公開日 2008/10/10 19:52
<ハイエンド2008>デジタルドメイン×B&Oを実現するインターフェース/イオントゥイーター搭載SPも登場
ハイエンドショウトウキョウ2008 Hルームでは、(株)デジタルドメインとハイエンド(有)が出展している。超ハイエンド製品を取りそろえる両社だけに、ブースにはその音を聴こうと訪れる人が絶えなかった。
■デジタルドメイン
B&O「Beoシステム」と接続可能な“B&Oインターフェース”が発売
デジタルドメインのブースでは、10月より発売される同社のDCアンプ「B-1a」をはじめ、同社が代理店契約を結んでいる仏カバッセ社のスピーカー「Karissima」「La Sphere」などを展示試聴している。
さて、その中でも目を惹いたのが“B&Oインターフェイス”「B-PL3」だ。Hルームに入ると目の前に飛び込んでくるBeoSound9000に、「なぜここにこれが?」と思ったのだが、デジタルドメインのアンプとBeoSoundを連携して使用できる新製品とのこと。この「B-PL3」、B-1aのリアパネルに取り付け、B&O製品のインターフェースであるDIN8ピンケーブルを接続できるようにするもの。価格は84,000円(税込)。「B-1a」とセットの価格は1,134,000円(税込)。本日より受注受付を開始する。
「B-PL3」の取り付けによって、B&O製品のリモコンでB-1aの操作ができるようになる。なおこのボードはユニバーサル仕様のため、特注でB&O以外のメーカー製品とも連結・操作できるインターフェースも提供できるとのこと。ご希望の方はデジタルドメイン社までご連絡されたい。
また、DIN8ケーブルも、導体に単結晶純銀を使用し音質向上を図った「R-3s」を発売。価格はロングモデル(3m)が157,500円(税込)、ショートモデル(40cm)が31,500円(税込)となる。
さらに、DAコンバーター「D-1a」「D-1b」に、MSB Technology社製のアッテネーターボードがオプションとして用意されることが明らかになった。価格は未定。
同社西社長は「デフォルトのデジタルボリュームは調節しやすいが、音にやや満足できない。アナログボリュームは音には満足できるが操作音が気になる。ならばデジタル/アナログ両方搭載して、切り換えればいいと考えた」と語る。
このボードを搭載することで、デジタルで音量調整をした2秒後にアナログアッテネーターに切り替え、DACの性能を極限まで引き出すことができるという。なおDAコンバーター「D-1a」「D-1b」は2008年度グッドデザイン賞を受賞した。
■ハイエンド
ユニークかつ高性能なHiFiブランドが多数登場
(株)タイムロードの社長を務めたヘンリー・ディエン氏が2003年に設立したのが(有)ハイエンドだ。これまで国内外のオーディオ製品の修理やメンテナンスなどをおこなってきたが、2年ほど前から代理店業務を開始。現在「STEALTH」「Grimm Audio」「Lansche Audio」「GTE」「EMM Labs」を取り扱っている。
同社のブースでひときわ目立っているのが、独Lansche Audio(ランシェ・オーディオ)のスピーカー「No.4.1」(税込5,591,500円)「No.5」(予価400〜500万円)だ。両機はトゥイーターに8cmのイオン・プラズマ・ドライバーユニットを採用しているのが特徴。さらにNo.4.1はアンプを内蔵したアクティブ型で、側面に2基のウーファーを搭載している。
そのほかにも、新製品が続々と紹介された。今年9月から取扱を開始したEMM Labsからは、SACDトランスポート「TSD1」(税込1,554,000円)とDAコンバーター「DAC2」(税込1,344,000円)を出展。「TSD1」独自のアップサンプラー「MDATアルゴリズム」を内蔵し、音楽信号のもつトランジェント特性を失なうことなくデジタル信号処理することができるという。また、メカニズムにはオーストリアStream Unlimited社のものを採用している。「DAC2」はPLL回路ではなく、入力信号と信号処理を非同期で行える、独自の「MFAST回路」を搭載。音源側のジッターやフェーズ、タイミングエラーの影響を受けないほか、ジッターを完全除去することができるという。
Grimm Audioからは、今年3月より発売しているクロックジェネレーター「CCI」(税込50,4000円)を披露。フロントに木材を使用した特徴的な筐体を採用している本機は、非常に高度な同期を行うことができ、音楽の店舗間や音程の安定感などの繊細な部分の表現を可能にするという。
(Phile-web編集部)
■デジタルドメイン
B&O「Beoシステム」と接続可能な“B&Oインターフェース”が発売
デジタルドメインのブースでは、10月より発売される同社のDCアンプ「B-1a」をはじめ、同社が代理店契約を結んでいる仏カバッセ社のスピーカー「Karissima」「La Sphere」などを展示試聴している。
さて、その中でも目を惹いたのが“B&Oインターフェイス”「B-PL3」だ。Hルームに入ると目の前に飛び込んでくるBeoSound9000に、「なぜここにこれが?」と思ったのだが、デジタルドメインのアンプとBeoSoundを連携して使用できる新製品とのこと。この「B-PL3」、B-1aのリアパネルに取り付け、B&O製品のインターフェースであるDIN8ピンケーブルを接続できるようにするもの。価格は84,000円(税込)。「B-1a」とセットの価格は1,134,000円(税込)。本日より受注受付を開始する。
「B-PL3」の取り付けによって、B&O製品のリモコンでB-1aの操作ができるようになる。なおこのボードはユニバーサル仕様のため、特注でB&O以外のメーカー製品とも連結・操作できるインターフェースも提供できるとのこと。ご希望の方はデジタルドメイン社までご連絡されたい。
また、DIN8ケーブルも、導体に単結晶純銀を使用し音質向上を図った「R-3s」を発売。価格はロングモデル(3m)が157,500円(税込)、ショートモデル(40cm)が31,500円(税込)となる。
さらに、DAコンバーター「D-1a」「D-1b」に、MSB Technology社製のアッテネーターボードがオプションとして用意されることが明らかになった。価格は未定。
同社西社長は「デフォルトのデジタルボリュームは調節しやすいが、音にやや満足できない。アナログボリュームは音には満足できるが操作音が気になる。ならばデジタル/アナログ両方搭載して、切り換えればいいと考えた」と語る。
このボードを搭載することで、デジタルで音量調整をした2秒後にアナログアッテネーターに切り替え、DACの性能を極限まで引き出すことができるという。なおDAコンバーター「D-1a」「D-1b」は2008年度グッドデザイン賞を受賞した。
■ハイエンド
ユニークかつ高性能なHiFiブランドが多数登場
(株)タイムロードの社長を務めたヘンリー・ディエン氏が2003年に設立したのが(有)ハイエンドだ。これまで国内外のオーディオ製品の修理やメンテナンスなどをおこなってきたが、2年ほど前から代理店業務を開始。現在「STEALTH」「Grimm Audio」「Lansche Audio」「GTE」「EMM Labs」を取り扱っている。
同社のブースでひときわ目立っているのが、独Lansche Audio(ランシェ・オーディオ)のスピーカー「No.4.1」(税込5,591,500円)「No.5」(予価400〜500万円)だ。両機はトゥイーターに8cmのイオン・プラズマ・ドライバーユニットを採用しているのが特徴。さらにNo.4.1はアンプを内蔵したアクティブ型で、側面に2基のウーファーを搭載している。
そのほかにも、新製品が続々と紹介された。今年9月から取扱を開始したEMM Labsからは、SACDトランスポート「TSD1」(税込1,554,000円)とDAコンバーター「DAC2」(税込1,344,000円)を出展。「TSD1」独自のアップサンプラー「MDATアルゴリズム」を内蔵し、音楽信号のもつトランジェント特性を失なうことなくデジタル信号処理することができるという。また、メカニズムにはオーストリアStream Unlimited社のものを採用している。「DAC2」はPLL回路ではなく、入力信号と信号処理を非同期で行える、独自の「MFAST回路」を搭載。音源側のジッターやフェーズ、タイミングエラーの影響を受けないほか、ジッターを完全除去することができるという。
Grimm Audioからは、今年3月より発売しているクロックジェネレーター「CCI」(税込50,4000円)を披露。フロントに木材を使用した特徴的な筐体を採用している本機は、非常に高度な同期を行うことができ、音楽の店舗間や音程の安定感などの繊細な部分の表現を可能にするという。
(Phile-web編集部)