーカスし、また、サービスのクオリティについてもさらに向上させて参ります。「日本の消費者に人気のある家電ブランド」という目標に向け、あらゆる角度からTCLの実力と魅力を日本市場に浸透させていきます。
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12/26 10:05 更新