公開日 2006/10/06 20:27
<ハイエンドショウ2006>オンキヨー「D-TK10」メープルモデルや多孔質セラミックス製球体スピーカーなどが勢揃い
ここでは「Eルーム」の展示の中から目立ったものをご紹介していこう。
■オンキヨー
オンキヨーのブースでは、「D-908E」(製品データベース)や「D-TK10」(製品データベース)が出展されていた。
なかでも目をひいたのはD-TK10。キャビネットに通常モデルのマホガニー材ではなくメープル材を使用したモデルが参考出品されており、試聴することもできた。高峰楽器製作所と共同で開発し、ギターと同じ製法で加工、組み立て、塗装をしていることで話題となったD-TK10であるが、メープルも楽器に使用される木材としてはとてもポピュラーなものだ。
D-TK10はマットな仕上がりだが、メープル材使用モデルはツヤのある仕上がり。なおメープル材使用モデルの販売予定は現段階のところないとのことだ。
■東志
東志のブースでは、セリカクリエーションズのユニークな球体スピーカー「CC.GB25X」が展示されている。同製品は本日発売。価格はオープンだが、ペアで218,000円前後での販売が予想される。
多孔質軽量セラミックスをエンクロージャーに使用。10cm径のフルレンジユニットを前面と背面に計2基搭載している。台は漆塗りのMDFで、スピーカー設置面が球体になっており、エンクロージャーと点で接するつくりになっている。フルレンジユニットを前面のみに搭載した「CC.GB25」は、138,000円(税込)で既に発売されている。
エンクロージャーに空いた無数の気孔から音を360度に放出する「指向性と無指向性が完全一体となった点音源の画期的な超指向性スピーカー」であるという。
なお、同様の理論を採用したスピーカーは、愛・地球博のグローバル・コモン3館内の音響装置に採用されたという。
■オーディオリファレンスインク
オーディオリファレンスインクのブースでは、AUDIAの「FLIGHT TWO」や、ONIXの「REFERENCE 3」などが展示されている。なかでもREFERENCE 3は、1年ほど前に発売したが、一般向けの試聴を行うのは今回のハイエンドショウがほぼ初めてとのことだ。価格は787,500円(税込)。スーパートゥイーターを搭載し、伸びやかな高域を再生するほか、低域も量感ある音で再生できるという。
■バック工芸社
バック工芸社のブースでは、同社製のスピーカースタンドやラックが展示されている。
基本理念として「アクースティック理論」を提唱。これは、ケーブルやアクセサリーなども含むオーディオ機器をアクースティックなもの(振動しているもの)としてとらえるというもの。音楽成分に起因している振動を抑えるのではなく、いかに上手く振動させるか(唄わせるか)を大事にしているのだという。
スタンドにはダグラスファー(米松)やスプルース(米唐檜)、カエデなど楽器に使われる響きのよい木材を使用。あたかもスピーカーがスタンドを鳴らすためのドライバーであるかのように、それ自体が美しい音を鳴らすという。
JBLのオリンパス、タンノイのオートグラフミニ、パストラルシンフォニーのCZ302ESを使用し試聴を開催。なお、同社ブースのちょうど向かい側に位置していたコニシス研究所のブースでも、同社製のスピーカースタンドが使用されていた。
■コニシス研究所
コニシス研究所のブースでは、マークレビンソン社の製品を指向したプリアンプ「CL1」に加え、ステレオパワーアンプ「CL2」(892,500円)とプリアンプ「Tyrl1213」、パワーアンプ「Tyrl1214」(共に262,500円)を展示している。
CL2は同社のフラグシップモデル「WADC-3200」の後継機。先に発売されたCL-1とペアで使用することにより相乗効果を発揮するという。オペアンプ構成が特徴だ。外形寸法430W×86H×230Dmm、質量7.0kgと小型ながら100W/chの定格出力を持っている。
TYRシリーズはCLシリーズのコストパフォーマンスモデル。CL-2のパーツをコストパフォーマンスのよいものに替えたモデルだという。
CL-2、TYRシリーズともに、なんと言っても目を引くのは「コニシスレッド」と称される赤い筐体だ。先に発売したCL1のデザインを踏襲し、コンパクトでスタイリッシュなデザインを心がけたという。
