• ブランド
    特設サイト
公開日 2007/09/12 16:35

JBL、同社最小の高域ドライバーを搭載したスピーカー「S4600」を発売

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
ハーマンインターナショナルは、JBLの新スピーカー「S4600」を発売する。価格は483,000円(1本・税込)で、発売日は9月下旬から10月上旬となる見込み。

S4600

S4600のシステム構造図

本機は、14インチ径ウーファーと2インチ径コンプレッションドライバーに、JBL最小サイズの3/4インチ径コンプレッションドライバーを搭載した3ウェイスピーカー。各ユニットには同社の伝統と独自技術を盛り込んでいるという。

スクエアクル・フレームを採用した低域ユニットは、コーンの表面に独自のダンピング素材「アクアプラス」を塗布し、振動板を強化。安定感ある深い低域再生を可能にする。

中高域ユニットには、ドライバーにネオジウム・マグネットを使用した2インチ(5cm)径コンプレッション・ドライバーの最新モデル“175Nd-3”を搭載。ピュアチタン・ダイアフラムの表面にアクアプラス・ダンピングを施し、歪の少ない伸びやかな高域再生能力を獲得しているという。

超高域ユニットには、3/4インチ(1.9cm)径コンプレッションドライバー“138Nd”を搭載。エッジ一体型ピュアチタン・ダイアフラムとネオジウム・リングマグネットにより、澄み渡る超高音域再生を可能にしている。

低域ユニットの構造図

中高域ユニットの構造図

超高域ユニットの構造図


中高域と超高域ドライバーのホーンには、同社のフラグシップ機にも採用されているSonoGlassを使用し、共振を抑えた。さらに、ホーンをアッパーバッフルと一体化させて搭載することにより、キャビネットそのものの剛性も強化している。

ネットワークは、大型空芯コイルやなど厳選された高音質パーツを採用。低域用回路/中高域用回路を独立・分離配置することで、相互干渉を抑えている。

キャビネット素材には1インチ(25mm)厚MDFボードを採用し、外装はチェリー・セミグロス・フィニッシュの天然木突き板仕上げを施している。フロントバッフルは、アルミ・ヘアライン調仕上げを施した19mm厚MDF製サブバッフルによって強化されている。また、キャビネット底部はソリッド・ベースボードを重ねることでより強化し、底鳴きを抑えている。また、フットスパイクとして、高さの微調整が可能なクローム仕上げの真鍮製大型アジャスタブル・フットスパイクを装着。床面との接触面積を最小化している。

【問い合わせ先】
ハーマンインターナショナル(株)
TEL/03-3836-5660

(Phile-web編集部)

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク

製品スペックを見る
  • ブランドJBL
  • 型番S4600
  • 発売日2007年9月下旬~10月上旬
  • 価格¥483,000(1本・税込)
【SPEC】●形式:3ウェイフロア型 ●使用ユニット:LF…350mm径アクアプラス・コーティング・ピュアパルプコーン・ウーファー<LE14H-4>/HF…50mm径アクアプラス・コーティング・ピュアチタンダイアフラム・コンプレッションドライバー<175Nd-3>+38mm径スロート・バイラジアルホーン/UHF…19mm径ピュアチタンダイアフラム・コンプレッションドライバー<138Nd>+10mm径スロート・バイラジアルホーン ●ホーン指向特性:HF…水平100°×垂直40°/UHF…水平60°×垂直40° ●インピーダンス:8Ω ●許容入力:300W(RMS) ●出力音圧レベル:91dB(2.83V/1m) ●周波数特性:35Hz~40kHz(-6dB) ●クロスオーバー周波数:800Hz(-24dB/oct.LP;-12dB/oct.HP)、8kHz(-12dB/oct.LP; -24dB/oct.HP) ●外形寸法:420W×1,020H×320Dmm(スパイク、グリル含まず) ●質量:53.0kg
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 「Nintendo Switch 2」予約抽選受付スタート。4/16締切、4/24の一般予約開始日に当落を連絡
2 安くて良いオーディオ製品をオーディオ評論家4名が紹介! 『季刊・アナログ』最新87号、発売中
3 【春はステイサム】人身売買組織をぶっ潰せ!最強最速の運び屋を描くシリーズ第一弾
4 「細かい音までしっかり聴こえる!」名門カッティングスタジオ・ミキサーズラボにティアックのフォノEQが導入されたワケ
5 final、新フラグシップイヤホン「A10000」発表。ダイヤモンド振動板を搭載、4/26「春のヘッドフォン祭」で試聴可能
6 米ソニー、新フラグシップ有機ELテレビ「BRAVIA 8 II」など25年モデル3シリーズ発表
7 デノンのサウンドマスターが作るのは音質だけじゃない。山内慎一氏の仕事哲学から見える、デノンが世界で愛される理由
8 朝日木材加工、ホームシアター向けテレビラック「Adagio tuned by ADK」。全4サイズを4月発売
9 Wi-Fi上でBluetooth、クアルコム「XPAN」がついに実用化! そのメリットや今後の進化を同社が説明
10 LINN、一体型ネットワークプレーヤーのエントリーモデル「MAJIK DSM/5」。ガラスコントロールダイヤルをシリーズ初採用
4/7 10:55 更新
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー196号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.196
オーディオアクセサリー大全2025~2026
特別増刊
オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2025年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX