公開日 2006/10/12 18:41
パイオニア、ステレオ再生に特化したSACDプレーヤー/プリメインアンプを発売
パイオニア(株)は、2チャンネル・ピュア・オーディオ製品の新モデルとして、プリメインアンプ2機種とSACDプレーヤー1機種を12月上旬より発売する。
各モデルは、IFA2006(関連記事)やA&Vフェスタ2006(関連記事)に出品されたピュア・オーディオ製品で、組み合わせるスピーカーとして、ピュアモルトスピーカー「S-PM300」や77シリーズなどを想定している。
■プリメインアンプ A-A9 135,000円(税込)
■プリメインアンプ A-A6 80,000円(税込)
それぞれ最大出力110W+110W、88W+88Wのステレオ・プリメインアンプ。電源部に無帰還型電源回路と低ESR(等価直列抵抗)コンデンサーを採用することで、レスポンスが速くスピード感のあるサウンドの再生を実現しているという。整流回路には、ノイズの少ないショットキーバリアーダイオードを採用し、大電流に対してもクイックレスポンスを可能にしている。
また、独自技術“ワイドレンジリニアサーキット”をパワーアンプ部の電圧増幅段に採用することで、広帯域にわたりフラットな出力インピーダンス特性を実現している。パワーアンプの出力段には、高域周波数特性に優れた小形トランジスタ76個を1チップ上に生成したオーディオ用パワー素子LAPT(Linear Amplified Power Transistor)を採用した。
各ブロックは、信号経路の最短化を図った「ダイレクトコンストラクション」を採用することで伝送によるひずみを抑制している。
内部構造は、「左右対称ツインモノラル構造」を採用。信号の相互干渉を抑え、ノイズの少ない再生を実現している。また、回路間の電気的干渉を遮断するため「アイソレーテッド電源ブロック」を搭載した。
上位機種A-A9は、トロイダルトランスをツインで搭載するほか、シャーシに剛性を高める新開発のリジッドアンダーベースを搭載し高音質化を図っている。またA-A9はタイプBのUSB(ver.1.1)入力端子を装備しており、パソコン上で再生した音楽ファイルを高音質で楽しむことが可能だ。さらに、MP3などの音声圧縮ファイルは、アナログ回路で構成された独自の音質補正機能「サウンドレトリバー(アナログ)」で高音質再生が可能となっている。
■SACDプレーヤー PD-D6 80,000円(税込)
CD、SACD(2ch)の再生に対応したミドルクラスのプレーヤー。上記プリメインアンプ同様に、無帰還型電源と低ESRを電源回路に採用している。
SACDのDSD信号を1チップでデコードする「ダイレクトコンストラクション」を採用することで回路規模を最小化したほか、高精度なクロック信号を実現する低ジッター水晶発振器を搭載している。
DAコンバーターは、バーブラウンの高音質192kHz/24bit D/Aコンバーターをパラレル接続(モノモード)で使用。また、独自の高音質機能「レガートリンクコンバージョンPRO」、「Hi-bit」(16bitを24bit変換)を搭載することで、CDをより自然で原音に近い音質で再現可能になっているという。
内部構造は、デジタル部とアナログ部を完全分離したクリーングランドにより、グランドノイズを除去している。
脚部にはTAOC製専用インシュレーターを搭載。ディスクドライブメカとピックアップには、自社製のローディングドライブメカを採用している。
【問い合わせ先】
パイオニア(株)
カスタマーサポートセンター
TEL/0070-800-8181-22
(Phile-web編集部)
各モデルは、IFA2006(関連記事)やA&Vフェスタ2006(関連記事)に出品されたピュア・オーディオ製品で、組み合わせるスピーカーとして、ピュアモルトスピーカー「S-PM300」や77シリーズなどを想定している。
■プリメインアンプ A-A9 135,000円(税込)
■プリメインアンプ A-A6 80,000円(税込)
それぞれ最大出力110W+110W、88W+88Wのステレオ・プリメインアンプ。電源部に無帰還型電源回路と低ESR(等価直列抵抗)コンデンサーを採用することで、レスポンスが速くスピード感のあるサウンドの再生を実現しているという。整流回路には、ノイズの少ないショットキーバリアーダイオードを採用し、大電流に対してもクイックレスポンスを可能にしている。
また、独自技術“ワイドレンジリニアサーキット”をパワーアンプ部の電圧増幅段に採用することで、広帯域にわたりフラットな出力インピーダンス特性を実現している。パワーアンプの出力段には、高域周波数特性に優れた小形トランジスタ76個を1チップ上に生成したオーディオ用パワー素子LAPT(Linear Amplified Power Transistor)を採用した。
各ブロックは、信号経路の最短化を図った「ダイレクトコンストラクション」を採用することで伝送によるひずみを抑制している。
内部構造は、「左右対称ツインモノラル構造」を採用。信号の相互干渉を抑え、ノイズの少ない再生を実現している。また、回路間の電気的干渉を遮断するため「アイソレーテッド電源ブロック」を搭載した。
上位機種A-A9は、トロイダルトランスをツインで搭載するほか、シャーシに剛性を高める新開発のリジッドアンダーベースを搭載し高音質化を図っている。またA-A9はタイプBのUSB(ver.1.1)入力端子を装備しており、パソコン上で再生した音楽ファイルを高音質で楽しむことが可能だ。さらに、MP3などの音声圧縮ファイルは、アナログ回路で構成された独自の音質補正機能「サウンドレトリバー(アナログ)」で高音質再生が可能となっている。
■SACDプレーヤー PD-D6 80,000円(税込)
CD、SACD(2ch)の再生に対応したミドルクラスのプレーヤー。上記プリメインアンプ同様に、無帰還型電源と低ESRを電源回路に採用している。
SACDのDSD信号を1チップでデコードする「ダイレクトコンストラクション」を採用することで回路規模を最小化したほか、高精度なクロック信号を実現する低ジッター水晶発振器を搭載している。
DAコンバーターは、バーブラウンの高音質192kHz/24bit D/Aコンバーターをパラレル接続(モノモード)で使用。また、独自の高音質機能「レガートリンクコンバージョンPRO」、「Hi-bit」(16bitを24bit変換)を搭載することで、CDをより自然で原音に近い音質で再現可能になっているという。
内部構造は、デジタル部とアナログ部を完全分離したクリーングランドにより、グランドノイズを除去している。
脚部にはTAOC製専用インシュレーターを搭載。ディスクドライブメカとピックアップには、自社製のローディングドライブメカを採用している。
【問い合わせ先】
パイオニア(株)
カスタマーサポートセンター
TEL/0070-800-8181-22
(Phile-web編集部)
関連リンク
- ブランドPIONEER
- 型番A-A9
- 発売日2006年12月上旬
- 価格¥135,000(税込)
【SPEC】●実用最大出力:110W+110W(4Ω、1kHz、JEITA) ●全高調波歪率:0.05%(定格出力 -3dB時、8Ω、1kHz) ●スピーカー出力端子:4Ω〜16Ω(SP1系統) ●SN比:103dB(LINE) ●入力端子:アナログ×4、PHONO×1、USB×1 ●出力端子:TAPE REC、PRE OUT、ヘッドホン ●消費電力:200W ●外形寸法:420W×113H×369Dmm ●質量:11.5kg
- ブランドPIONEER
- 型番A-A6
- 発売日2006年12月上旬
- 価格¥80,000(税込)
【SPEC】●実用最大出力:88W+88W(4Ω、1kHz、JEITA) ●全高調波歪率:0.05%(定格出力 -3dB時、8Ω、1kHz) ●スピーカー出力端子:4Ω〜16Ω(SP1系統) ●SN比:103dB(LINE) ●入力端子:アナログ×4、PHONO×1 ●出力端子:TAPE REC、ヘッドホン ●消費電力:170W ●外形寸法:420W×100H×359Dmm ●質量:10.5kg
- ブランドPIONEER
- 型番PD-D6
- 発売日2006年12月上旬
- 価格¥80,000(税込)
【SPEC】●周波数特性:SACD 4Hz〜50kHz(-3dB)、CD 4Hz〜20kHz(-1dB) ●SN比:SACD 110dB、CD 118dB ●ダイナミックレンジ:SACD 108dB、CD 99dB ●サンプリング周波数:2.8224MHz (DSD) ●アナログ出力(電圧):LR×1(RCA) ●デジタル出力端子:光×1、同軸×1(RCA) ●その他の端子:SR-IN/OUT ●消費電力:15W ●外形寸法:420W×100H×340Dmm ●質量:5.5kg