(Phile-web編集部)
hiend2006report
■オンキヨー
オンキヨーのブースでは、「D-908E」(製品データベース)や「D-TK10」(製品データベース)が出展されていた。
なかでも目をひいたのはD-TK10。キャビネットに通常モデルのマホガニー材ではなくメープル材を使用したモデルが参考出品されており、試聴することもできた。高峰楽器製作所と共同で開発し、ギターと同じ製法で加工、組み立て、塗装をしていることで話題となったD-TK10であるが、メープルも楽器に使用される木材としてはとてもポピュラーなものだ。
D-TK10はマットな仕上がりだが、メープル材使用モデルはツヤのある仕上がり。なおメープル材使用モデルの販売予定は現段階のところないとのことだ。
■東志
東志のブースでは、セリカクリエーションズのユニークな球体スピーカー「CC.GB25X」が展示されている。同製品は本日発売。価格はオープンだが、ペアで218,000円前後での販売が予想される。
多孔質軽量セラミックスをエンクロージャーに使用。10cm径のフルレンジユニットを前面と背面に計2基搭載している。台は漆塗りのMDFで、スピーカー設置面が球体になっており、エンクロージャーと点で接するつくりになっている。フルレンジユニットを前面のみに搭載した「CC.GB25」は、138,000円(税込)で既に発売されている。
エンクロージャーに空いた無数の気孔から音を360度に放出する「指向性と無指向性が完全一体となった点音源の画期的な超指向性スピーカー」であるという。
なお、同様の理論を採用したスピーカーは、愛・地球博のグローバル・コモン3館内の音響装置に採用されたという。
■オーディオリファレンスインク
オーディオリファレンスインクのブースでは、AUDIAの「FLIGHT TWO」や、ONIXの「REFERENCE 3」などが展示されている。なかでもREFERENCE 3は、1年ほど前に発売したが、一般向けの試聴を行うのは今回のハイエンドショウがほぼ初めてとのことだ。価格は787,500円(税込)。スーパートゥイーターを搭載し、伸びやかな高域を再生するほか、低域も量感ある音で再生できるという。
■バック工芸社
バック工芸社のブースでは、同社製のスピーカースタンドやラックが展示されている。
基本理念として「アクースティック理論」を提唱。これは、ケーブルやアクセサリーなども含むオーディオ機器をアクースティックなもの(振動しているもの)としてとらえるというもの。音楽成分に起因している振動を抑えるのではなく、いかに上手く振動させるか(唄わせるか)を大事にしているのだという。
スタンドにはダグラスファー(米松)やスプルース(米唐檜)、カエデなど楽器に使われる響きのよい木材を使用。あたかもスピーカーがスタンドを鳴らすためのドライバーであるかのように、それ自体が美しい音を鳴らすという。
JBLのオリンパス、タンノイのオートグラフミニ、パストラルシンフォニーのCZ302ESを使用し試聴を開催。なお、同社ブースのちょうど向かい側に位置していたコニシス研究所のブースでも、同社製のスピーカースタンドが使用されていた。
■コニシス研究所
コニシス研究所のブースでは、マークレビンソン社の製品を指向したプリアンプ「CL1」に加え、ステレオパワーアンプ「CL2」(892,500円)とプリアンプ「Tyrl1213」、パワーアンプ「Tyrl1214」(共に262,500円)を展示している。
CL2は同社のフラグシップモデル「WADC-3200」の後継機。先に発売されたCL-1とペアで使用することにより相乗効果を発揮するという。オペアンプ構成が特徴だ。外形寸法430W×86H×230Dmm、質量7.0kgと小型ながら100W/chの定格出力を持っている。
TYRシリーズはCLシリーズのコストパフォーマンスモデル。CL-2のパーツをコストパフォーマンスのよいものに替えたモデルだという。
CL-2、TYRシリーズともに、なんと言っても目を引くのは「コニシスレッド」と称される赤い筐体だ。先に発売したCL1のデザインを踏襲し、コンパクトでスタイリッシュなデザインを心がけたという。
(Phile-web編集部)
hiend2006report