ラックスマン、プリアンプC-1000fの性能を継承した姉妹機「C-800f」を発売

ラックスマン（株）は、フラグシップモデル「C-1000f」（製品データベース）の性能を受け継いだフル・バランス構成のプリアンプ「C-800f」を10月より発売する。価格はC-1000fの半分の1,050,000円（税込）。

本機は、2006年12月に発売されたパワーアンプ「M-800A」（製品データベース）との組み合わせに適したプリアンプで、C-1000f同様の完全フル・バランス伝送回路構成を採用。入力にアンバランス3系統、バランス3系統、出力にアンバランス2系統、バランス2系統を用意している。

ボリューム部には、高純度な音量調節システム「LECUA1000」を重み付け(Waiting Matrix)方式でコンパクト化した、新開発の「LECUA1000-WM」を搭載。出力モードやバランス接続時の位相切替はフロントパネル上のスイッチで選択することが可能だ。また、アンバランス接続時に出力系統ごとのレベル調節が可能なバイアンプ出力モードを装備している。

電源部は、パワーアンプドライバーとしての性能を実現するため、6,600μFのブロックコンデンサーを搭載。電源ケーブルにはパワーアンプM-800Aで開発されたJPA-15000を付属している。

内部配線は、全ての回路に容量成分の発生を極小に抑えた100μm厚の金メッキピールコートPCBを採用。また、シャーシ電流によるアースインピーダンスの上昇や発生磁界の影響を隔絶する「ループレスシャーシ構造」や、微小レベルの音楽信号を不要な振動から守る「グラデーション鋳鉄製レッグ」など、筐体構造にもこだわりをみせる。さらに端子部には、銅の導電率と真鍮の硬度を併せ持った新素材カッパーアロイ製RCA入出力端子を採用している。

リモコンは、高い操作性を実現した新デザインのリモコン「RA-80」を付属する。

【問い合わせ先】
ラックスマン（株）
TEL/045-470-6991

（Phile-web編集部）